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  • 増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる 答えを急がず立ち止まる力

    ¥1,320

    著者・作者名:谷川嘉浩、朱喜哲、杉谷和哉 本の内容:すぐに答えが出ない事態や、どうにも対処できない状況に耐えうる能力「ネガティヴ・ケイパビリティ」。効率性やタイパ(タイムパフォーマンス)を求められ、饒舌に分かりやすい答えを急かされる現代において、あえて言い淀み、立ち止まることの価値を、俊英の気鋭学者3名が哲学・倫理・社会の多角的な視点から問い直す。単行本版に約4万字の増補を加え、三宅香帆による解説「饒舌な時代に、それでも言い淀む瞬間」を収録した決定版。 著者について:谷川嘉浩(京都大学准教授、哲学者、著書に『スマホ時代の哲学』など)、朱喜哲(大阪大学特任准教授、哲学者、プラグマティズム研究)、杉谷和哉(岩手県立大学専任講師、政治学者、公共政策論)。現代の人文書界を牽引する俊英3名。 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 発売日 ‏ : ‎ 2026年3月10日(ちくま文庫版) ページ数 ‏ : 352ページ 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.5 x 14.8 cm 本のジャンル:文庫・人文書・哲学・思想

  • 批判的日常美学について――来たるべき「ふつうの暮らし」を求めて

    ¥1,980

    著者・作者名:難波 優輝 本の内容:「丁寧な暮らし」という呪縛や、市場・消費社会に最適化された日常のルールから離れ、自分たちの手に「ありうべきふつうの暮らし」を取り戻すための哲学的考察。料理、労働、ファッション、性愛など、日々のなかの具体的な営みを「日常美学」の視点から問い直し、他者や世界、そして自分自身をより自由に愛せるようになるための新しいライフスタイル論です。 著者について:批評家、哲学者。美学や現代思想、ポピュラーカルチャーの批評を中心に活動。日常のなかに潜む美的な価値や政治性、倫理性を鋭く分析する論考で注目を集めています。 出版社 ‏ : ‎ 晶文社 発売日 ‏ : ‎ 2024年4月24日 ページ数 ‏ : 252ページ 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.8 x 18.8 cm(四六判変型) 本のジャンル:人文・思想/哲学・思想/ライフスタイル

  • ノマドという生き方――旅暮らしの人類学

    ¥2,200

    ・著者・作者名:左地 亮子 ・本の内容:キャンピングトレーラーで旅暮らしをするフランスのジプシー・マヌーシュを対象とした、20年にわたるフィールドワークに基づく人類学的論考。ひとつの土地に縛られず、移動しながら複数の場所に居場所を育てていく彼らのしなやかな生存戦略や人間関係の知恵を紐解き、「定住こそが常識」という現代社会のあり方を静かに問い直す一冊です。 ・著者について:東洋大学社会学部教授。博士(学術)。専門は文化人類学、ヨーロッパ研究。移動生活者やマイノリティの暮らし、移動の文化についての研究を行っています。 ・出版社 ‏ : ‎ 世界思想社 ・発売日 ‏ : ‎ 2026年6月10日 ・ページ数 ‏ : 190ページ ・寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.4 x 18.6 cm ・本のジャンル:社会・政治/文化人類学・民族学

  • ケアを学ぶ人のために

    ¥2,750

    西村 ユミ (編集), 熊谷 晋一郎 (編集) 弱さに向きあい、弱さに学ぶ 育児や介護から医療や福祉まで、少子高齢化を背景に広がるケアの議論。非対称な関係のなかで信頼を構築する方法とは? 誰もが責任を担い誰もが依存できる社会とは? 現場のリアルを最重要の論点で整理した入門書。 ◎目次 はじめに Ⅰ部 人間の根源としてのケア──ケアの基本1 1章 ケアとは何か(宮坂道夫) 2章 弱さへの応答(西村ユミ) 3章 トータル・ケア(榊原哲也) 4章 自己決定と自立(熊谷晋一郎) Ⅱ部 共存の場としてのケア──ケアの基本2 5章 身体との接触(伊藤亜紗) 6章 日常と場(三井さよ) 7章 孤立と気づき(村上靖彦)  8章 ケアの倫理とケアリング・デモクラシー(冨岡薫・相馬直子) 9章 共感の代償(武井麻子) 10章 当事者の連帯とピアサポート(永森志織) TALK BACK 私は「ケア」が苦手です(油田優衣) Ⅲ部 多様な人々と創造するケア──ケアの実践・研究1 11章 子どもの生きづらさからケアを考える(大塚類) 12章 インクルーシブ保育を実践する(東村知子) 13章 共に在る場所をつくる(山田あすか) 14章 患者の選択から距離をとる(田口陽子) 15章 高齢者の未来をひらく(井口高志) Ⅳ部 社会を変革するケア──ケアの実践・研究2 16章 料理から社会を問う(阿古真理) 17章 弱者の物語をひも解く(小川公代) 18章 ケアから市民像を再考する(池田弘乃) 19章 ケアと自然・コミュニティをつなぐ(広井良典) 参照文献/索引 ◎はじめにより  子どもや高齢者、障害者など、一部の人々だけがケアを必要としているとみなされがちだが、実際は、すべての人々が膨大な人やモノからケアを受け取っている。ケアなしに生きていくことはできないのだ。そこから、ケアは相互に依存しあうことで成り立っているこの社会の前提条件であることが見えてくる。したがってケアは、万人が等しくそれを担う責任とそれを受け取る権利を分けもつべきものである。  しかし現実には、一部の人にケアの責任が集中したり、一部の人が十分なケアを受け取れていなかったりする状況がある。介護や育児などのケアを誰が担うかという課題や、生きづらい思いをしている人たち、病いや障害をもった人々、多様な状態にある人々との共生という課題が顕在化するのはそれゆえである。  ケアが万人に等しく担われ、また受け取られる権利となる基盤をつくるには、ケアする者/される者という二元論にもとづいたケア観を、別様に転換する必要がある。いわばケアのパラダイムチェンジである。それには、ケアを根本から問いなおす議論が必要になるだろう。 著者について 西村 ユミ(にしむら ゆみ) 東京都立大学健康福祉学部/人間健康科学研究科教授。 専門は看護学、現象学的研究。 著書に『語りかける身体──看護ケアの現象学』(講談社学術文庫、2018年)、『交流する身体──〈病い〉と〈ケア〉の現象学』(講談社学術文庫、2025年)、『看護実践の語り──言葉にならない営みを言葉にする』(新曜社、2016年)など。 熊谷 晋一郎(くまがや しんいちろう) 東京大学先端科学技術研究センター教授。 専門は当事者研究、小児科学。 著書に『当事者研究──等身大の〈わたし〉の発見と回復』(岩波書店、2020年)、『リハビリの夜』(医学書院、2009年)、『発達障害当事者研究──ゆっくりていねいにつながりたい』(共著、医学書院、2008年)など。 出版社 ‏ : ‎ 世界思想社 発売日 ‏ : ‎ 2026/4/3 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 272ページ 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.6 x 18.6 cm

