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振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界
¥1,980
SOLD OUT
若山 和樹 (著) noteで大反響!臨床心理士が教える【自他境界】の入門書 自分と他者を隔てる境界線をひいて、すこやかな人間関係をつくろう ★購入者限定特典:バウンダリーづくりのエクササイズシート(PDF)つき ◆こんなことで悩んでいませんか? ・断るのが苦手で、いつも誰かに振り回される ・助けを求めたり、相談したりすることができない ・相手のちょっとした言動がいつまでも気になってしまう ・他人が怒られているのを見ると、自分のことのように感じてしまう ・親や友人など特定の人と関わると、ドッと疲れたりいつまでも落ち込んでしまう ・DVやモラハラなど、暴力をふるわれる、あるいはふるってしまう ・上下関係になっている友人がいるが、関係を切ることができない もしひとつでも当てはまるのであれば、「自他境界」に問題があるのかもしれません。 ◆自他境界(自分と他者を隔てる境界線)がきちんと機能していると、私たちは人とのつながりのなかで「個人の幸福」と「健全な人間関係」を同時にかなえられます。この自他境界を、本書では「バウンダリー」と呼びます。 ときどき「自分と他者を切り分けて自己主張することだけ」をバウンダリーだと捉える人がいますが、それは単に境界線を引くだけで、自分のまわりから人が離れてしまったり自分の成長を妨げたりしてしまう可能性もあります。 本書では、自分ばかり苦しむわけでも、自分の意見ばかり押し通すわけでもない、まわりの人とすこやかな関係を築くためのバウンダリーづくりの方法を紹介していきます。 ◆あなたの境界線はどのタイプ? ・まわりに合わせすぎてしまう【迎合タイプ】 ・誰にも弱さを見せられない【回避タイプ】 ・他者をコントロールしたい【支配タイプ】 ・相手のニーズがわからない【無反応タイプ】 ・バランスよく自他を尊重できる【バウンダリー】 ◆さまざまな場面で生じる境界線の問題も解説します ・家族:過干渉/役割の逆転/金銭的な依存と支配… ・パートナー:ニコイチ/カップルダンス/嫌知らず… ・友人:対等でない友情/弱さを見せられない/人間関係のリセット… ・仕事:バーンアウト/パワハラ… ◆本書では、自他境界の問題の深さを4つの段階に分け、それぞれの状態にあわせた解決策を提案します。 特定の相手との関係だけに悩んでいる人も、常に苦しくて身動きがとれなくなってしまっている人も、ぜひお手に取ってみてください。 【目次】 はじめに 第1章:自他境界とは何か 自他境界の5つのタイプ 「いや」と言えない 迎合タイプの境界線 「ほしい」を言えない 回避タイプの境界線 「いや」を受け入れない 支配タイプの境界線 「ほしい」を受け入れない 無反応タイプの境界線 バウンダリー 心地よい境界線 相手によって境界線のタイプが変わることもある 第2章:境界線に問題があると何が起こるのか 相手ごとに起こりやすい境界線の問題 家族間で生じる境界線の問題 ・過干渉 ・秘密のない家族 ・過度な忖度 ・役割の逆転 ・金銭的な依存と支配 ・三角関係 パートナー間で生じる境界線の問題 ・ニコイチ ・カップル・ダンス ・嫌知らず 友人間で生じる境界線の問題 ・対等でない友情 ・弱さを見せられない ・人間関係のリセット ・影響の受けやすさ 仕事・職場で生じる境界線の問題 ・バーンアウト ・パワハラ 第3章:バウンダリーとは何か バウンダリーの定義 バウンダリーの役割 ・① 自分自身をつくり上げる ・② 負うべき責任とその範囲を明らかにする ・③ 良いものを取り込み、悪いものを排出する ・④ 成熟を導く バウンダリーの実際 ・何がバウンダリーになるのか ・何がバウンダリーではないのか 第4章:バウンダリーの発達とそれを阻害するもの 3つの疑問 バウンダリーの発達 ・つながりの獲得:共生の段階 ・境界線のはじまり:分化の段階 ・力の感覚の出現:練習の段階 ・バウンダリーの成立:再接近の段階 ・三者関係の成立:個体化の段階 ・学童期から青年期にかけてのバウンダリーの発達 境界線が不安定になるとき ・①境界線の発生の段階でのケア vs. 境界線の発生の段階での傷つき ・②成長期のケア vs. 成長期での傷つき ・③ポジティブな内的要因 vs. ネガティブな内的要因 ・④ポジティブな外的要因 vs. ネガティブな外的要因 ・⑤三者関係 vs. 二者関係 ・⑥安全で安心な環境 vs. トラウマ 3つの疑問の答え 第5章:バウンダリーづくりの「最良の方法」――「いや」を伝え、メンテナンスし、適切な距離をとる 境界線の問題の4つの段階 バウンダリーづくりの「最良の方法」 ・バウンダリーを主張する(「いや」「ほしい」を伝える) ・境界線をメンテナンスする ・環境調整をする(適切な距離をとる) さまざまな関係における一般的な境界線の問題 ・家族間の境界線の特徴とバウンダリー ・パートナー間の境界線の特徴とバウンダリー ・友人間の境界線の特徴とバウンダリー ・仕事での境界線の特徴とバウンダリー 「最良の方法」の限界 第6章: どうしても「いや」を言えないときにどうするか――バウンダリーを明確にする3つのステップ 複雑な境界線の問題 ・境界線の問題が複雑化するとき ・複雑な境界線の問題が生じているサイン 複雑な境界線の問題への対処法 ステップ1 絆をつくる ・絆づくりが一番、バウンダリーは二番 ・絆づくりのための2つのポイント ・つながりがどうバウンダリーをつくるのか ステップ2 力を取り戻す ・身体の声に耳を傾ける ・身体の感覚を高める ・楽しみを見つける ステップ3 小さなバウンダリーを設定する ・つながりと楽しみのスペースを優先して確保する ・バウンダリーづくりの順番を意識する ・小さなバウンダリーを設定する カイロスを待ちながら 第7章:深刻な境界線の問題 重大な境界線の侵害:トラウマ ・トラウマと境界線 ・トラウマと境界線の段階 深刻な境界線の問題 ・深刻な境界線の問題の実際 ・深刻な境界線の問題が生じているサイン ・深刻な境界線の問題の対処法 おわりに 参考文献 特典のご案内 著者について 若山和樹(わかやま・かずき) 臨床心理士・公認心理師。 日本福祉大学非常勤講師。国際基督教大学博士前期課程修了(アーツ・サイエンス研究科比較文化)、愛知学院大学大学院博士前期課程修了(心身科学研究科心理学)。 医療機関でカウンセリングや心理検査などを行うほか、大学・専門学校での講師も務める。2020年からはカウンセリングルーム9Bにも所属し、対面・オンラインでのカウンセリングを実施。主な専門は、トラウマ関連疾患や解離性障害、発達障害の心理療法など。著書に『子どものトラウマ治療』(分担執筆:診断と治療社)、『トラウマと解離の文脈』(共訳:金剛出版)などがある。 カウンセリングルーム9B公式サイト:https://9broom.sumomo.ne.jp/ 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日 : 2025/7/25 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 288ページ 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.4 cm
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あなたが政治について語る時 (岩波新書)
