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  • 考えること・考えねばならないこと
  • 死ぬまで生きる日記(土門蘭)

    ¥2,090

    土門蘭 (著) 日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。 著者について 1985年広島県生まれ。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う。著書に歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』(寺田マユミとの共著)、インタビュー集『経営者の孤独。』、小説『戦争と五人の女』、エッセイ『そもそも交換日記』(桜林直子との共著)がある。 出版社 ‏ : ‎ 生きのびるブックス 発売日 ‏ : ‎ 2023/4/20 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 264ページ 「死ぬまで生きる日記」のレビュー・評価を要約してみました。 ご参考になればと思います ◉共感と自己理解 理由なく「死にたい」と感じる、楽しいことがあっても希死念慮が訪れる経験を持つ読者から、共感の声が多数寄せられている。 著者(土門蘭さん)のカウンセリングを通した自己理解の過程が、読者自身の自己理解を促すきっかけになっている。 ◉カウンセリングの疑似体験 カウンセラーとの対話を通して内面を深く掘り下げていく内容が、読者にカウンセリングを疑似体験するような感覚を与える。 著者の感情や思考の詳細な言語化が、読者自身の感情をより深く理解する手助けとなる。 カウンセラーの寄り添う姿勢やアプローチが、読者に安心感を与えている。 ◉感情の言語化 「死にたい」という感情を別の言葉(例:「帰りたい」「書きたい」)で表現することが、読者に新たな視点を与える。 感情を言語化することで、その根源にあるものに気づき、自己理解を深めることができる。 感情を言葉にすることで、気持ちが整理され、救われるという経験が共有されている。 ◉生きづらさへの寄り添い 生きづらさを感じている人や苦しんでいる人に寄り添う作品として評価されている。 著者の苦悩のありのままの描写が、読者に共感と孤独ではないという感覚を与える。 「お守り」のような存在になると感じている読者もいる。 ◉認知行動療法とマザーリング カウンセリングで紹介された「認知行動療法」や「マザーリング」といった具体的な手法が、読者にとって役立つ情報として捉えられている。 特に「マザーリング」は、自分の感情を受け入れることの重要性を教えてくれると評価されている。 ◉自己受容 ネガティブな感情を持つ自分自身を受け入れることができるようになったという読者の声が多い。 ポジティブ思考を強要するのではなく、ネガティブな感情も抱えながら生きていくことを肯定してくれる点が、多くの読者にとって救いになっている。 ◉多様な解釈 読者の解釈は多岐にわたる。 自身の出自の葛藤や理想の母親像を求める気持ちと重ねて読んでいる人もいる。 著者と同じように「帰りたい」という感情を持つ人もおり、それぞれの経験や感情と照らし合わせながら読んでいることがわかる。 ◉本の力 本を読むことで、不安が和らいだり、気持ちが少し楽になったりするといった体験が共有されている。 本との出会いは縁やタイミングであるという意見もあり、この本もまた、必要な時に出会うべくして出会った本であると感じている読者がいる。 総じて、「死ぬまで生きる日記」は、多くの読者にとって、共感、自己理解、そして心の癒しをもたらす作品として評価されています。著者の正直な言葉と、カウンセリングを通して変化していく姿が、読者の心に深く響いていると言えるでしょう。 土門蘭著書 歌画集 100年後あなたもわたしもいない日に https://hontohitsuji.thebase.in/items/74160980 絵と短歌展図録「100年後」の7年後 https://hontohitsuji.thebase.in/items/125586925 【土門蘭デビュー小説】戦争と五人の女 https://hontohitsuji.thebase.in/items/73695610