  • 断片的なものの社会学

    ¥1,716

    岸 政彦 (著) どんな人でもいろいろな「語り」をその内側に持っていて、その平凡さや普通さ、その「何事もなさ」に触れるだけで、胸をかきむしられるような気持ちになる。 梅田の繁華街ですれちがう厖大な数の人びとが、それぞれに「何事もない、普通の」物語を生きている。 小石も、ブログも、犬の死も、すぐに私の解釈や理解をすり抜けてしまう。それらはただそこにある。[…] 社会学者としては失格かもしれないが、いつかそうした「分析できないもの」ばかりを集めた本を書きたいと思っていた。(本文より) 路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ…人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。社会学者が実際に出会った「解釈できない出来事」をめぐるエッセイ。 著者について 岸政彦(きし・まさひこ) 1967 年生まれ。社会学者。大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。龍谷大学社会学部教員。研究テーマは沖縄、被差別部落、生活史。 著書に『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013 年)、『街の人生』(勁草書房、2014 年)など。 出版社 ‏ : ‎ 朝日出版社 発売日 ‏ : ‎ 2015/5/30 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 244ページ

  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

    ¥1,760

    東畑 開人 (著) 家庭で、職場で、ふだん当たり前にしているケアが難しくなった時の道しるべ ―― こころのケアははじめるものではなくて、はじまってしまうものである。 つまり、自主的に、計画的に、よく考えて契約書にサインしてから開始するものではなく、受け身的に、期せずして、否が応でも巻き込まれてしまうものです。 よく晴れた休日に散歩に出かけたら、突然大雨が降ってくるようなものです。 そういうとき、僕らは当初の予定を変更して、とにもかくにも雨宿りをできる場所を探したり、傘を買ったりしなければいけなくなります。 同じように、ある日突然、身近な人の具合が悪くなる。 子どもが学校に行けなくなる。パートナーが夜眠れなくなる。老いた親が離婚すると言い出す。部下が会社に来なくなる。あるいは、友人から「もう死んでしまいたい」と連絡が来る。 突如として、暗雲が立ち込める。 どうしてそうなったのか、なにをすればいいのか、これからどうなるのか、全然わからない。 でも、雨が降っていて、彼らのこころがびしょ濡れになっていることだけはわかります。 そのとき、あなたは急遽予定を変更せざるをえません。とにもかくにも、なんらかのこころのケアをはじめなくちゃいけなくなる。 傍にいるのがあなただったからです。その人があなたの大事な人であったからです。 ある日突然、あなたは身近な人に巻き込まれて、雨の中を一緒に歩むことになってしまう。 こういうことがどんな人の身の上にも起こります。 人生には、こころのケアがはじまってしまうときがある。 ですから、突然の雨に降られている方々に向けて、あるいは長雨の中で日々を過ごしておられる方々のために、心理学の授業をしてみようと思います。 雨が降ったら、傘を差すように、こころのケアがはじまったら、心理学が役に立つと思うからです。 ――(まえがきより) 著者について ●東畑 開人:1983年東京都生まれ。臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、白金高輪カウンセリングルーム主宰。専門は臨床心理学、精神分析、医療人類学。著書に『聞く技術 聞いてもらう技術』(ちくま新書)、『ふつうの相談』(金剛出版)など。 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA 発売日 ‏ : ‎ 2024/9/2 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 352ページ 寸法 ‏ : ‎ 12.9 x 2 x 18.8 cm

  • 新装版 子どもの頃から哲学者

    ¥1,870

    苫野一徳 (著) 生きづらさを乗り越える、体験型哲学入門書 哲学者・苫野一徳が実際に体験した“生きづらさ”を哲学で解説するエンタメ哲学エッセイ。
「愛されたい」「認められたい」「わかってもらいたい」――そんな承認欲求が引き起こす“大モンダイ”を、哲学の力で鮮やかに読み解いていきます。 「分かってほしい」をこじらせ哲学デビュー 学校では居場所がなく、人とうまく関われなかった少年が、早稲田大学で“人類愛教の教祖さま”としてお布施生活を送るまでに。
絶望と爆笑が交錯する、“エンタメ哲学”です。 「ニーチェはまあまあイイ線いってるな」と上から目線で語っていた苫野青年が本当の哲学に出会い、世界が終わる瞬間を体験します。 本書は、子どものころから孤独を抱えた著者が“本当の哲学者”になるまでの思索と再生の物語。
「なぜ人は分かり合えないのか」「なぜ人は中二病に陥るのか」「なぜ人はルサンチマンに囚われるのか」――
そんな問いを、苦悩とユーモアのあいだで掘り下げながら進んでいきます。 登場するのは、哲学史のレジェンドたち 絶望の達人キルケゴール、人間を知りすぎたヘーゲル、人でなしの天才ルソー、ルサンチマンの鬼ニーチェ、理性の精密機械カント。
彼らの思想とともに、苫野自身の“絶望からの脱出”が描かれます。 哲学を“考えること”ではなく、“生きること”として体験できる、笑って泣けるエンタメ哲学入門。
分かり合えない世界で、それでも自由に生きるためのヒントがここにあります。 他者との距離を抱えながらも、自分らしく生きるための「哲学の使い方」。
絶望すらも笑いに変える、そんな思考のレッスンです。 目次 プロローグ−−「分かり合えない」から始まった哲学  「スーパーマリオなんかやらない」  便所飯のパイオニア  哲学の“イケてる”答え 第一章 教祖さまになる 承認欲望:ヘーゲル  人類は絶対的に愛し合っている!  哲学の大テーマ「承認欲望」  特大ウツの訪れ 第二章 哲学にぶっとばされる 真理とは:デカルト、カント、フッサール 哲学かぶれの独りよがり  絶対の「真理」なんてない!!  すべては疑えるーーただし“わたし”以外  「人類愛」崩壊 第3章 苫野発狂 至福:プラトン、ニーチェ、バタイユ  イエス・キリスト、なんてファンキーな奴!  独りよがりの正義とルサンチマン  苫野発狂  生まれて初めて口答え 第4章 哲学の女神降臨  絶望と希望:キルケゴール、ルソー  「今から死ぬわ」  絶望の達人キルケゴール  天才ルソーは人でなし 第5章 絶望からの脱出ゲーム 相互了解と相互承認:哲学者のリレー  あきらめた時、前に進める  思いつきは、しょせん思いつき  絶望の末の残りカス 第6章 自由に生きるには 欲望と承認:ふたたびヘーゲル  哲学を役立てる  自由に生きる エピローグ−−苦悩先輩と呼ばれて 一徳くんは面白くなくなった。 著者について 苫野一徳 (とまのいっとく) 哲学者・教育学者。熊本大学大学院教育学研究科准教授。2児の父。 早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。 経済産業省「産業構造審議会」委員、熊本市教育委員のほか、全国の多くの自治体・学校等のアドバイザーを歴任。 主な著書に、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)『勉強するのは何のため?』(日本評論社)『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)『教育の力』(講談社現代新書)『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)『「自由」はいかに可能か』(NHKブックス)『「学校」をつくり直す』(河出新書)『ほんとうの道徳』(トランスビュー)『愛』(講談社現代新書)『NHK100分de名著 苫野一徳特別授業 ルソー「社会契約論」』(NHK出版)『未来のきみを変える読書術』(ちくまQブックス)『学問としての教育学』(日本評論社)『『エミール』を読む』(岩波書店)など。 出版社 ‏ : ‎ 大和書房 発売日 ‏ : ‎ 2026/1/24 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 240ページ 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 13 x 1.6 cm