¥1,100
平野 啓一郎 (著) 劣化し続ける政治への不信は、いつしか諦念となり、政治を語ることが忌避される社会が訪れている。このまま為政者に未来を委ねてしまってよいのか。自己責任論から脱し、一人一人の身近な現実をもとに政治を語り合うことから始めたい。人間の生を真摯に見つめる小説家が、現代、そして未来を鋭く問い続けてきた発言の記録。 目 次 Ⅰ 政治問題として考える 「政治について語ること」 多様性と合意形成 主権者教育なき日本 「目的の正義」と「手段の正義」 批判は未来のリスクの回避 「野党は批判ばかり」批判 命令法の言葉 格差社会と仮想空間 メタバースの政治参加 お金を渡すことは失礼か? 「ウサギとカメ」はどんな話だったか? 政治家の人間性の評価 芸術とは何か? Ⅱ 未来の手前で のび太として考える 節約される時間、費やされる時間 リスク管理と監視 身体の痛みと所有感覚 「夢のクチュリエ」展――「趣味」に抗する価値体系 「カッコいい」とは何か? 自由と平等を維持するインセンティヴ 企業が科すペナルティ エスカレーターは片側を空けるべからず 気候変動と都市インフラ 絵画への攻撃は正当化され得るのか? 住む場所の選択 人類史と各国史 移民と歴史的知識 個人データを巡る激動 悪筆とトラベラーズ・チェック Ⅲ 「正義」を巡って 複雑さと予測困難に耐えて 防衛予算の過度の増額 貧しき軍事大国化 外交とは何か? 素朴に戦争に反対すべきである 新型コロナの対策 「専門家」の評価 新しい技術と民主主義 ウィズ・コロナと住環境 「世界の真ん中で輝く」の厚顔 韓国元徴用工問題 日本学術会議問題 NHKの政治報道 メディアの健全化は、政治家個人の仕事にあらず 犯罪報道でも相談先の明記を 五輪が阻害する未来の展望 東京五輪開催理由の空虚 五輪選手の沈黙 旧統一教会と自民党 Ⅳ 成熟のための時間 「ありがとう」という妙な言葉 教育のグランドデザイン 子供が育つということ 父であり子であること 子供の教育方針 年齢と同一性 死者を語る 死後の作品 ライフログの行方 「国民総時間」の減少 「役に立つ人間」 子供を三人以上育てるとは? ベビーカー論争 社会福祉は損なのか? 著者について 平野啓一郎(ひらの・けいいちろう) 1975年,愛知県生まれ.北九州市出身.1999年,京都大学法学部在学中に投稿した『日蝕』により芥川賞受賞.数々の作品を発表し,各国で翻訳が紹介されている.2020年からは芥川賞選考委員を務める.主な著書は,小説では『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)『ある男』(読売文学賞受賞)『本心』『富士山』等,エッセイ・対談集に『本の読み方 スロー・リーディングの実践』『小説の読み方』『私とは何か―「個人」から「分人」へ』『「生命力」の行方―変わりゆく世界と分人主義』『考える葦』『「カッコいい」とは何か』『死刑について』『三島由紀夫論』(小林秀雄賞受賞)等がある. 出版社 : 岩波書店 発売日 : 2025/8/22 言語 : 日本語 本の長さ : 208ページ 寸法 : 0.86 x 10.7 x 17.3 cm
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さみしい夜にはペンを持て
¥1,650
古賀史健 (著), ならの (イラスト) 糸井重里氏 推薦! 「長編詩であり、冒険絵本であり、あらゆる少年少女のハンドブックであり、 文章を書くことがすっかりおもしろくなってしまう魔法の本。 こんな本は、世界中でもはじめてなんじゃないかな」 他者より先に、自分との人間関係を築くための本 『嫌われる勇気』古賀史健が、 はじめて13歳に向けて書き下ろした 「自分を好きになる」書き方の寓話 教育系YouTuber 葉一氏 推薦! 「おもしろかったです! 本は一度に読みきれないことが多いのですが これは一気に読み切ってしまいました!」 ブレイディみかこ氏 推薦! 「書くことは苦手だとか、嫌いだとか、言葉なんて面倒くさいし本当の気持ちは伝えられないとか思っている人。そんな人たちにこそこの本を読んでほしいと思いました。 あなたは誰よりも書きたくなる人かもしれないから」 内沼晋太郎氏(日記屋月日 店主) 推薦! 「日記を書くと、どんな毎日も文章の形をして立ち上がる。読めばたしかに生きてきたと確認できるし、書けばこれからも生きていくという実感がもてる。それは存在しないはずの〈人生の意味〉のようなものに、届きそうな手を伸ばすことだ。この本がきっかけで、日記をつけはじめ、続けることで救われる人が、きっとたくさんいる」 SNSで常時だれかとつながっている時代。 だからこそ、積極的に「ひとり」の時間をつくろう。 うみのなか中学校に通うタコジローは、 学校にも居場所がなく、自分のことが大嫌い。 ある日、不思議なヤドカリおじさんと出会ったタコジローは その日から、どんどん変わっていく… ・考えるとは「答え」を出そうとすること ・その作文、嘘が混じってない? ・みんなと一緒にいると、自分ではいられなくなる ・考えないのって、そんなに悪いこと? こんな方におすすめ □与えられた正解に違和感がある □自分の考えをうまく言葉にできない □SNSに疲れてきた □悩んでいる子どもに何と言葉をかけていいかわからない 古賀史健さんより 「作文や読書感想文を上手に書く必要はありません。それよりも大切なのは、書くことを通じて自分と対話を重ね、知らなかった自分を発見し、自分を好きになっていくことです。ぜひ、本書を入口に『書くこと』のおもしろさに触れてください」 出版社 : ポプラ社 発売日 : 2023/7/18 単行本 : 292ページ
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資本主義を半分捨てる (ちくまプリマー新書)
¥990
青木真兵 (著) 生きづらさに満ちた社会で、資本主義の価値観に縛られず多様なありかたを模索する。 都市と山村を行き来して考えた、自分が心地よく生きるための方法とは。 お金になりにくい文化や教育的営みは役に立たないのか? 資本主義的な都市とそこから離れた山村の二つの場所を行き来しながら、自分の感覚にしっくりくる言葉や表現を磨き、自分らしく生きるための道筋を探っていく──。他人の評価や市場のものさしにとらわれず、自分だけの生き方をみつけよう。私たちが抱える「生きづらさ」から抜け出してちょうどよく生きるためにどうすればいいのか。現代を生きる私たちがどうすれば人間らしく暮らせるのか、自分に合った答えを見つけるためのヒントがここにある。 === 【目次】 はじめに 「ちょうどよく生きる」とは/「生きづらさ」はどこからくるのか/テクノロジーの発展は悪くない/「自己ニーズ」を大事にできるかどうか 第一章 僕たちが山村に越して分かったこと──二つの原理を行ったり来たり 東吉野村へ移住/なぜ過疎地を選んだのか/合理性と効率性を第一とする社会で/資本の原理に支配される危うさ/あらゆるものを商品とみなす社会/消費社会は快適/生きるとは労働力を商品化すること/数値化することで失われてゆくもの/二つの原理を行き来する柔軟さが必要 第二章 社会全体を学びの場としてとらえる──脱学校、脱病院の思想 都市と山村では自然とのつき合い方が違う/近代と前近代/学校は子どもたちを序列化する制度/学びを学校に限定しない/本来の学びとは何か/社会的価値という物差しから離れる/障がいは社会との関係性の中で生じる/障がいにおける「医学モデル」と「社会モデル」/医学的、社会的評価に委ねすぎてはいけない/数値ではなく自分にとってのちょうどよさを基準にする 第三章 働くとはなにか──ルチャ・リブロとヴァナキュラー なぜ図書館活動をするのか/市場原理に縛られない場所をつくる/「おすそ分け」が活動の原点/生きづらさと向き合いプロセスを「ひらく」試み/労働=賃金なのか?