  • なぜあなたの感想はふつうなのか 独自の視点で語る技術

    ¥1,650

    大島育宙 (著) オードリー若林正恭さん、佐久間宣行さん 推薦! エンタメ時評の旗手 初の著書 独自の鑑賞術・言語化・インプット術を初公開 本のテーマ 中心にあるのは、他人のレビューや「考察」を探して安心してしまう「感想検索病」からどう抜け出すか、という問いです。 本書は、独自性を「人と違う奇抜なことを言う能力」ではなく、作品を自分の経験・関心・違和感というフィルターに通し、根拠を持って言語化する技術として扱います。映画やドラマを具体例に、独自の感想のつくり方と、自分の軸を育てるインプット法を説く内容です。 構成 第1部「感想検索病の時代」:なぜ人は感想を検索し、「考察」を急いで求めるのかを考える 第2部「独自の感想の作り方」:他者の感想の使い方、独自の切り口を見つける4段階分析、「自分だけの警察」、アウトプットの精度を扱う 第3部「独自の視点を生み出すインプット術」:「軸」を持つ鑑賞、ルーティン、読書会・創作会を通じた言葉の解像度の育て方を扱う こんな人におすすめ ・書評、読書メモ、SNS投稿が「よかった」「刺さった」で止まりがちな人 ・書店のPOP、選書文、イベント告知に自分らしい言葉を加えたい人 ・読書会や創作会を、感想の交換だけでなく視点を磨く場にしたい人 ・他人の感想を読むことは好きだが、それに自分の感覚が飲まれがちな人 著者について 1992年生まれ、東京都出身。東京大学法学部卒業。2017年、お笑いコンビ「XXCLUB」でデビュー。タイタン所属。TBSラジオ『こねくと』では毎週火曜の「空閑時評」にレギュラー出演、フジテレビ『週刊フジテレビ批評』ドラマ辛口放談にコメンテーター、Eテレ『太田光のつぶやき英語』に英語インタビュアーとしてレギュラー出演。TBS『サンデー・ジャポン』MX『5時に夢中!』『バラいろダンディ』にコメンテーターとして不定期出演。ポッドキャスト「無限まやかし」「炎上喫煙所」「ペーパードライブ」の他、『Quick Japan』『ROCKINONJAPAN』などでの連載も執筆中。YouTubeでは映画やドラマの時評を配信、登録者は16万人(2026年3月時点)。 出版社 ‏ : ‎ 大和書房 発売日 ‏ : ‎ 2026/6/17 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 256ページ 寸法 ‏ : ‎ 17.3 x 11.3 x 1.6 cm

  • 100の思考実験

    ¥1,980

    ジュリアン・バジーニ (著), 向井和美 (翻訳) これは「読む」本ではありません。 「考える」本です。 身体と脳、自意識、言語、宗教、芸術、環境問題など、多岐にわたるテーマから100の問いをまとめた、哲学的思考実験の見本帳。 「列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り替えられるとしたらどうするか」 NHK「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」のように、古代ギリシャの時代から哲学者たちは「思考実験」を “考えるためのシミュレーション・ツール” として用いてきました。身体と脳・自意識・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差など、多岐にわたるテーマから選りすぐった簡単に“答え”の出ない、哲学・倫理学・論理学の100の難問があなたをぐらぐらと揺さぶります。 ★世界19ヶ国で刊行! イギリス発ロングセラー! 【書評から】 ・「読んでいて思わず引きこまれる。知的で愉快で、型破り。巧みでセンスのよい構成。誰かと議論したいのに、相手が見あたらないとき、繰り返し手にとりたくなる本だ」(Sunday Herald) ・「楽しんでできる頭の体操」(London Review of Books) ・「何度も考えることこそ、明敏で切れ味のよい本書の意図するところだ」(Sunday Times) ・「この本はさながら、道徳哲学の“数独”である。身動きできない地下鉄の中でも、“思考実験”のどれかに取り組めば、たちまち通勤地獄から抜け出せる」(New Statesman) 【目次(一部)】 01 邪悪な魔物――理性で理性を疑えるだろうか? 02 自動政府――コンピュータに政治ができるだろうか? 03 好都合な銀行のエラー――誰も損をしなければ何をしてもよいか? 04 仮想浮気サービス――不倫はなぜいけないのか? 05 わたしを食べてとブタに言われたら――動物の尊厳とはなんだろう? 06 公平な不平等――不平等が許される場合とは? 07 勝者なしの場合――結果がよければ何をしてもいいのか? 08 海辺のピカソ――芸術は永遠だろうか? 09 善なる神――宗教なしの道徳は成立するのだろうか? 10 自由意志――すべてはあらかじめ決定されているのか? ~ 100 喫茶店で暮らす人たち――わたしたちも搾取の加担者だろうか? 著者について 【著者】ジュリアン・バジーニ(Julian Baggini) イギリスの哲学誌 “The Philosophers' Magazine” 編集長。各紙誌への寄稿、テレビ出演などをとおして、哲学をわかりやすく一般に解説する哲学者としての顔ももつ。邦訳された共著に『哲学の道具箱』『倫理学の道具箱』(共立出版)、『哲学者は何を考えているのか』(春秋社)ほかがある。 出版社 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店 発売日 ‏ : ‎ 2012/3/1 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 408ページ 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 3 cm

