甘いお酒でうがい

川嶋佳子(シソンヌじろう) (著)
出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2015/12/18)
発売日 ‏ : ‎ 2015/12/18
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 224ページ

シソンヌじろう初の日記小説

この日記の書き手である「川嶋佳子」とは、シソンヌのじろうがコントで長年演じている40代独身女性。
「芸人が最もライブを見に行くコンビ」と称され、じろうと長谷川忍の卓越した演技力で知られるシソンヌは、2014年『キングオブコント』優勝者。ネタ作成を担当するじろうは「稀代のコント職人」として各界から注目を集めており、俳優としても活躍中です。人間の日常と悲哀を題材にしたシソンヌのコントの代表的登場人物の一人が「川嶋佳子」。平凡な中年女性が517日間コツコツと綴った日記から漂うのは、誰でも覚えのある人生の物悲しさ。そして、その悲しさを「乗り越える」のではなく「付き合っていく」姿が、人生の小さなヒントを示しています。

<シソンヌじろう「あとがき」より>
コントのキャラクターであったはずの「川嶋佳子」は徐々に僕の精神と肉体を侵略し僕の体を利用して「川嶋佳子」でいようとしているような気さえする。
「川嶋佳子」のコントをやった日はひげが伸びないのである。

「川嶋佳子」はとにかくついていない。しかし彼女は自分の不運を客観的に見て、自分に舞い降りる不幸に意味を持たせることで日常を楽しんで生きている。その姿勢こそが僕がテーマに掲げていることであり、この日記に触れた方に伝えたいことなのである。
些細なことにいらいらして何になる。声を荒げて何になる。起きてしまったことはもうどうにもならないのだ。それが死という人生最大の悲しみであったとしても、それを引きずって何になる。ポジティブになりなさい、などとは言わない。しかしネガティブな自分を客観視し、ほんとついてないなぁ~、こんなに不幸が続くものかしらね~、と自分を嘲笑することはできると思う。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シソンヌじろう
1978年7月14日生まれ、青森県弘前市出身。2005年、吉本総合芸能学院東京校(東京NSC)に11期生として入学。2006年、お笑いコンビ「シソンヌ」を同期の長谷川忍と結成。ネタ作成と、主にボケを担当。劇場公演のほかテレビ、ラジオで活躍中。第34‐35回「ABCお笑いグランプリ」決勝進出、2014年「キングオブコント」優勝。広島ホームテレビ「ぶちぶちシソンヌ」レギュラーのほか、ドラマ・映画に出演するなど俳優としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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