/ヴァナキュラーな営みとは/自然のリズムを無視しない働き方/人間の精神や文化の持続のために大切なものはなにか 第四章 数値化できないものについて語る──「オムライスラヂオ」 互いに関わり合い、支え合う関係/全体を整える││流動的知性/テクノロジーは大事だが支配されてはいけない/人間らしく生きるために生活を手づくりする/自己ニーズを認め合う関係は互いの尊厳を認め合う関係/素朴な疑問について語り合う雑談の場としてのラジオ/余白の時間と空間をとり戻す/生き物としての感受性を回復する 第五章 尊厳を認め合いながら生きるには──『ジェンダー』 自己ニーズはとても繊細なもの/男性は社会的に優位な側に属している/平等な社会を目指すには/近代社会が理想とした「単一の性」の不自然さ/「他者ニーズ」と「自己ニーズ」を往復しながら生きる/前近代的共同体に潜む抑圧/マイノリティを孤立させない/自ら作った制度や装置に支配されずに生きる 著者について 青木 真兵(あおき・しんぺい):1983年埼玉県生まれ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。思想家。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し、自宅を私設図書館として開きつつ、就労支援や若者支援、企業の組織文化づくりなどに携わっている。著書に『手づくりのアジール──「土着の知」が生まれるところ』(晶文社)、『武器としての土着思考』(東洋経済新報社)、共著に『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、『つくる人になるために──若き建築家と思想家の往復書簡』(灯光舎)など。 出版社 : 筑摩書房 発売日 : 2026/2/9 言語 : 日本語 本の長さ : 176ページ 寸法 : 17.3 x 10.6 x 1 cm
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【わからないシリーズ!】老い方がわからない
¥1,870
門賀 美央子 (著) 「人生100年時代」到来!シニア世代は、どうすれば若者に老害と言われず、若さにしがみつく醜態を晒すことなく年相応の分別と年齢以上の価値を持つ老人になっていけるのか。 話題作『死に方がわからない』で「自分のためのよりよき死に方」を追求した著者が、今度は「健やか、かつ美しい老い方」を、とことん探究した、老い方のハウツーエッセイ。 著者について 1971年大阪府生まれ。文筆家。『ときめく妖怪図鑑』「ときめく御仏図鑑」『文豪の死に様』『死に方がわからない』などがある。 出版社 : 双葉社 発売日 : 2024/11/20 言語 : 日本語 本の長さ : 256ページ 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.7 cm
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生きることに○×はない
¥2,200
戸井田 道三 (著), 植田 真 (イラスト), & 1 その他 出版社 : 新泉社 発売日 : 2022/7/1 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 288ページ 在野の哲学者である戸井田道三が青少年向けに書いた自伝的エッセイを44年ぶりに復刊。あらたに鷲田清一氏の解説と植田真氏のイラストを加えて生まれ変わりました。母親との死別、結核などの大病、関東大震災での朝鮮人虐殺……と、本書で取り上げられている戸井田の話は決してハッピーな内容ではありません。しかし、そんな辛い経験の中から戸井田は、「わたしが生きてきたのは、生きたというよりむしろ、ただ死ななかっただけなのだ」と思考します。そして、「生きのびているだけで、それが手柄だよ」という恩師の言葉を引き合いに出し、「生きることの意味」について語ります。そんな戸井田の言葉は、現代の若者にもきっと届くでしょう。 [目次] 自分と他人はとりかえられない 大事な、十四、五歳 最初のハードル 大森海岸でのこと 母の死 チイちゃんのひとこと 小学一年生のころ 母のない子の熱海 「おまえのためにびりだ」 いじめっ子のアブヨシ 田舎にあずけられて 犬を飼えない生活がある 水中に浮く変な感覚 四季のうつりかわり 父の結婚 『立川文庫』におそわって 新しい母 波音のとまる瞬間の深さへ 病気もわるいとはかぎらない 悪い本ときめたがるのは 死の淵からもどった目にうつるものの美しさ 試験は誰のためにある? ゆれる大地、関東大震災 気のすすまぬ転校 流されたうわさ ツネさんの絵 あとがきにかえて 解説(鷲田清一) 著者について 戸井田 道三(トイダ・ミチゾウ) 1909年、東京生まれ。旧制早稲田中学を経て早稲田大学国文科卒。1933年、中央公論社に入社するが、病のため長い療養生活に入る。1948年、天皇制と能楽の関係を説いた『能芸論』(伊藤書店)を上梓、民俗学、人類学を援用した能や狂言の考察で知られた。1954年より毎日新聞の能評を担当、のち映画評もおこなった。『きものの思想 えりやたもとがものを言う』(毎日新聞社、1968年)で第17回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。1988年3月24日没。
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じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)
¥968
鷲田 清一 (著) ●探せばどこかにじぶんはある? ●女の子は「女装」によって女になる ●過敏になったじぶんの先端 ●小さな不幸がひきたて幸福 ●アイデンティティの衣替え ●わたしはだれにとっての他者か ●他者のなかに位置を占めていない不安 ●泳ぐ視線、のぞく視線、折れ曲がる視線 ●他人の視線を飾る行為 ●じぶんがぼやけることの心地よさ わたしってだれ? じぶんってなに? じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。 探せばどこかにじぶんはある?――「じぶんらしく」なりたい、じぶんとはいったいどういう存在なのかを確認したいと思って、じぶんのなかを探す。顔がいい? 走りが速い? 計算が速くて正確? 明るい? ……どれをとってもわたしだけに固有のものってありはしない。このような性質や能力はだれもが多かれ少かれもっているものだ。性別や年齢や国籍などというのは、それこそみんながもっている。だから、その1つ1つはだれもがもっているものであるにしても、それらの組み合わせにひとりひとり独自のものがあるのだ、というのは、そのときだれもが思いつく論理である。が、これがじぶんというものの、かけがえのない不二の存在を証しているなどというには、あまりにも貧弱な論理であるのは、だれもが直観的に気づいている。――本書より 著者について 1949年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。現在、大阪大学文学部教授。哲学・論理学専攻。著書に『分散する理性』―勁草書房、『モードの迷宮』―ちくま学芸文庫、『見られることの権利・〈顔〉論』―メタローグ、『ちぐはぐな身体』―筑摩書房―などがある。 出版社 : 講談社 発売日 : 1996/7/19 言語 : 日本語 新書 : 180ページ 寸法 : 10.6 x 0.9 x 17.4 cm