  • やりたいことが見つからない君へ (小学館Youth Books)

    ¥990

    坪田 信貴 (著) 人生の出来に才能は関係ない 120万部を超えるベストセラーになった、通称「ビリギャル」著者・坪田信貴氏が、今こそ10代に伝えたい、熱いメッセージ! やりたいことがなく、やる気も出ないという人が今すぐトライすべき小さな一歩とは何か。それがのちのち人生にどれだけ大きなインパクトを与えることになるのかを、多彩なエピソードで語る。 方法をまちがえなければ、誰でも成長はできる。 自分自身が想像もしていなかった未来を手に入れることもできる。 それなのに、トライもせずに、うまくいった人を横目で見ながら 「もともと才能があったんでしょ」 「そもそも地頭がよかったんでしょ」 などといじけるのは、自分がトライしないであきらめる言い訳を探しているだけ。 さあ、失敗上等! 「できない理由」「やらない理由」ではなく、 「やれる理由」探しから始めよう! 出版社 ‏ : ‎ 小学館 発売日 ‏ : ‎ 2021/10/1 言語 ‏ : ‎ 日本語 新書 ‏ : ‎ 224ページ 坪田信貴 教育者、経営者。これまでに1300人以上を「子別指導」し、心理学を用いた学習指導により、偏差値を短期間で急激に上げることに定評がある。上場企業の社員研修や管理職研修なども含め、全国の講演会に呼ばれ、15万人以上の人が参加している。テレビやラジオでも活躍中。第49回新風賞受賞。著書に、120万部突破のミリオンセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(ビリギャル)がある。

  • 【映画化で話題!】急に具合が悪くなる

    ¥1,760

    宮野真生子 (著), 磯野真穂 (著) もし明日、急に重い病気になったら── 見えない未来に立ち向かうすべての人に。 【濱口竜介監督 最新作 原作本】 映画『急に具合が悪くなる』 2026年6月19日全国公開 主演:ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒 第79回カンヌ国際映画祭 最優秀女優賞受賞! 哲学者と人類学者の間で交わされる 「病」をめぐる言葉の全力投球。 共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。 信頼と約束とそして勇気の物語。 もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか? がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。 ──────────────────────── 1便:急に具合が悪くなる 2便:何がいまを照らすのか 3便:四連敗と代替療法 4便:周造さん 5便:不運と妖術 6便:転換とか、飛躍とか 7便:「お大事に」が使えない 8便:エースの仕事 9便:世界を抜けてラインを描け! 10便:ほんとうに、急に具合が悪くなる ──────────────────────── 宮野真生子(みやの・まきこ) 福岡大学人文学部准教授。2000年、京都大学文学部文学科卒業。2007年、京都大学大学院文学研究科博士課程(後期)単位取得満期退学。博士(人間科学)。専門は日本哲学史。著書に『なぜ、私たちは恋をして生きるのか──「出会い」と「恋愛」の近代日本精神史』(ナカニシヤ出版)、『出逢いのあわい──九鬼周造における存在論理学と邂逅の倫理』(堀之内出版)、藤田尚志との共編著に『愛・性・家族の哲学』(全3巻、ナカニシヤ出版)などがある。 磯野真穂(いその・まほ) 国際医療福祉大学大学院准教授。1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。オレゴン州立大学応用人類学研究科修士課程修了後、2010年、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文化人類学、医療人類学。 著書に『なぜふつうに食べられないのか──拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界──いのちの守り人の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想──やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)などがある。 出版社 ‏ : ‎ 晶文社 発売日 ‏ : ‎ 2019/9/25 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 256ページ