  • 言葉と出来事

    ¥2,860

    著者・作者名:阿部 大樹 本の内容: 精神科医であり、優れた翻訳家・エッセイストとしても活躍する著者による、待望の単著論考・エッセイ集。 日々の臨床のなかで出会う患者たちの言葉、文学や映画のなかに現れる表現、そして社会のなかで起きる様々な出来事。それらがどのように交錯し、人間の心や回復のプロセスに影響を与えるのかを、独自の深い洞察力と静謐で美しい文体で描き出しています。記号化できない生身の「言葉」と、そこに宿る精神のダイナミズムに迫る一冊です。 著者について: 阿部 大樹(アベ ダイキ) 1989年、新潟県生まれ。精神科医、翻訳家。自治医科大学医学部卒業。精神医療の現場に携わるかたわら、文芸誌やウェブメディアでの執筆、海外の精神医学・哲学関連の翻訳を精力的に手掛けています。訳書にリチャード・ラザ(著)『精神医学における倫理』、共訳書に監修を務めたH・S・サリヴァン『精神医学の面接技術』などがあります。 出版社:作品社 発売日:2026/5/28 ページ数:256ページ 寸法:19.4 x 13.5 x 2.0 cm

  • 自分探しの倫理学

    ¥2,090

    著者・作者名:山内 志朗 本の内容: 自分とは何か、どう生きるべきかという普遍的な問いに対して、倫理学や哲学の視点から深く、かつ軽妙にアプローチした論考・エッセイ集。「自分探し」という現代的な迷いに対し、中世哲学や倫理学の知恵を援用しながら、凝り固まった思考をほぐし、生き方の視野を広げてくれる一冊です。 著者について: 山内 志朗(ヤマウチ シロウ) 1957年、山形県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学文学部教授などを経て、現在は同大学名誉教授。専門は中世哲学・倫理学。難解と思われがちな哲学や倫理を、日常の言葉やユーモアを交えて分かりやすく解き明かす語り口に定評がある。著書に『普遍論争』『存在のキけい譜』『ぎりぎり合格への論文マニュアル』など多数。 出版社:国書刊行会 発売日:2024/11/21 ページ数:272ページ 寸法:19.4 x 13.6 x 2.2 cm

  • 感情労働の未来: 脳はなぜ他者の“見えない心”を推しはかるのか?

    ¥2,090

    恩蔵 絢子 (著) AI時代、人間の最大の能力は感情になる! 自分の感情を抑圧し、“他者にあわせる“ストレスフルな労働の時代から 集団的知性を目指して、“他者を理解する“ 新しい未来へ—— 「N H Kスペシャル」ほかで話題の脳科学者が、人間の可能性に迫る! 介護職・看護職・サービス業の人も必読! この本では脳科学から感情労働を見直していく。そして現代に特有の感情労働についても分析してみたい。私たちはインターネットやS N Sの登場でリアルではつながりのない人とつながれるようになった。さまざまな人の感じ方や意見や態度にさらされて、自分の感情の使い方はどんな影響を受けているのだろうか? さらに人工知能とも比較して、人間とはどのような存在なのか改めて考えてみよう。きっと私たちの価値は感情にあることがわかってくるだろう。 【目次】 はじめに 感情労働に疲れきった人たちへ 1 感情を脳科学から考える 感情とは何か? 感情が動いた出来事は、鮮やかに覚えている 初めてのことには、脳の全てが本気になる 感情の二つの経路 意思決定は感情が行う 道徳的判断は、理性ではなく感情が司る? 感情は頼れる一つの生き物 2 感情労働のはじまり 感情が商品になる時 金の取り立ても感情労働 表層演技と深層演技 感情の抑制と認知的再評価 脳は無意識のうちに他者に合わせる? 感情労働と感情作業は、同じ脳活動 3 脳はどのようにして人の心を理解するのか? 人の気持ちを考えて、自分の感情を表出する AIは感情労働が苦手? AIエフェクトと言語 感情労働の能力が高い人がいるチームは、成果をあげる 集団的知性――トランザクティブ・メモリー(交換記憶) 集団的知性を築く――インストルメンタル・コンバージェンス(道具的目標収束) 「共感する」だけでは、人を理解できない 「好き」を扱う脳の回路と「欲しい」を扱う脳の回路 4 脳の進化と感情労働 脳は、外套をかけるための釘? 脳は、意識にのぼらせる情報を極力絞り込んでいる アテンション・エコノミー 人間の脳の中で最後に発達する、人の心を理解する「社会脳」 言語だけで人の心は理解できる? 人間の脳の大きさは、人付き合いのために進化した ChatGPTは、他者の心を推測できる? 人間の言語は、身体の感覚情報から生まれる 大規模言語モデルと人間 5 SNSは、感情労働の最前線? 見えにくい心を見えるように「加工する」 SNSの脳への影響 思春期は、脳の成長の過渡期 大人とSNS 噓に投資する脳 脳は、現実とフィクションをどのように区別するか? ヴァーチャル――噓・本当を超えて、私たちに作用するもの なぜ脳は、フィクションを必要とするか? モノ化する自己 日本人は他者を「助けない」 6 未来の感情労働 あなたは感情的知性が高い?――33の自己チェック 感情の欠点 大脳新皮質が感情の手入れをする 「気づき」が最も重要 感情的知性を、自分にも発揮する 自分の無意識の一部を把握できると、人は幸福になる 感情表現と認知的柔軟性を高める IQからEQへ おわりに 感情労働の豊かな可能性 あとがき 著者について 恩蔵 絢子 1979 年、神奈川県生まれ。脳科学者。現在、東京大学大学院総合文化研究科特任研究員。著書に『脳科学者の母が、認知症になる』『認知症介護のリアル』(共著)など。NHK スペシャルで、大きな反響を呼んだ 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 発売日 ‏ : ‎ 2025/10/17 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 244ページ 寸法 ‏ : ‎ 13.1 x 1.7 x 19.1 cm