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問いの立て方
¥946
著者:宮野 公樹(著) 仕事・学び・日常の会話…そのすべての場面で「なんでこうなんだろう?」と感じたことはありませんか? この本は、論理やエビデンス以前に、「そもそも問いを立てるとは何か」を、哲学者・宮野公樹さんが深く掘り下げます。 “問い”をただ受け止めるのではなく、自分で立て直せるようになることで、世界との関係が滑らかに動き出す感覚があります。 知的な刺激を求める読者には、棚に差しておきたい一冊です。 書籍概要 学問・研究・仕事…「正しい問い」を発見することが思考の出発点。本書では、問いを立てる構造、問いと答えの関係、問いの批判的評価などを、日常の例を交えてわかりやすく整理します。 「ロジカルに考えているつもりだけど、うまく整理できない」そんな人にとって、問いを再設計するための丁寧なガイドです。 著者について 宮野 公樹(みやの・なおき) 哲学者。現在、大学で倫理・現代思想を担当。専門は実践哲学・教育哲学。 研究と教育を通じて、「問いを生きる」ことの意味を多くの学生・読者に示してきた。 書誌情報 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発売日:2024年4月5日 単行本(新書):224ページ 寸法:17.3 × 10.6 × 1.4 cm(新書判)
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やりたいことが見つからない君へ (小学館Youth Books)
¥990
坪田 信貴 (著) 人生の出来に才能は関係ない 120万部を超えるベストセラーになった、通称「ビリギャル」著者・坪田信貴氏が、今こそ10代に伝えたい、熱いメッセージ! やりたいことがなく、やる気も出ないという人が今すぐトライすべき小さな一歩とは何か。それがのちのち人生にどれだけ大きなインパクトを与えることになるのかを、多彩なエピソードで語る。 方法をまちがえなければ、誰でも成長はできる。 自分自身が想像もしていなかった未来を手に入れることもできる。 それなのに、トライもせずに、うまくいった人を横目で見ながら 「もともと才能があったんでしょ」 「そもそも地頭がよかったんでしょ」 などといじけるのは、自分がトライしないであきらめる言い訳を探しているだけ。 さあ、失敗上等! 「できない理由」「やらない理由」ではなく、 「やれる理由」探しから始めよう! 出版社 : 小学館 発売日 : 2021/10/1 言語 : 日本語 新書 : 224ページ 坪田信貴 教育者、経営者。これまでに1300人以上を「子別指導」し、心理学を用いた学習指導により、偏差値を短期間で急激に上げることに定評がある。上場企業の社員研修や管理職研修なども含め、全国の講演会に呼ばれ、15万人以上の人が参加している。テレビやラジオでも活躍中。第49回新風賞受賞。著書に、120万部突破のミリオンセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(ビリギャル)がある。
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置き配的
¥2,310
福尾 匠 (著) コロナ禍以降、社会は置き配的なものとなった―― 「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」の1位に輝いた気鋭の批評家が放つ最初にして最高の2020年代社会批評! 群像連載の「言葉と物」を単行本化。酷薄な現代を生き抜くための必読書! 「外出を自粛し、Zoomで会議をし、外ではマスクを着け、ドアの前に荷物が置かれるのに気づくより早く、スマホで通知を受け取る。個々人の環境や選択とはべつに、そのような生活がある種の典型となった社会のなかで、何が抑圧され、何が新たな希望として開かれているのか。そうした観点から、人々のありうべきコミュニケーションのかたちを問うこと、それがこの本のテーマです。(中略) つまり、狭義の置き配が「届ける」ということの意味を変えたのだとすれば、置き配的なコミュニケーションにおいては「伝える」ということの意味が変わってしまったのだと言えます。そして現在、もっとも置き配的なコミュニケーションが幅を利かせている場所はSNS、とりわけツイッター(現X)でしょう。保守とリベラル、男性と女性、老人と若者、なんでもいいですが、読者のみなさんもいちどは、彼らの論争は本当に何かを論じ合っているのかと疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。 (中略)置き配的な社会を問うことは、書くことの意味を立ち上げなおすことにも直結するはずです。」(本文より) 著者について 一九九二年生まれ。哲学者、批評家。博士(学術)。『非美学――ジル・ドゥルーズの言葉と物』で紀伊國屋じんぶん大賞2025受賞。その他の著書に『ひとごと――クリティカル・エッセイズ』、『眼がスクリーンになるとき――ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』、共訳書にアンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』がある。 出版社 : 講談社 発売日 : 2025/11/20 言語 : 日本語 単行本 : 240ページ 寸法 : 13.1 x 2 x 18.8 cm
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「自分が嫌い病」の子どもたち: 自己否定のループから抜け出すための心理的サポート
¥1,760
成重竜一郎 (著) ●思春期の子どもたちの中には、抑うつや社交不安、不登校、自傷行為、過量服薬、過食・嘔吐、といった多様な心理的問題や自己破壊的行動を示しながらも、既存の診断にうまく当てはまらない一群が存在します。 ●共通してみられるのは、「こうあるべき理想の自分=自己」と「こうありたい本当の自分=自我」とのズレに苦しみ、“自分が嫌い”になっている姿です。 ●本書では、この状態像を仮に《自分が嫌い病》と名づけ、その背景にある思春期の心の発達、関連する精神医学的問題、そして児童精神科医が実践する支援方法を紹介します。 子どもたちの不安定な心理に寄り添い、理解と支援の手がかりになる1冊。 著者について 日本医科大学付属病院精神神経科講師。児童精神科医。医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、子どものこころ専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医。2001年日本医科大学医学部卒。東京都立梅ヶ丘病院、日本医科大学付属病院、厚生労働省、社会医療法人公徳会若宮病院などでの勤務を経て現職。 出版社 : 合同出版 発売日 : 2025/11/18 言語 : 日本語 単行本 : 160ページ 寸法 : 13 x 1.2 x 18.8 cm
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つまり”生きづらい”ってなんなのさ?