  • 水中の哲学者たち

    ¥1,760

    永井玲衣 (著) みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。 「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」 それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ! 「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ! 人々と問いに取り組み、考える。哲学はこうやって、わたしたちの生と共にありつづけてきた。借り物の問いではない、わたしの問い。そんな問いをもとに、世界に根ざしながら世界を見つめて考えることを、わたしは手のひらサイズの哲学と呼ぶ。なんだかどうもわかりにくく、今にも消えそうな何かであり、あいまいで、とらえどころがなく、過去と現在を行き来し、うねうねとした意識の流れが、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ぼけた頭で世界に戻ってくるときのような、そんな哲学だ。(「まえがき」より) 【目次】 1 水中の哲学者たち 2 手のひらサイズの哲学 3 はい、哲学科研究室です 著者について 永井玲衣(ながい・れい) 1991年、東京都生まれ。哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの連載なども手がける。独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。詩と植物園と念入りな散歩が好き。 出版社 ‏ : ‎ 晶文社 (2021/9/28) 発売日 ‏ : ‎ 2021/9/28 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 268ページ 寸法 ‏ : ‎ 18 x 14 x 2 cm

  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学 (NHK出版新書)

    ¥1,023

    著者・作者名:朱 喜哲 本の内容: 分断と対立が深まり、価値観が「バラバラ」になった現代社会において、私たちはどのようにして他者と共に生きていけばよいのか。アメリカを代表する哲学者であり、ネオ・プラグマティズムを提唱したリチャード・ローティ(1931〜2007)の思想を、気鋭の哲学者が鮮やかに読み解く入門書。 普遍的な正義や真理に頼るのではなく、言葉の書き換えや「残酷さの回避」、そしてささやかな連帯によって社会を少しずつ良くしていこうとするローティの哲学は、寛容さを失いつつある現代に強い示唆を与えてくれます。 著者について: 朱 喜哲(チュ ヒチョル) 1985年、大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在は大阪大学人文学研究科特任等准教授。専門はプラグマティズムを中心とする現代哲学・言語哲学。学術研究にとどまらず、メディアへの寄稿やパブリックな場での対話活動などを通じて、哲学の知見を現代社会へ開く試みを続けています。著書に『〈公正〉をめぐる市民社会論』など。 出版社:NHK出版 発売日:2026/2/10 ページ数:256ページ 寸法:17.2 x 10.8 x 1.3 cm

  • 喫茶店のディスクール

    ¥1,870

    オオヤミノル (著) われわれは一体誰と契約をしているのか? SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。 京都出身の焙煎人であり、京都[KAFE工船]、倉敷[カフェゲバ]などのカフェを営む著者が、街場の語り口で考える、この時代いかにして「いいお店」が成立するか。 情報消費、権威主義、労働者と消費者の物象化と疎外、シェアという名の労働力搾取まで、昨今の小商いにまで侵食する不可解な現象を、社会契約論にまでさかのぼり、共有地、贈与、ローカルなど広範囲にわたるキーワードとともに考察した、痛快かつ深い喫茶・小商い論。 出版社 ‏ : ‎ 誠光社 発売日 ‏ : ‎ 2023/2/5 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 143ページ

  • 日本国憲法

    ¥1,320

    齋藤陽道 (写真) 日本国憲法は誰のものか?
もう一度読み、感じ、考える私たち自身の憲法。
日本国憲法の条文全文に、写真家・齋藤陽道さんのカラー写真を組み合わせたハンディな一冊。
戦後80年、私たちの幸福と平和の土台となってきた憲法を、いまの暮らしのなかでそれぞれの人生を生きる人々の姿を深くとらえた写真とともに読み直す。   もっと切実に、さらに親しみやすく──。
2022年に刊行し反響をいただいた同タイトルの本に、新たに16点の写真を追加収録し、3人の執筆者による憲法についてのエッセイを収めた栞を添えたボーナスバージョンを、新刊として刊行します。 ■栞 「健康で」とは、「文化的な」とは  いしいしんじ
私と日本国憲法  安積遊歩
みつさんへ  関根 愛 ■著者 齋藤陽道(さいとう・はるみち)
1983年、東京都生まれ。写真家、文筆家。東京都立石神井ろう学校卒業。2020年から熊本県在住。2010年、写真新世紀優秀賞。2013年、ワタリウム美術館個展。2014年日本写真協会新人賞。
写真集『感動』(赤々舎)、続編『感動、』(赤々舎)、著書『異なり記念日』(医学書院・シリーズケアをひらく、毎日出版文化賞)、『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社、熊日文学賞)、『つながりのことば学』(NHK出版・学びのきほん)など多数。
新聞、雑誌の連載等でも活躍するほか、「手話のあるくらし」をさまざまな方法で伝える活動をしている。 四六判変型/並製本/本文96頁 2026年5月3日刊