  • ゲは言語学のゲ

    ¥2,090

    吉岡 乾 (著) 世界には約7000の言語があり、その半分以上が文字のない言語である。そんな「無文字言語」をパキスタン山奥の現地に赴き調査する『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』著者が贈る傑作エッセイ! 感謝をことばで伝えるのはヒト特有の行動である。けれどもそれは、言語がヒト特有のものであるからであって、ありとあらゆる言語文化で感謝を言語化して伝えるという意味ではない。(中略)謝辞も含め、挨拶ことばは、得体の知れない余所者が異言語話者集団の中へぬるりと滑り込んで行くための潤滑油的な働きもする。それは確かだと思う。しかし、その用法も随所で一律というわけではない。どういう場面で用い、どういう場面で用いないのかという匙加減は、語学書に示し切れるほどシンプルなものから、もっと複雑怪奇で一概に説明できないものまである筈だ。(本書より) 目次 1 のっけからお金の話で下世話ですが 2 浮く感謝癖 3 妃のピンとした突起 4 船長は5周目の17歳ですよ、兄弟 5 扱いづらいことばの半人前 6 日本語じゃない報道から言語を彷徨う 7 嘘吐きはヒトの始まり 8 ソシられやすい女たち 9 花は他の名でも同じく香れど 10 おでんが過ぎる生活のすゝめ 11 北の北、外は外 12 癒着する言語と文字 13 右目と左目の年齢 14 逆さは逆さの逆さ 15 生殺与奪はユポ紙の上に 16 内から起こるか外から及ぶか 17 彼らを鬼とは呼ばせない 18 似て非なれど エピローグ クは言語学のク 著者について 国立民族学博物館准教授、総合研究大学院大学准教授。専門は記述言語学。博士(学術)。1979年12月、千葉県船橋市生まれ。2012年9月、東京外国語大学にて学位取得。2014年より現職。大学院進学を機にブルシャスキー語の研究を開始、その後パキスタン北西部からインド北西部に亙って、いくつかの言語を調査している。著書に『なくなりそうな世界のことば』『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』『フィールド言語学者、巣ごもる。』(いずれも創元社)が、共編著に『しゃべるヒト―ことばの不思議を科学する―』(文理閣)がある。 出版社 ‏ : ‎ 講談社 発売日 ‏ : ‎ 2026/1/29 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 256ページ 寸法 ‏ : ‎ 13.1 x 1.9 x 18.8 cm

  • 神社のどうぶつ図鑑

    ¥1,760

    SOLD OUT

    茂木 貞純 (監修) 神社の動物に隠された秘密とは? 動物がもたらすご利益とは! ? 神社を訪れると、狛犬やキツネなど様々な動物の像を見ることができます。 「どうして動物がいるのか?」 不思議に感じている人も多いことでしょう。 これらの動物は神に仕えるものと考えられ、神使あるいは眷属(けんぞく)といわれています。 姿を現さない神々の代わりに、ゆかりのある動物が神の意志を人々に伝えると考えられてきたのでした。 本書は神使として祀られている54種類の動物の由来やご利益、動物を大切に崇めている日本全国約162の神社を紹介しています。 その動物たちは様々。 そして動物たちに込められている願いも様々。 諸願成就、商売繁盛、金運向上、盗難・火難除け、魔除け、厄難消滅、安産・子育て、縁結び、祈雨・止雨、病気平癒、交通安全、天下泰平、延命長寿、開運・招福……etc. 身近な神社に意外な動物が祀られていることに驚くはずです! 【 第一章 陸の生き物 】 キツネ / サル / ウシ / シカ / ウマ / イノシシ / オオカミ / ネズミ / トラ/ウサギ / ヒツジ / タヌキ / ネコ / ゾウ / リス / クマ / イヌ / 獅子 / ヘビ / ムカデ 【 第二章 水辺の生き物 】 ウミヘビ / カメ / ウナギ / タイ / ナマズ / カエル / コイ / サケ / タコ / マグロ / カニ 【 第三章 空の生き物 】 ニワトリ / カラス / ハト / ウソ / トビ / ウ / キジ / フクロウ / ライチョウ / タカ / ハクチョウ / シラサギ / ツル / ワシ 【 第四章 霊的な生き物 】 狛犬 / 四神 / 鳳凰 / 河童 / 龍 / 鬼 / 天狗 / 鵺 / シーサー …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… (「まえがき」より) 猛威を振るう自然、豊かな恵みをもたらす自然、どちらも真実でその自然と日本人は共存してきた。 春に豊作を祈り、秋に豊作に感謝する祭りを続けて来た。 そして豊作の喜びは、楽しい祭礼の中に生きていた。しかし、台風や地震は一晩で豊作を無にしてしまう。 昔の人々の祈りの深さがどれほどのものであったか、想像もつかない。 かすかな兆候にも心を動かしたに違いない。小動物たちは物言わぬ自然と人との間を取り持つ役割を持ったのかもしれない。 『神社のどうぶつ図鑑』をひもとき多数の動物・霊獣の由来を知り、自然と共存してきた先祖の知恵にも学んでほしい。 そして、物言わぬ神々の声に耳を澄まして欲しい。 著者について 監修・茂木貞純(もてぎ・さだすみ) 埼玉県熊谷市生まれ。昭和49年、國學院大學文学部神道学科卒業。昭和55年、同大学院博士課程神道学専攻修了。 現在、國學院大學神道文化学部教授、神道宗教学会理事、日本マナー・プロトコール協会理事、熊谷市古宮神社宮司。 主な著書に『日本語と神道』(講談社)、『神道と祭りの伝統』(神社新報社)、『知識ゼロからの伊勢神宮入門』(幻冬舎)などがある。 出版社 ‏ : ‎ 二見書房 発売日 ‏ : ‎ 2018/10/26 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 144ページ 寸法 ‏ : ‎ 15 x 1.5 x 21 cm