¥1,815
桜林直子 (著) なんでだろう、わたしだけ? “生きづらい”ことはたしかだけど、どうしてなのかはよくわからないし、どうすればいいのか誰も教えてくれない……。ひとりで考えてもわからないから、専門家の方たちにいろいろな角度から“生きづらさ”を見つめてもらいました。星野概念(精神科医)、磯野真穂(文化人類学者)、東畑開人(臨床心理士)、石井ゆかり(ライター)、武田砂鉄(ラジオパーソナリティ・ライター)。 出版社 : 光文社 発売日 : 2025/6/25 単行本(ソフトカバー) : 296ページ 寸法 : 18.8 x 13 x 2.1 cm
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「わたしの1番」がわかると、人生は動き出す
¥1,870
著者:今乃井ひとみ(著) 努力や根性、戦略ではなく、“わたしの1番”を見つけることが人生を動かす鍵だという、著者自身の挫折と再生を描いた実践的な一冊。拒食症・ニートから年商1億円の経営者へと転身した経験を基に、人生の優先順位を「1番」に整える方法を伝授します。 書籍概要 努力しているのに成果が出ない、やりたいことがあるのに時間もお金も足りない――そんな状況を変えるために必要なのは、戦略ではなく、「今の自分が何を1番にしているか」に気づき、それを入れ替えること。本書では著者の体験やワークシート/チェックリストなどを通じて、「自分のど真ん中の1番」に出会うナビゲーションを行います。 書誌情報 出版社:実業之日本社 発売日:2025年9月11日 判型:四六判/200ページ 寸法:縦188mm × 横130mm × 厚さ17mm
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ぼくら大切なことに使える時間はもう、あまりないから
¥1,760
著者:一川 誠 時間に追われて「本当に大切なこと」を後回しにしてしまっていると感じたことはありませんか? 本書では、認知科学と時間学の観点から、なぜ私たちは“忙しい”のに心は満たされないのかという問いに切り込んでいきます。 忙しさをただの言い訳とせず、時間の構造そのものを見直す仕組みを提示してくれるので、焦りを抱える人ほど肩の荷が下りるはずです。 「もう使える時間があまりないからこそ、どう使うか」が鮮明になります。自分の時間を取り戻したいと願う方にこそ読んでほしい一冊です。 書籍概要 人生の大切なことに使える時間は、実は“豊富”ではなく限られています。 本書は、そうした実感に直面したときに「どう生きるか」を問い、時間をめぐる不安や迷いを認知科学・時間学のフレームワークで整理します。 「集中できない」「先延ばししてしまう」「時間だけが過ぎていく」―― その理由を仕組みとして理解することで、意志力に頼らず行動できるようになります。 時間を無駄にしないための地図として、日常に落とし込める知恵が詰まった実践書です。 著者について 一川 誠(いちがわ・まこと) 認知科学者。専門は意思決定、注意、習慣化。大学でも講義・研究を行いながら、一般向けにも「時間のつくり方」「集中の仕組み」をわかりやすく発信している。習慣を変えたい人、時間を味方につけたい人に向けた実践知に定評がある。 書誌情報 出版社:SBクリエイティブ 発売日:2025/10/02 言語:日本語 単行本:304ページ 寸法:18.8 × 12.8 × 1.9 cm(四六判)
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人種は愉快なジグソーパズル
¥1,694
小手鞠 るい(著) 人種って何?それは個性のひとつ。多様な人々と共に暮らす楽しさを、在米30年以上の著者がしなやかに、そして誇りをもって問いかける一冊。14歳からの読書ガイドライン「14歳の世渡り術」シリーズの最新作です。人種を“壁”ではなく“ピース”として捉え直すことで、私たちの日常と世界の見方がほんの少し変わるかもしれません。 本書は、アメリカと日本というふたつの文化を行き交った著者の経験から、「人種」「差別」「個性」というテーマを200ページにわたって掘り下げています。章ごとに、高校生たちの視点、アメリカでの人種報道、DEI(多様性・公平性・包摂)思想の広がりまで幅広く展開。教育現場や家庭での対話に、日常の読書に。“人種”を知ることは“自分を知ること”へとつながります。 著者について 小手鞠 るい(こでまり・るい)/1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1992年以降ニューヨーク州在住。児童書・文芸書を手がけ、伝統と挑戦のバランスを持つ著作多数。 出版社:河出書房新社 発売日:2025/9/18 言語:日本語 単行本(並製):200ページ 寸法:19.0 × 13.0 cm(B6判)
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エブリデイ・ユートピア
¥2,970
「こうあるべき」と押しつけてくる社会の“型”に、そっと疑問を差し込む一冊。 『エブリデイ・ユートピア』は、暮らし・家族・仕事・所有といった日常の前提を見直し、 より心地よく生きるための“現実的な理想郷”を描いた本です。 本屋として「場づくり」を考えるとき、ただ人を集めるのではなく、 どんな暮らしの設計をその場が引き受けるか——という視点を思い出させてくれます。 閉塞感のある毎日に、少し風を通したい方へ。 生き方のチューニング本として、静かにおすすめしたい一冊です。 --------------------------------------------------------------- クリステン・R・ゴドシー (著), 高橋 璃子 (翻訳) ユートピア・イズ・バック! 歴史は夢みる人によって作られてきた。必読 トマ・ピケティ(『21世紀の資本』)絶賛 ユートピア=夢物語ではない 私的生活から社会を変える 古代ギリシャのピタゴラスから 現代コロンビアの「家母長制」エコビレッジまで 様々な思想やコミュニティの実践を参照しながら 戦闘的オプティミズムで 資本主義リアリズムと冷笑に挑む 【目次】 第1章 未踏の知に向けて勇敢に踏みだす 社会の夢は混沌から生まれる/冷笑家はいつだって笑うもの/クレイジーな人が世界を変える/家父長制の2つの父ワード/政治的なことは個人的なこと/キング牧師と宇宙大作戦 第2章 家庭とは壁のあるところ? 床下の骨が語ること/信仰生活と学生寮/ファランステールへ行け!/労働者たちの宮殿/鉄筋コンクリート造りの夢/人とつながる都会生活/コハウジングの豊かな暮らし/家母長制のエコビレッジ/家事を社会化する住宅設計/近所づきあいのリアルな事情/足りない住宅、余るペントハウス 第3章 子どもは社会の公共財 子育てのコストを担うのは誰か/プラトンの理想の子育て/共産党宣言よりも過激な提案/愛を共有する完全主義者/ガリラヤ湖畔の「子どもの家」/そのためでなければ、国家に何の意味がある?/早期保育のポジティブな効果/親は誰だって不公平 第4章 学校は何を教えるのか 教育が投資商品になる社会/見過ごされたアインシュタイン/中世のウィキペディア/ウクライナのユニークな自立教育/あらゆる学校を農場にする/米国ハンディキャップ省/イェール大学で一番人気の授業/詩を読みに街へ出よう 第5章 所有のない世界を想像する 「所有、それは盗みである!」/主人のために働くことなかれ/富める者がますます富むしくみ/もしもウィキペディアが営利企業になったら/生産者を生産するのは誰か/信仰深いコミュニストたち/ユートピアの税金問題/世界に広がるエコビレッジ/もっともプライベートな場所を共有する/シェアリング・エコノミーの先にあるもの 第6章 君をボス猿に喩えようか 核家族というブラックボックス/チンパンジーの精巣が教えてくれること/あなたの祖先はチンギス・ハンかもしれない/一夫多妻は重罪なのか/独身者の怒りをなだめる装置 第7章 幸せな家庭はどれも似ていなくていい 古代スパルタの女たち/誰にも苗字のない世界/核家族は一種の牢獄?