  • 増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる 答えを急がず立ち止まる力

    ¥1,320

    著者・作者名:谷川嘉浩、朱喜哲、杉谷和哉 本の内容:すぐに答えが出ない事態や、どうにも対処できない状況に耐えうる能力「ネガティヴ・ケイパビリティ」。効率性やタイパ(タイムパフォーマンス)を求められ、饒舌に分かりやすい答えを急かされる現代において、あえて言い淀み、立ち止まることの価値を、俊英の気鋭学者3名が哲学・倫理・社会の多角的な視点から問い直す。単行本版に約4万字の増補を加え、三宅香帆による解説「饒舌な時代に、それでも言い淀む瞬間」を収録した決定版。 著者について:谷川嘉浩(京都大学准教授、哲学者、著書に『スマホ時代の哲学』など)、朱喜哲(大阪大学特任准教授、哲学者、プラグマティズム研究)、杉谷和哉(岩手県立大学専任講師、政治学者、公共政策論)。現代の人文書界を牽引する俊英3名。 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 発売日 ‏ : ‎ 2026年3月10日(ちくま文庫版) ページ数 ‏ : 352ページ 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.5 x 14.8 cm 本のジャンル:文庫・人文書・哲学・思想

  • 死なないでいる理由

    ¥792

    鷲田 清一 (著) 生きること、老いることの意味。現代はそういう問いを抱え込んでいる。<わたし>が他者の宛先でなくなったとき、ひとは<わたし>を喪う。存在しなくなる。そんな現代の<いのち>のあり方を滋味深く綴る哲学エッセイ。 著者について 1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学総長。先行は臨床哲学。著書に『「待つ」ということ』角川選書、『夢のもつれ』角川ソフィア文庫、『思考のエシックス』『「聴く」ことの力』など多数。 出版社 ‏ : ‎ 角川学芸出版 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/25 本の長さ ‏ : ‎ 224ページ