  • お寺のどうぶつ図鑑

    ¥1,760

    今井 浄圓 (監修) お寺に祀られている動物に隠された秘密とは? 動物がもたらすご利益やその歴史を解説! お寺の境内やお堂の中にはイヌ、ネコ、ウサギ、ゾウなど様々な動物が鎮座しています。 なかにはムカデ、カニ、クジラ、サバ、クマ、タコ、ハマグリなど意外な動物たちも見られます。 「どうして動物がいるのか?」 不思議に感じる人も多いことでしょう。 仏教は古代インドで誕生して以来、動物にかかわるエピソードがとても多いです。 お釈迦様は成仏をなしとげるまで人間のみならず動物としても無数の生死をくりかえしました。 仏像は動物に乗っていたり、カブトに動物をあしらっているものが多く見られます。 涅槃図や寺社縁起にも数多くの動物が登場します。 本書はお寺に祀られている60種類の動物の由来やご利益、動物を大切に崇めている日本全国約170のお寺を紹介しています。 動物の種類も、動物たちに込められている願いもさまざま。 商売繁盛、開運、招福、金運向上、疫病除け、無病息災、勝負運向上、知恵授け、盗難・火難除け、魔除け、厄災消除、安産・子授け、縁結び、雨乞い、地震除け、病気平癒、交通安全、延命長寿、五穀豊穣……etc. 本書を読めば身近なお寺に意外な動物が祀られていることに驚くはずです! 参詣がより楽しくなる一冊です。 【 第壱章 陸の生き物 】 ネコ イヌ ネズミ ウシ トラ ウサギ ウマ ヒツジ サル イノシシ キツネ タヌキ シカ ゾウ 獅子 ムカデ 水牛 リス タマムシ クマ 【 第弐章 水辺の生き物 】 魚 カメ カエル ヘビ タイ コイ タコ ナマズ カニ サバ サメ クジラ ハマグリ 【 第参章 空の生き物 】 クジャク フクロウ ニワトリ ツル ハト カラス スズメ チョウ ガチョウ ワシ ウグイス オシドリ シラサギ キジ 【 第肆章 霊的な生き物 】 龍 天狗 鬼 カッパ 狛犬 鳳凰 迦楼羅 白澤 獏 迦陵頻伽 麒麟 贔屓 マカラ ◆ 著者について 監修:今井淨圓(いまい・じょうえん) 1957年兵庫県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科(仏教学)博士課程修了。 種智院大学教授、大本山中山寺長老、善通寺教学振興会研究員、龍谷大学兼任講師、一般社団法人仏教検定協会理事。 「密教学、聖地、巡礼、観音信仰、仏教美術」をキーワードに研究を続ける。 共著に『金剛頂経・理趣経他』(大蔵出版)、『図解雑学 密教』(ナツメ社)など。監修に『イラストでわかる仏像と仏教』(宝島社)などがある。 出版社 ‏ : ‎ 二見書房 発売日 ‏ : ‎ 2020/11/26 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 158ページ 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 1.6 x 21 cm

  • こじらせない家族 ―アサーションとバウンダリーから学ぶ正しい距離の保ち方

    ¥2,200

    渡辺 裕子(著) 「家族だからわかってくれるはず」という期待が、かえって関係をこじらせる原因に。本書は、自分も相手も大切にするコミュニケーション術「アサーション」と、自分と他人の境界線を引く「バウンダリー(境界線)」の考え方を用い、家族間での適切な距離感の保ち方を分かりやすく解説しています。感情的にならず、かつ自分の気持ちを抑え込みすぎない、家族関係を健やかに保つための実用的な処方箋です。 著者について 渡辺裕子(わたなべ・ひろこ NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会理事長。 千葉大学大学院看護研究科修士課程修了。保健師、大学教員を経て「家族ケア研究所」設立。学生や看護師を対象とした講義・講演活動、月刊誌の発刊により、家族看護の実践・教育、普及に努める。 NPO法人設立を機に、30年に及ぶ家族看護に関わる体験をもとに一般市民への家族に関する教育・啓もう活動をスタート。現在、「かぞくのがっこう」校長を務める。 出版社 ‏ : ‎ 現代書館 発売日 ‏ : ‎ 2025/3/25 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 200ページ 寸法 ‏ : ‎ 1.3 x 12.8 x 18.8 cm

  • 死なないでいる理由

    ¥792

    鷲田 清一 (著) 生きること、老いることの意味。現代はそういう問いを抱え込んでいる。<わたし>が他者の宛先でなくなったとき、ひとは<わたし>を喪う。存在しなくなる。そんな現代の<いのち>のあり方を滋味深く綴る哲学エッセイ。 著者について 1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学総長。先行は臨床哲学。著書に『「待つ」ということ』角川選書、『夢のもつれ』角川ソフィア文庫、『思考のエシックス』『「聴く」ことの力』など多数。 出版社 ‏ : ‎ 角川学芸出版 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/25 本の長さ ‏ : ‎ 224ページ