/恋愛を結婚から解き放つ/非婚式とクリスマスケーキ/自分で選んだ家族/3人で親になる/家族の定義を拡大する 第8章 スタートレックの未来へ 戦闘的オプティミズム/認知能力としての希望/ディストピアのフルコース/庶民にとっておなじみのもの/もしも楽園ではなく、地獄だとしたら?/ラディカルな希望を行使する/すべては可能 もっと知りたい人のための読書案内 著者について クリステン・R・ゴドシー Kristen R.Ghodsee ペンシルベニア大学教授(ロシア・東欧学学科長)。2012年にグッゲンハイム・フェローを獲得。記事や論説は世界25か国語以上に翻訳され、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ミズ・マガジン、ディセント、フォーリン・アフェアーズなど国内外多数の紙誌に掲載。東欧の社会主義崩壊と資本主義への移行が社会にもたらした影響を、普通の人びと(とりわけ女性)の暮らしに焦点を当てて研究してきた。これまでに11冊の著書があり、話題作『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』は15か国語で翻訳出版された。 高橋璃子 Rico Takahashi 翻訳家。京都大学卒業、ラインワール応用科学大学修士課程修了。訳書にゴドシー『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』、マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』、ノーデル『無意識のバイアスを克服する』、バークマン『限りある時間の使い方』、マキューン『エッセンシャル思考』など多数。 出版社 : 河出書房新社 発売日 : 2024/5/28 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 388ページ 寸法 : 13.2 x 3 x 19.1 cm
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生類の思想: 体液をめぐって
¥2,970
藤原 辰史 (著) 大気・海洋・土壌汚染、アレルギーの増加、免疫の不調、 日常化する暴力、子どもの商品化、奪われる睡眠時間……。 この世界の現実をどう捉えるか。 「人間」と「環境」を根源から定義しなおし、 ありえたかもしれないもうひとつの世界を描きだす。 世界の高速回転化と自己攻撃化にあらがう 驚くべき思考の集成。 著者について 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は農業史、環境史。 主な著書に、『ナチス・ドイツの有機農業』(第一回ドイツ学会奨励賞)、『カブラの冬』、『稲の大東亜共栄圏』、『ナチスのキッチン』(第1回河合隼雄学芸賞)、『トラクターの世界史』、『戦争と農業』、『給食の歴史』(第10回辻静雄食文化賞)、『食べるとはどういうことか』、『分解の哲学』(第41回サントリー学芸賞)、『縁食論』、『農の原理の史的研究』、『歴史の屑拾い』、『植物考』、『食権力の現代史』などがある。 出版社 : かたばみ書房 発売日 : 2025/10/2 言語 : 日本語 単行本 : 288ページ 寸法 : 12.9 x 2.5 x 18.8 cm
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親といるとなぜか苦しい: 「親という呪い」から自由になる方法
¥1,650
SOLD OUT
リンジー・C・ギブソン (著), 岡田尊司 (監修), & 1 その他 「親のために努力し続けて、しんどい――そんな自分に気づき、涙が止まりません」 「共感できることがありすぎて、すべてのページにマーカーを引きたい」 「未熟な親のもとで育ち、自分を大切にする方法を知らなかった私のために書かれた本」 「これほど人生が変わる本はなかった!」 見た目は大人だが、精神年齢は子どものままの親が子どもを苦しめる。 愛したいのに愛せない親を持つ人が「心の重荷」を降ろす方法 ◆家庭環境は平凡です。だけど親が嫌いです ◆「本当にやりたいこと」が見つからない… ◆私は家族の落ちこぼれ?人生がむなしいです ◆恋愛が苦手。どうしていいかわかりません こうした「生きづらさ」を抱える人は、 「自分がヘンなのではないか」と悩むことが多いでしょう。 でも、その原因が子ども時代にあるとしたら…? あなたに呪いをかけ、いつまでもあなたを苦しめる 「見た目は大人、中身は子どもの親」の4タイプとは。 ◆感情的な親……機嫌を損ねないかと周囲はビクビク ◆熱心すぎる親……子どもの気持ちを無視した「完璧主義」 ◆受け身な親……見て見ぬふりで役に立たない ◆拒む親……冷たく無関心。なぜ子どもを持ったのか謎 「まわりの人たちは家族の愛やつながりを明るく語るのに、なぜ自分は孤独を感じるのか。 家族と仲よくしようとするだけで、傷ついたり無力感にさいなまれたりするのはなぜだろう。 親から受けたつらい思いや混乱から、どうやって子どもは立ちなおっていけばいいのだろうか。 本書ではその解決のヒントを提示する」 著者について リンジー・C・ギブソン 臨床心理学者。精神的に未熟な親に育てられた人たちのセラピーをおこなう民間の病院に勤務。女性誌に「幸福」についてのコラムを毎月寄稿したり、過去に大学でも教鞭を執る。親子の愛着に困難を抱える人たちのサポートを精力的におこなっている。 本書はアメリカでの発売以来、版を重ね続けている大ベスト&ロングセラー。26カ国で翻訳出版され、「自分勝手で成長しない親」を持ったすべての人たちにとっての「回復の書」として熱烈な支持を集める。 岡田尊司(オカダ タカシ) 精神科医。岡田クリニック院長。東京大学文学部哲学科に学ぶも、象牙の塔にこもることに疑問を抱き、医学を志す。京都大学医学部卒業後、同大学院精神医学教室などで研究に従事しながら、京都医療少年院、京都府立洛南病院などに勤務。2013年に岡田クリニック(大阪・枚方市)を開院。『母という病』(ポプラ社)『愛着障害』(光文社新書)『発達障害グレーゾーン』(SBクリエイティブ新書)など多くの著作を通じて、人々の生きづらさに向き合っている。 岩田佳代子(イワタ カヨコ) 翻訳家。清泉女子大学文学部卒。訳書に『フェミニスト・ファイト・クラブ』『ジェーン・グドール 希望の教室』(ともに海と月社)『幸運を呼ぶウィッカの食卓』(パンローリング)など多数。 出版社 : 東洋経済新報社 発売日 : 2023/5/24 言語 : 日本語 単行本 : 288ページ 寸法 : 19.5 x 14.2 x 2 cm
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孤独と居場所の社会学~なんでもない〝わたし″で生きるには
¥1,870
阿比留 久美 (著) 社会は「自由」で「多様」なはずなのに、 なんでこんなに息苦しい? 能力主義と自己責任、家族の多様化、 ジェンダー不平等、承認欲求とアイデンティティ……。 現代の閉塞感に風穴をあけ「誰もが息のしやすい社会」を 構想する希望の論考。 ◎目次 第1部 居場所と承認 1章 なぜ居場所について考えるのか 2章 存在証明を求める社会 第2部 不安定化する生の基盤 3章 学校から社会への移行 4章 変わりゆく家族のかたち 5章 翻弄される女性の生き方 第3部 居場所ある生を生きるために 6章 ただの人として、声をあげる 7章 自立しないとダメですか? 8章 居場所ある生を生きるために 著者について 早稲田大学文学学術院文化構想学部准教授。 専門は教育学( 社会教育、青年期教育論)。子ども・若者が育ち、生きていくことのできる社会の在り方を、教育・福祉・文化を架橋しながら考えている。 子ども・若者支援団体や当事者団体などの活動から、ありうべき未来を構想中。 若者協同実践全国フォーラム(JYC フォーラム)理事。単著『子どものための居場所論』(かもがわ出版)、共著『「若者/支援」を読み解くブックガイド』(かもがわ出版)など。 出版社 : 大和書房 発売日 : 2022/10/21 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 232ページ 寸法 : 18.8 x 13 x 1.5 cm