  • 振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界

    ¥1,980

    若山 和樹 (著) noteで大反響!臨床心理士が教える【自他境界】の入門書 自分と他者を隔てる境界線をひいて、すこやかな人間関係をつくろう ★購入者限定特典:バウンダリーづくりのエクササイズシート(PDF)つき ◆こんなことで悩んでいませんか? ・断るのが苦手で、いつも誰かに振り回される ・助けを求めたり、相談したりすることができない ・相手のちょっとした言動がいつまでも気になってしまう ・他人が怒られているのを見ると、自分のことのように感じてしまう ・親や友人など特定の人と関わると、ドッと疲れたりいつまでも落ち込んでしまう ・DVやモラハラなど、暴力をふるわれる、あるいはふるってしまう ・上下関係になっている友人がいるが、関係を切ることができない もしひとつでも当てはまるのであれば、「自他境界」に問題があるのかもしれません。 ◆自他境界(自分と他者を隔てる境界線)がきちんと機能していると、私たちは人とのつながりのなかで「個人の幸福」と「健全な人間関係」を同時にかなえられます。この自他境界を、本書では「バウンダリー」と呼びます。 ときどき「自分と他者を切り分けて自己主張することだけ」をバウンダリーだと捉える人がいますが、それは単に境界線を引くだけで、自分のまわりから人が離れてしまったり自分の成長を妨げたりしてしまう可能性もあります。 本書では、自分ばかり苦しむわけでも、自分の意見ばかり押し通すわけでもない、まわりの人とすこやかな関係を築くためのバウンダリーづくりの方法を紹介していきます。 ◆あなたの境界線はどのタイプ? ・まわりに合わせすぎてしまう【迎合タイプ】 ・誰にも弱さを見せられない【回避タイプ】 ・他者をコントロールしたい【支配タイプ】 ・相手のニーズがわからない【無反応タイプ】 ・バランスよく自他を尊重できる【バウンダリー】 ◆さまざまな場面で生じる境界線の問題も解説します ・家族:過干渉/役割の逆転/金銭的な依存と支配… ・パートナー:ニコイチ/カップルダンス/嫌知らず… ・友人:対等でない友情/弱さを見せられない/人間関係のリセット… ・仕事:バーンアウト/パワハラ… ◆本書では、自他境界の問題の深さを4つの段階に分け、それぞれの状態にあわせた解決策を提案します。 特定の相手との関係だけに悩んでいる人も、常に苦しくて身動きがとれなくなってしまっている人も、ぜひお手に取ってみてください。 【目次】 はじめに 第1章:自他境界とは何か 自他境界の5つのタイプ 「いや」と言えない 迎合タイプの境界線 「ほしい」を言えない 回避タイプの境界線 「いや」を受け入れない 支配タイプの境界線 「ほしい」を受け入れない 無反応タイプの境界線 バウンダリー 心地よい境界線 相手によって境界線のタイプが変わることもある 第2章:境界線に問題があると何が起こるのか 相手ごとに起こりやすい境界線の問題 家族間で生じる境界線の問題 ・過干渉 ・秘密のない家族 ・過度な忖度 ・役割の逆転 ・金銭的な依存と支配 ・三角関係 パートナー間で生じる境界線の問題 ・ニコイチ ・カップル・ダンス ・嫌知らず 友人間で生じる境界線の問題 ・対等でない友情 ・弱さを見せられない ・人間関係のリセット ・影響の受けやすさ 仕事・職場で生じる境界線の問題 ・バーンアウト ・パワハラ 第3章:バウンダリーとは何か バウンダリーの定義 バウンダリーの役割 ・① 自分自身をつくり上げる ・② 負うべき責任とその範囲を明らかにする ・③ 良いものを取り込み、悪いものを排出する ・④ 成熟を導く バウンダリーの実際 ・何がバウンダリーになるのか ・何がバウンダリーではないのか 第4章:バウンダリーの発達とそれを阻害するもの 3つの疑問 バウンダリーの発達 ・つながりの獲得:共生の段階 ・境界線のはじまり:分化の段階 ・力の感覚の出現:練習の段階 ・バウンダリーの成立:再接近の段階 ・三者関係の成立:個体化の段階 ・学童期から青年期にかけてのバウンダリーの発達 境界線が不安定になるとき ・①境界線の発生の段階でのケア vs. 境界線の発生の段階での傷つき ・②成長期のケア vs. 成長期での傷つき ・③ポジティブな内的要因 vs. ネガティブな内的要因 ・④ポジティブな外的要因 vs. ネガティブな外的要因 ・⑤三者関係 vs. 二者関係 ・⑥安全で安心な環境 vs. トラウマ 3つの疑問の答え 第5章:バウンダリーづくりの「最良の方法」――「いや」を伝え、メンテナンスし、適切な距離をとる 境界線の問題の4つの段階 バウンダリーづくりの「最良の方法」 ・バウンダリーを主張する(「いや」「ほしい」を伝える) ・境界線をメンテナンスする ・環境調整をする(適切な距離をとる) さまざまな関係における一般的な境界線の問題 ・家族間の境界線の特徴とバウンダリー ・パートナー間の境界線の特徴とバウンダリー ・友人間の境界線の特徴とバウンダリー ・仕事での境界線の特徴とバウンダリー 「最良の方法」の限界 第6章: どうしても「いや」を言えないときにどうするか――バウンダリーを明確にする3つのステップ 複雑な境界線の問題 ・境界線の問題が複雑化するとき ・複雑な境界線の問題が生じているサイン 複雑な境界線の問題への対処法 ステップ1 絆をつくる ・絆づくりが一番、バウンダリーは二番 ・絆づくりのための2つのポイント ・つながりがどうバウンダリーをつくるのか ステップ2 力を取り戻す ・身体の声に耳を傾ける ・身体の感覚を高める ・楽しみを見つける ステップ3 小さなバウンダリーを設定する ・つながりと楽しみのスペースを優先して確保する ・バウンダリーづくりの順番を意識する ・小さなバウンダリーを設定する カイロスを待ちながら 第7章:深刻な境界線の問題 重大な境界線の侵害:トラウマ ・トラウマと境界線 ・トラウマと境界線の段階 深刻な境界線の問題 ・深刻な境界線の問題の実際 ・深刻な境界線の問題が生じているサイン ・深刻な境界線の問題の対処法 おわりに 参考文献 特典のご案内 著者について 若山和樹(わかやま・かずき) 臨床心理士・公認心理師。 日本福祉大学非常勤講師。国際基督教大学博士前期課程修了(アーツ・サイエンス研究科比較文化)、愛知学院大学大学院博士前期課程修了(心身科学研究科心理学)。 医療機関でカウンセリングや心理検査などを行うほか、大学・専門学校での講師も務める。2020年からはカウンセリングルーム9Bにも所属し、対面・オンラインでのカウンセリングを実施。主な専門は、トラウマ関連疾患や解離性障害、発達障害の心理療法など。著書に『子どものトラウマ治療』(分担執筆:診断と治療社)、『トラウマと解離の文脈』(共訳:金剛出版)などがある。 カウンセリングルーム9B公式サイト:https://9broom.sumomo.ne.jp/ 出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日 ‏ : ‎ 2025/7/25 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 288ページ 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 1.4 cm