  • 【今年の本と羊の一冊】大事なものは見えにくい

    ¥836

    鷲田 清一 (著) 確かなことはわからない。「答え」のない「問い」と向き合う哲学エッセイ。 ひとは他者とのインターディペンデンス(相互依存)でなりたっている。「わたし」の生も死も、在ることの理由も、そのつながりのなかにある。核家族化で社会に包摂される「家族」、コミュニケーションの非在と「わたしたち」の居場所。確かなことは何もわからない、価値の遠近法が崩れた現代社会のなかで、日常の隙間に生じる違和感を育て、答えの見えない「問い」と向き合いつづける。 著者について 鷲田 清一:1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学大学院文学研究科教授、文学部長、同大学副学長、総長をへて、大谷大学文学部教授。哲学者。著書に、『夢のもつれ』『死なないでいる理由』角川ソフィア文庫、『「待つ」ということ』角川選書、『噛みきれない想い』、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)、『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(読売文学賞)など多数。 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA; 一般文庫版 発売日 ‏ : ‎ 2012/11/22 言語 ‏ : ‎ 日本語 文庫 ‏ : ‎ 272ページ 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.1 x 14.9 cm

  • お金信仰さようなら

    ¥1,980

    ヤマザキOKコンピュータ (著) 働いて働いて働いて働いて働いて、 収入を伸ばし、貯蓄を増やし、経済最優先の社会の中で、 労働と成長ばかり求められてきた。 私たちは、「お金信仰の時代」に生まれ育った。 しかし、一部の間ではもう新たな時代が始まっている。 ・どれだけの資産があれば人は幸せになれるのか? ・売れないものには価値がないのか? ・経済成長すれば私たちの暮らしは豊かになるのか? 金融界のみならず、国内外のパンク・シーンや多種多様な地下カルチャーを渡り歩いてきた著者が、 そこで培った独自の視点でひとつひとつの疑問を解き、 貯蓄でもなく、選挙でもない、新しい選択肢を提示する。 『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(6刷)で話題をさらった、 投資家でパンクスの著者による最新作。 今度こそ、くそつまらない未来は変えられる。 お金信仰が終わったあとの時代で、 何を指針に生きるのか? まだ名前の付いてない、新たな時代へと突き進む私たちのための入門書。 著者について 1988年生まれの文筆家、個人投資家。 各地を転々と移り住み、現在は神戸で出版社「穴書」を経営。 地下のカルチャーや金融の世界など、異なる領域を横断しながらオルタナティブな価値観を探求している。 著書に『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(タバブックス)がある。 出版社 ‏ : ‎ 穴書 発売日 ‏ : ‎ 2026/1/30 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 224ページ 寸法 ‏ : ‎ 12.8 x 1.6 x 18.8 cm

  • 体の居場所をつくる

    ¥2,090

    伊藤亜紗 (著) 居場所は、私たちがどのように生きたいか、その価値基準そのものです。 濱口竜介さん(映画監督)絶賛! 「11人の永い回復。それぞれが生きづらいはずなのに、奇妙な快活さと楽天性が本書を貫いている。一人ひとりの「工夫」、それに対する著者の「リスペクト」が織り合わされ、私たちは生を見つめ直す視点をもらう。あえて言いたい、何と面白いのか!」 摂食障害、ナルコレプシー、ALSなどの障害や病気の当事者。診断がつかない人、治療の道がない人、人種的マイノリティ―― 本書に登場する11名は、体に「問題」を抱えながら、日々の工夫の積み重ねで、どのように「体の居場所」をつくってきたのか。 一人ひとりから出てくる言葉は、ときに文学のようにファンタジックで、そこには、その人の何十年分かの人生が結晶のように凝縮されています。それに耳をかたむけ、ともに悩み、混沌とした状況を進む手すりとなるような言葉を探すために伴走する――そうして綴られた、生きるための究極の工夫とは?  --------------------------------------------------------- 本書に収められた十一の章は、居場所をつくり、整え、試すその繊細な営みをつづったものです。 願わくば、本書が、どんなシビアな意思決定の場面でも、世間のプレッシャーにさらされて硬くならず、のびのびと自分の心地よさに問いかけることができるようになるための、余白をつくる手がかりになるとよいなと思っています。(エピローグより) --------------------------------------------------------- 【目次】 プロローグ 第一章 体とまた出会いたい 第二章 脂は敵だから好き 第三章 日常にひそむスイッチ 第四章 帝国主義者のまなざし 第五章 電車の中のチマチョゴリ 第六章 希望と分断のお薬 第七章 グニャグニャでいてやろう 第八章 因果関係の外で 第九章 グレーの中で生きる 第十章 ベールの向こうに 第十一章 自分が花みたい エピローグ 著者について 1979年生まれ。美学者。東京科学大学未来社会創成研究院DLab+ディレクター、リベラルアーツ研究教育院教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(文学博士)。 主な著書に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社選書メチエ)、『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』(講談社学術文庫)、『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』(文藝春秋)など多数。 第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、第42回サントリー学芸賞、第19回日本学術振興会賞、第19回日本学士院学術奨励賞受賞。 出版社 ‏ : ‎ 朝日出版社 発売日 ‏ : ‎ 2026/2/21 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 312ページ 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 1.8 cm