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「いきり」の構造
¥1,870
武田 砂鉄 (著) どうしてあんなに、自信満々なのか――。 「迷惑」を忌避する社会で際立とうとして、「いきり」が幅を利かせ、暴走する。 「わからないのはバカ」「別に迷惑かかってないし」「政治家になってから言えよ!」「切り取りだろ!」……。 「従順」か「居丈高」か。 世の中に蔓延(はびこ)る、この二択から逃れ、ちゃんと深く息を吸うために、疲弊した社会の問題点を掴まえる。 社会、"私"という個人、日本人論のトライアングルの中に「いきり」を浮かび上がらせることを試みた一冊。 【目次】 1 そういうことになってるから 2 オマエに権利があるのか? 3 批判なんてしません 4 やかましい街で 5 幸せの設定 6 落ち着いてください 7 不機嫌 8 善意 9 視覚化から資格化へ 10 不安なくせに 11 上から目線 12 気のせい 13 確信歩き 14 切り取りだ 15 すべてを見る 16 逆ギレw 17 ヤニる! 18 承認 19 届ける 20 NEW&SPEED 21 言語化 22 物を言う 23 自分で考える 著者について 武田 砂鉄(たけだ・さてつ) 1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。著書に『紋切型社会』(朝日出版社、2015年、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞、19年に新潮社で文庫化)、『コンプレックス文化論』(文藝春秋、2017年、21年に文庫化)、『わかりやすさの罪』(小社、2020年、24年に文庫化)、『偉い人ほどすぐ逃げる』(文藝春秋、2021年)、『マチズモを削り取れ』(集英社、2021年、24年に文庫化)、『べつに怒ってない』(筑摩書房、2022年)、『今日拾った言葉たち』(暮しの手帖社、2022年)、『父ではありませんが 第三者として考える』(集英社、2023年)、『なんかいやな感じ』(講談社、2023年)、『テレビ磁石』(光文社、2024年)など多数。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。 出版社 : 朝日新聞出版 発売日 : 2025/9/5 言語 : 日本語 単行本 : 260ページ 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.7 cm
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眠れない夜に、言語化の話をしよう ―脳科学者はため息を言語化し、開発者は深呼吸を可視化する
¥1,760
中野信子(脳科学者)・川田十夢(開発者/AR三兄弟) 言葉にできない気持ちがある。 ため息の奥に隠れた不安や、心に残る深呼吸の余韻――。 それを「言語化」できたとき、人は救われたり、新しい景色を見られるのかもしれません。 本書は、テレビや著作で大人気の脳科学者・中野信子と、テクノロジーとアートを行き来する開発者・川田十夢による、異色の対談集。 テーマは「言語化」。 恋愛、仕事、家族、老い、死、芸術、宗教……。 誰もが避けて通れない人生の場面を題材に、「言葉で掴むこと」と「言葉からこぼれるもの」をめぐり、科学とアートの視点から徹底的に語り尽くします。 眠れない夜にページを開けば、「あ、これが言葉になるんだ」と思える瞬間に出会えるはず。 言葉に悩むすべての人へ贈る、人生に寄り添う一冊です。 * ✨ 「言語化のプロ」2人による刺激的な対談! * 日常のモヤモヤを言葉に変えるヒントが詰まっている * 仕事・恋愛・家族・老い・死……人生をまるごとカバー * 夜に読みたくなる、心を解きほぐす本 中野信子(なかの・のぶこ) 脳科学者。東京大学工学部卒業、同大学院医学系研究科博士課程修了。専門は認知神経科学。著書多数、テレビやラジオでも活躍し、わかりやすい解説と温かな語り口で人気。 川田十夢(かわだ・とむ) 開発者。「AR三兄弟」主宰。テクノロジーとアートを横断し、広告・舞台・展示など多方面で活躍。J-WAVEラジオ番組『AR三兄弟の企画書』パーソナリティとしても知られる。 出版社:ソシム 発売日:2024年8月8日 判型:単行本(ソフトカバー) ページ数:272ページ
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ハマれないまま、生きてます: こどもとおとなのあいだ (シリーズ「あいだで考える」)
¥1,760
栗田 隆子 (著) 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる シリーズ「あいだで考える」 不確かな時代を共に生きていくために必要な 「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 * 「『大人になる』ってどういうこと?」「私、何歳になっても『大人になった』気がしない」──いま、子どもと大人の境界はますます曖昧になっている。本書では、子どもにも大人にもハマれないまま生きてきた著者が、自らの内なる「子どもと大人のあいだ」を見つめ、そこにうごめく性と暴力、死への衝動や生きることへのあがきを正直に、時に飄々と描く。そして幼少時から周囲の求める「○○らしさ」と闘い、やがてフェミニズムとキリスト教に出会い、言葉と思想を獲得してきたプロセスを語りだす。子ども/大人の二分法を超えて、「ひと」のありようを問う1冊。(装画:ミロコマチコ) 著者について 栗田隆子(くりた・りゅうこ) 1973年神奈川県生まれ。文筆家。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非正規労働者として働きながら女性の貧困や労働問題の解決に向けたアクションを行うグループやネットワークにかかわる。現在は新聞・雑誌などでの執筆を中心に活動。著書に『呻きから始まる 祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)、『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社)、共著に『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書)など。 出版社 : 創元社 発売日 : 2024/5/17 言語 : 日本語 単行本 : 176ページ
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「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる
¥5,500