  • あなたが政治について語る時 (岩波新書)

    ¥1,100

    平野 啓一郎 (著) 劣化し続ける政治への不信は、いつしか諦念となり、政治を語ることが忌避される社会が訪れている。このまま為政者に未来を委ねてしまってよいのか。自己責任論から脱し、一人一人の身近な現実をもとに政治を語り合うことから始めたい。人間の生を真摯に見つめる小説家が、現代、そして未来を鋭く問い続けてきた発言の記録。 目 次 Ⅰ 政治問題として考える  「政治について語ること」  多様性と合意形成  主権者教育なき日本  「目的の正義」と「手段の正義」  批判は未来のリスクの回避  「野党は批判ばかり」批判  命令法の言葉  格差社会と仮想空間  メタバースの政治参加  お金を渡すことは失礼か?  「ウサギとカメ」はどんな話だったか?  政治家の人間性の評価  芸術とは何か? Ⅱ 未来の手前で  のび太として考える  節約される時間、費やされる時間  リスク管理と監視  身体の痛みと所有感覚  「夢のクチュリエ」展――「趣味」に抗する価値体系  「カッコいい」とは何か?  自由と平等を維持するインセンティヴ  企業が科すペナルティ  エスカレーターは片側を空けるべからず  気候変動と都市インフラ  絵画への攻撃は正当化され得るのか?  住む場所の選択  人類史と各国史  移民と歴史的知識  個人データを巡る激動  悪筆とトラベラーズ・チェック Ⅲ 「正義」を巡って  複雑さと予測困難に耐えて  防衛予算の過度の増額  貧しき軍事大国化  外交とは何か?  素朴に戦争に反対すべきである  新型コロナの対策  「専門家」の評価  新しい技術と民主主義  ウィズ・コロナと住環境  「世界の真ん中で輝く」の厚顔  韓国元徴用工問題  日本学術会議問題  NHKの政治報道  メディアの健全化は、政治家個人の仕事にあらず  犯罪報道でも相談先の明記を  五輪が阻害する未来の展望  東京五輪開催理由の空虚  五輪選手の沈黙  旧統一教会と自民党 Ⅳ 成熟のための時間  「ありがとう」という妙な言葉  教育のグランドデザイン  子供が育つということ  父であり子であること  子供の教育方針  年齢と同一性  死者を語る  死後の作品  ライフログの行方  「国民総時間」の減少  「役に立つ人間」  子供を三人以上育てるとは?  ベビーカー論争  社会福祉は損なのか? 著者について 平野啓一郎(ひらの・けいいちろう) 1975年,愛知県生まれ.北九州市出身.1999年,京都大学法学部在学中に投稿した『日蝕』により芥川賞受賞.数々の作品を発表し,各国で翻訳が紹介されている.2020年からは芥川賞選考委員を務める.主な著書は,小説では『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)『ある男』(読売文学賞受賞)『本心』『富士山』等,エッセイ・対談集に『本の読み方 スロー・リーディングの実践』『小説の読み方』『私とは何か―「個人」から「分人」へ』『「生命力」の行方―変わりゆく世界と分人主義』『考える葦』『「カッコいい」とは何か』『死刑について』『三島由紀夫論』(小林秀雄賞受賞)等がある. 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 発売日 ‏ : ‎ 2025/8/22 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 208ページ 寸法 ‏ : ‎ 0.86 x 10.7 x 17.3 cm