  • さみしい夜にはペンを持て

    ¥1,650

    古賀史健 (著), ならの (イラスト) 糸井重里氏 推薦! 「長編詩であり、冒険絵本であり、あらゆる少年少女のハンドブックであり、 文章を書くことがすっかりおもしろくなってしまう魔法の本。 こんな本は、世界中でもはじめてなんじゃないかな」 他者より先に、自分との人間関係を築くための本 『嫌われる勇気』古賀史健が、 はじめて13歳に向けて書き下ろした 「自分を好きになる」書き方の寓話 教育系YouTuber 葉一氏 推薦! 「おもしろかったです! 本は一度に読みきれないことが多いのですが これは一気に読み切ってしまいました!」 ブレイディみかこ氏 推薦! 「書くことは苦手だとか、嫌いだとか、言葉なんて面倒くさいし本当の気持ちは伝えられないとか思っている人。そんな人たちにこそこの本を読んでほしいと思いました。 あなたは誰よりも書きたくなる人かもしれないから」 内沼晋太郎氏(日記屋月日 店主) 推薦! 「日記を書くと、どんな毎日も文章の形をして立ち上がる。読めばたしかに生きてきたと確認できるし、書けばこれからも生きていくという実感がもてる。それは存在しないはずの〈人生の意味〉のようなものに、届きそうな手を伸ばすことだ。この本がきっかけで、日記をつけはじめ、続けることで救われる人が、きっとたくさんいる」 SNSで常時だれかとつながっている時代。 だからこそ、積極的に「ひとり」の時間をつくろう。 うみのなか中学校に通うタコジローは、 学校にも居場所がなく、自分のことが大嫌い。 ある日、不思議なヤドカリおじさんと出会ったタコジローは その日から、どんどん変わっていく… ・考えるとは「答え」を出そうとすること ・その作文、嘘が混じってない? ・みんなと一緒にいると、自分ではいられなくなる ・考えないのって、そんなに悪いこと? こんな方におすすめ □与えられた正解に違和感がある □自分の考えをうまく言葉にできない □SNSに疲れてきた □悩んでいる子どもに何と言葉をかけていいかわからない 古賀史健さんより 「作文や読書感想文を上手に書く必要はありません。それよりも大切なのは、書くことを通じて自分と対話を重ね、知らなかった自分を発見し、自分を好きになっていくことです。ぜひ、本書を入口に『書くこと』のおもしろさに触れてください」 出版社 ‏ : ‎ ポプラ社 発売日 ‏ : ‎ 2023/7/18 単行本 ‏ : ‎ 292ページ

  • さみしい夜のページをめくれ

    ¥1,760

    古賀 史健 (著), ならの (イラスト) 不確かな、広い世界との人間関係を築く本。 糸井重里 推薦 「こんな本があったらよかったのに。 こんな大人に会いたかったのに。 それをまず作者たちは思ったわけだ。 そして、ほんとうに書いて作った。 すべてのこどもと、すべてのおとな。 すべての読者と、すべての作者。 すべての遊びと、すべての学び。 ぜんぶを満足させる テーマパークのような本が、ここにあるよ」 ーーーーー 『嫌われる勇気』古賀史健が はじめて13歳に向けて書き下ろした ベストセラー『さみしい夜にはペンを持て』の第二弾。 今作のテーマは「読む」こと。 ***** 主人公の、うみのなか中学校3年生タコジローは 今まさに、進路に迷っていた。 「どうして勉強しなきゃいけないの?」 「ほんとにこのバスでよかったのかな」 そんなとき、おまつりの帰りに、あやしいヒトデの占い師に出会う。 「そこに座りな。占いに来たんだろ?」 その屋台は、本の中のことばで、占ってくれる店だった――。 ・さみしさは分かち合うことができない ・どこで学ぶかよりも大切な「だれに学ぶか」 ・ゲームと本はどこが違う? ・なぜ本の世界に入っていけないのか ・くらべクラゲとそれでクラゲ ・自分を耕すとは、どういうことか ・本を選ぶところから「ひとり」ははじまる ・ぼくたちはたくさんの「自分」を生きている ***** こんな方におすすめ □ふだんあまり本を読まない □おとなと子どもの間で、自分が定まらない □本を読みたいけど、うまく集中できない □学びたいけど、何から学べばいいかわからない 「さみしい夜にはペンを持て」も好評発売中 https://hontohitsuji.thebase.in/items/82286490 出版社 ‏ : ‎ ポプラ社 発売日 ‏ : ‎ 2025/3/19 単行本 ‏ : ‎ 351ページ 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 1.8 cm

  • 【わからないシリーズ!】繋がり方がわからない

    ¥1,870

    門賀 美央子(著) “人とどう関わればいいのか分からない”という感覚は、多くの人が静かに抱えています。 この本は、その手探りの気持ちに寄り添いながら、「無理に繋がらなくていい」という、やさしい許しをくれます。 本屋として読んでいて印象的だったのは、孤独を「悪いもの」と決めつけない姿勢です。 自分のペースで距離を決めてもいいし、一人でいる時間があってもいい。 読後には、孤独の輪郭が少しだけ柔らかくなり、“一人でいる安心”に気づかせてくれる一冊でした。 書籍概要 「孤独=欠落」という思い込みをほどきながら、著者自身の体験をもとに、 人との距離の取り方、自分を守る境界線、SNSとの付き合い方などを考えるエッセイ。 家族・友人・職場など、あらゆる“つながり”が負担に感じられてしまう現代。 そんななかで、「自分の速度で世界と関わる」という新しい選択肢をそっと提示してくれます。 著者について 門賀 美央子(もんが・みおこ) 編集者・ライター。 こころのあり方、人間関係、孤独、生きづらさなどをテーマに執筆。 雑誌・書籍の編集を経て独立し、エッセイからインタビューまで幅広く手がける。 “誰かと繋がらなくてもいいという自由”を、丁寧な言葉で探求している。 出版社:ポプラ社 発売日:2024/1/17 言語:日本語 単行本:208ページ 寸法:18.6 × 13.0 × 2.0 cm(四六判)

  • 宮地尚子「傷を愛せるか 増補新版」(文庫本)