安宅和人 (著) 「都市集中」は人類の必然なのか? 「このままでは歴史ある自然豊かな土地が打ち捨てられ、都市にしか住めない未来がやってくる……」 突如、著者を襲った直感は、専門を越えた仲間との7年にわたる膨大な検討を経て、壮大なビジョンと化した。 自然(森)、インフラ、エネルギー、ヘルスケア、教育、食と農……これらをゼロベースで問い直したときに見えてきた、オルタナティブな世界とは。 数十年では到底終わらない運動のはじまりを告げる圧巻の一冊。 『イシューからはじめよ』の著者が人生をかけて挑む解くべき課題〈イシュー〉。 【こんな方におすすめ】 ・未来に漠然とした不安を感じている、すべての人。 ・批判や評論ではなく、具体的な「希望」や「解決策」に触れたい方。 ・自分や、自分の大切な人の未来を、諦めたくないと思っている方。 ▼目次 第Ⅰ部 風の谷とは何か 第1章 問題意識と構想 第2章 人類の2大課題 第3章 マインドセットとアプローチ 第Ⅱ部 解くべき4つの課題 第4章 エコノミクス 第5章 レジリエンス 第6章 求心力と三絶 第7章 文化・価値創造 第Ⅲ部 谷をつくる6つの領域 第8章 人間と自然を調和させる──森、流域、田園 第9章 空間構造の基盤:インフラ──道、水、ごみ 第10章 人間の活動を支えるエネルギー 第11章 ヘルスケア──肉体的・精神的・社会的健康 第12章 谷をつくる人をつくる 第13章 食と農──育てる、加工する、食べる 第Ⅳ部 実現に向けて 第14章 谷の空間をデザインする 第15章 風の谷という系を育む ※本書で語られる「風の谷」とは、自然豊かな疎な空間を、都市に頼らずとも人が住み続けられる“もう一つの未来”として再構築する構想の呼び名です。都市を否定するものではなく、都市と自然、両方を生かす空間デザインの試みとして提案されます。 著者について 安宅和人(Kazuto Ataka) 慶應義塾大学環境情報学部教授 LINEヤフー株式会社シニアストラテジスト 一般社団法人 残すに値する未来 代表理事 マッキンゼーにて11年間、多岐にわたる分野で商品・事業開発やブランド再生に携わった後、2008年よりヤフーへ。2012年から10年間CSO(Chief Strategy Officer)を務め、2022年よりZホールディングス(現LINEヤフー)にてシニアストラテジスト(現兼務)。2016年より慶應義塾SFCで教え、2018年秋より現職。 データサイエンティスト協会 設立理事・スキル定義委員長。経済産業省「新産業構造ビジョン」、内閣府/CSTI「AI産業化ロードマップ」「大学ファンド構想」、デジタル防災未来構想、数理・データサイエンス・AI教育モデルカリキュラムおよびプログラム認定制度、知的財産戦略ビジョンの策定など、科学技術およびデータ・AIをめぐる多様な政策形成に関わる。 都市集中しかないかのように見える未来に対し、知恵と技術を活かし、自然と人が共存するもう一つの未来の創造を目指して、2017年に構想づくりを始動。以降、専門家・地域実践者とともに課題の構造的な見極めの上、構想を深め、実装に向けた検討、取り組みを重ねている。 東京大学大学院 理学系研究科 生物化学専攻修士課程修了。イェール大学 脳神経科学Ph.D.。著書に『イシューからはじめよ』(英治出版)、『シン・ニホン』(NewsPicksパブリッシング)など。 一般社団法人 残すに値する未来 https://aworthytomorrow.org 2017年に始まった「風の谷をつくる」検討・運動を推進する母体として、2020年に設立。 五千年以上続いてきた都市集中型社会に対し、持続可能で多様性に富んだオルタナティブの創造を目指す。 構想には、森、流域、エネルギー、教育、医療、食と農、景観、土木、データ・AIなど、多様な分野の専門家・実践者・学生が集い、知恵と技術を融合しながら、数百年先を見据えた社会の新たな「かたち」の立ち上げに挑んでいる。 テクノロジーと自然、個と共同体、土地の記憶と未来志向を接続するこの試みは、単なる制度設計でも都市開発でもなく、「生き続けうる場所(viable place)」を共につくり上げる営みである。その第一歩として、数百年続く運動論の「最初の型」を立ち上げることを、当面の目標としている。 トップへ この商品について 類似商品 このブランドから この著者から 質問 レビュー 「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる 「風の谷」という希望――残すに値する未来をつくる 出版社 : 英治出版 発売日 : 2025/7/30 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 984ページ ISBN-10 : 4862763502 ISBN-13 : 978-4862763501 寸法 : 21 x 14.8 x 4 cm
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問いの技法: 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために
¥2,640
佐藤 裕 (著) 教育での「問う力」、ビジネスでの「質問力」や「聞き方」など、問いは様々なシーンで重要視されています。私たちは会話や文章、プレゼンなどで日常的に多くの問いを立てて質問し、問いにうまく答えようとすることでコミュニケーションを成り立たせています。 「いつ東京に来たの?」「食後にコーヒーを飲むのはなぜ?」という日常会話、「あのプロジェクトはうまくいったの?」「売り上げが落ちたのはなぜ?」という仕事のやりとり、「国会はこの法律を成立させるか否か」という社会的な問い――。 本書では、実体験から問いの立て方を紹介するのではなく、「問いの理論」に基づいて「そもそも問いとは何か」をひもとき、多様な問いの分類整理からそれぞれの技術の説明、そして人工知能と問いというアクチュアルな問題までを射程に収めて解説します。 高校生や大学生が「いい問い」を立てるヒントが詰まっているのはもちろん、社会人のリスキリング(学び直し)としても役立つユニークな問いの教科書です。 目次 はじめに 第1部 問いを理解する 第1章 問いは答えの選択である 1 問いとは何か 2 答えを選択するということの意味 第2章 暗黙の問いを見つけ出す 1 問いの先取り 2 高度な問いの先取り 3 文章やプレゼンなどでの問いの先取り 4 暗黙の問いの重要性 第3章 問いの焦点をはっきりさせる 1 平叙文の焦点 2 問いの焦点 3 焦点を意識することの重要性 第4章 事実と評価を区別する 1 社会的な問い 2 事実と評価 3 社会的評価 4 社会的事実 第5章 事実と意見・主張を区別する 1 事実と主張の違い 2 意見と主張の違い 第6章 根拠と理由を区別する 1 二種類の「なぜ」 2 推論の問い 3 根拠と理由の区別 第7章 原因と理由を区別する 1 説明の問い 2 原因と理由の区別 3 原因を問う目的、理由を問う目的 4 二種類の理由? 第8章 「問いの世界」の全体像 1 記述の問い 2 社会的な問い 3 二次的な問い 4 心の問いと世界の問い 第2部 問いを立てる 第9章 問いを学ぶ 1 自分自身の問いをもつということ 2 問いを学ぶということ 3 問いを自分のものにする 第10章 問いに気づく 1 言葉に注意を払う 2 選択と否定を意識する 3 先取りされている問いを見つける 第11章 二次的な問いを立てる 1 まず意味がある答えを見つける 2 比較による「別の答え」の発見 3 「なぜ」の問いを仕分けるための確認の問い 4 焦点を明確にする 第12章 漠然とした問いを明晰化する 1 問いの語彙の使用 2 違いを問う 3 関係を問う 第3部 質問をする 第13章 質問について考えるための準備 1 問いとしての質問 2 質問の分類 第14章 正解がある質問――社会的な答えについての質問 1 事実を知る者と知識をもつ者 2 マスメディアによる質問 3 専門家への質問 第15章 正解を作るための質問――主張や意見についての質問 1 主張・意見を問うという考え方 2 多様性の期待と統一への志向 3 代議員は何を問うか 4 「陰謀論」にどう接するか 第16章 心を問う質問――理由についての質問 1 心を問う質問の難しさ 2 理由を問う質問の重層性 3 理由の多様性 4 質問する側の記述と質問される側の選択 補 章 人工知能と問い――生成AIとは何か 1 人工知能は本当に問いに答えているのか 2 人工知能は正解を見つけ出すことができるのか 著者について 1961年、大阪府生まれ。富山大学人文学部教授。専攻は社会学で、社会調査法、差別論、ルールの理論、問いの理論などについて研究を発表している。著書に『ルールの科学――方法を評価するための社会学』(青弓社)、『人工知能の社会学――AIの時代における人間らしさを考える』(ハーベスト社)、『新版 差別論――偏見理論批判』(明石書店)、『ルールリテラシー――共働のための技術』(新曜社)など。 出版社 : 青弓社 発売日 : 2025/5/28 言語 : 日本語 単行本 : 240ページ ISBN-10 : 4787235613 ISBN-13 : 978-4787235619 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.5 cm