    ¥792

    「傷のあわい」「傷つきのこころ学」も同時発売中です。 宮地尚子 (著) トラウマ研究の第一人者である著者が、旅先や臨床現場での思索を綴ったエッセイ集です。多くの読者に「包帯のような本」と評されています。 核心となるメッセージ: 「傷を治す(消し去る)」ことではなく、**「傷がある状態のまま、どう生きていくか」**を問いかけています。 主な内容: 傷がそこにあることを認め、その周りをそっとなぞるように受け入れること。 傷を恥じず、好奇の目からは隠しながらも、自分の一部として抱えて生きること。 「何もできない」という無力感や、それでも誰かのために祈ることの尊さについて。 特徴: 専門用語を多用せず、バリ島やブエノスアイレス、金沢といった旅の風景と自身の内面を重ね合わせた、深く沁みとおるような文体です。 ------------------------------------------------------ 弱いまま 強くある ということ たとえ癒しがたい哀しみを抱えていても、傷がそこにあることを認め、受け入れ、傷の周りをそっとなぞること。過去の傷から逃れられないとしても、好奇の目からは隠し、それでも恥じずに、傷とともにその後を生きつづけること―。 ケアとは何か? エンパワメントとは何か? バリ島の寺院で、ブエノスアイレスの郊外で、冬の金沢で。旅のなかで思索をめぐらせた、トラウマ研究の第一人者による深く沁みとおるエッセイ。 解説=天童荒太 メディアで紹介されました □読売新聞「トレンド館」(2025/6/23)著者インタビュー「『心の傷を愛しましょう』と言っても、簡単には愛せませんよね。できないから苦しいわけです。」 □朝日新聞「売れてる本」(2025/5/3)小川公代さん書評「痛み認める包帯のような言葉」 □朝日新聞「折々のことば」(2022/10/15)本文紹介「自分が「使えない人」だとみなされて、万が一線路に身を投げたとしても、ため息をつかれるだけの存在だということをかみしめる。」 【目次】 Ⅰ 内なる海、内なる空 なにもできなくても 〇(エン)=縁なるもの モレノの教会 水の中 内なる海 泡盛の瓶 だれかが自分のために祈ってくれるということ 予言・約束・夢 Ⅱ クロスする感性――米国滞在記+α 二〇〇七―二〇〇八  開くこと、閉じること 競争と幸せ ブルーオーシャンと寒村の海 冬の受難と楽しみ 宿命論と因果論 ホスピタリティと感情労働 右も左もわからない人たち 弱さを抱えたままの強さ 女らしさと男らしさ 動物と人間 見えるものと見えないもの 捨てるものと残すもの ソウル・ファミリー、魂の家族 人生の軌跡 Ⅲ 記憶の淵から 父と蛇 母が人質になったこと 母を見送る 溺れそうな気持ち 本当の非日常の話 張りつく薄い寂しさ Ⅳ 傷のある風景 傷を愛せるか あとがき 文庫版あとがき 解説 切実な告白と祈り 天童荒太 初出一覧 エピグラフ・出典 著者について 宮地尚子(みやじ・なおこ) 一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は文化精神医学・医療人類学。精神科の医師として臨床をおこないつつ、トラウマやジェンダーの研究をつづけている。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。主な著書に『トラウマ』(岩波新書)、『ははがうまれる』(福音館書店)、『環状島=トラウマの地政学』(みすず書房)がある。 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 発売日 ‏ : ‎ 2022/9/12 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 240ページ 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 1 cm

  • 宮地尚子『傷のあわい』(文庫本)

    ¥880

    「傷を愛せるか」「傷つきのこころ学」も同時発売中です。 宮地尚子 (著) 『傷を愛せるか』の原点ともいえる作品で、若き日の著者がアメリカ・ボストンで、現地に住む日本人たちに行ったインタビュー(エスノグラフィ)に基づいています。 核心となるメッセージ: 「あわい(間)」に生きる人々の揺らぎを描いています。 生と死、子どもと大人、異国と母国など、境界線上で不安定な状態にある人々の 「傷つき」に焦点を当てています。 主な内容: 何者かになろうと海を渡った青年、夫の転勤で渡米した女性など、異文化の中でアイデンティティが揺らぐ人々の語り。 「社会選択説(脆弱な人が移動する)」と「社会起因説(環境が人を傷つける)」という視点。 傷なのか傷でないのか判別しがたい「濃淡」や、後からじわじわとくる痛みの正体。 特徴: 「精神科医対患者」という立場ではなく、同じ土地に 住む一人の人間として耳を傾けた記録であり、 客観的でありながら温かい距離感が保たれています。 --------------------------------------------------------------- たゆたい、ぶつかり、たじろぎ、 傷つきに揺れながら生きる 『傷を愛せるか 増補新版』の著者の原点となるエスノグラフィ 米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。 解説 奈倉有里 【目次】 文庫版まえがき   はじめに   孤独の物語   アメリカン・ドリーム   移民候補生   リミナリティ   PTSD(前編)    PTSD(後編)    ステレオタイプ   恋愛と結婚   邦人援護   二〇歳の人生落伍者   謎の女   パレスチナ   レクイエム   GOOD BYE=THANK YOU   あとがき   解説 ひとりひとりの顔が見える  奈倉有里   著者について 宮地 尚子(みやじ・なおこ):一橋大学大学院社会学研究科特任教授。専門は文化精神医学・医療人類学・トラウマとジェンダー。精神科の医師として臨床をおこないつつ、研究をつづけている。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。主な著書に『傷を愛せるか 増補新版』(ちくま文庫)、『トラウマ』(岩波新書)、『ははがうまれる』(福音館書店)、『環状島=トラウマの地政学』(みすず書房)、『傷つきのこころ学』(NHK出版)がある。 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 発売日 ‏ : ‎ 2025/4/12 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 256ページ 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 1.1 cm

  • じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)

    ¥968

    鷲田 清一 (著) ●探せばどこかにじぶんはある? ●女の子は「女装」によって女になる ●過敏になったじぶんの先端 ●小さな不幸がひきたて幸福 ●アイデンティティの衣替え ●わたしはだれにとっての他者か ●他者のなかに位置を占めていない不安 ●泳ぐ視線、のぞく視線、折れ曲がる視線 ●他人の視線を飾る行為 ●じぶんがぼやけることの心地よさ わたしってだれ? じぶんってなに? じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。 探せばどこかにじぶんはある?――「じぶんらしく」なりたい、じぶんとはいったいどういう存在なのかを確認したいと思って、じぶんのなかを探す。顔がいい? 走りが速い? 計算が速くて正確? 明るい? ……どれをとってもわたしだけに固有のものってありはしない。このような性質や能力はだれもが多かれ少かれもっているものだ。性別や年齢や国籍などというのは、それこそみんながもっている。だから、その1つ1つはだれもがもっているものであるにしても、それらの組み合わせにひとりひとり独自のものがあるのだ、というのは、そのときだれもが思いつく論理である。が、これがじぶんというものの、かけがえのない不二の存在を証しているなどというには、あまりにも貧弱な論理であるのは、だれもが直観的に気づいている。――本書より 著者について 1949年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。現在、大阪大学文学部教授。哲学・論理学専攻。著書に『分散する理性』―勁草書房、『モードの迷宮』―ちくま学芸文庫、『見られることの権利・〈顔〉論』―メタローグ、『ちぐはぐな身体』―筑摩書房―などがある。 出版社 ‏ : ‎ 講談社 発売日 ‏ : ‎ 1996/7/19 言語 ‏ : ‎ 日本語 新書 ‏ : ‎ 180ページ 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 0.9 x 17.4 cm

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