  • さみしい夜にはペンを持て

    ¥1,650

    古賀史健 (著), ならの (イラスト) 糸井重里氏 推薦! 「長編詩であり、冒険絵本であり、あらゆる少年少女のハンドブックであり、 文章を書くことがすっかりおもしろくなってしまう魔法の本。 こんな本は、世界中でもはじめてなんじゃないかな」 他者より先に、自分との人間関係を築くための本 『嫌われる勇気』古賀史健が、 はじめて13歳に向けて書き下ろした 「自分を好きになる」書き方の寓話 教育系YouTuber 葉一氏 推薦! 「おもしろかったです! 本は一度に読みきれないことが多いのですが これは一気に読み切ってしまいました!」 ブレイディみかこ氏 推薦! 「書くことは苦手だとか、嫌いだとか、言葉なんて面倒くさいし本当の気持ちは伝えられないとか思っている人。そんな人たちにこそこの本を読んでほしいと思いました。 あなたは誰よりも書きたくなる人かもしれないから」 内沼晋太郎氏(日記屋月日 店主) 推薦! 「日記を書くと、どんな毎日も文章の形をして立ち上がる。読めばたしかに生きてきたと確認できるし、書けばこれからも生きていくという実感がもてる。それは存在しないはずの〈人生の意味〉のようなものに、届きそうな手を伸ばすことだ。この本がきっかけで、日記をつけはじめ、続けることで救われる人が、きっとたくさんいる」 SNSで常時だれかとつながっている時代。 だからこそ、積極的に「ひとり」の時間をつくろう。 うみのなか中学校に通うタコジローは、 学校にも居場所がなく、自分のことが大嫌い。 ある日、不思議なヤドカリおじさんと出会ったタコジローは その日から、どんどん変わっていく… ・考えるとは「答え」を出そうとすること ・その作文、嘘が混じってない? ・みんなと一緒にいると、自分ではいられなくなる ・考えないのって、そんなに悪いこと? こんな方におすすめ □与えられた正解に違和感がある □自分の考えをうまく言葉にできない □SNSに疲れてきた □悩んでいる子どもに何と言葉をかけていいかわからない 古賀史健さんより 「作文や読書感想文を上手に書く必要はありません。それよりも大切なのは、書くことを通じて自分と対話を重ね、知らなかった自分を発見し、自分を好きになっていくことです。ぜひ、本書を入口に『書くこと』のおもしろさに触れてください」 出版社 ‏ : ‎ ポプラ社 発売日 ‏ : ‎ 2023/7/18 単行本 ‏ : ‎ 292ページ

  • 資本主義を半分捨てる (ちくまプリマー新書)

    ¥990

    青木真兵 (著) 生きづらさに満ちた社会で、資本主義の価値観に縛られず多様なありかたを模索する。 都市と山村を行き来して考えた、自分が心地よく生きるための方法とは。 お金になりにくい文化や教育的営みは役に立たないのか? 資本主義的な都市とそこから離れた山村の二つの場所を行き来しながら、自分の感覚にしっくりくる言葉や表現を磨き、自分らしく生きるための道筋を探っていく──。他人の評価や市場のものさしにとらわれず、自分だけの生き方をみつけよう。私たちが抱える「生きづらさ」から抜け出してちょうどよく生きるためにどうすればいいのか。現代を生きる私たちがどうすれば人間らしく暮らせるのか、自分に合った答えを見つけるためのヒントがここにある。 === 【目次】 はじめに 「ちょうどよく生きる」とは/「生きづらさ」はどこからくるのか/テクノロジーの発展は悪くない/「自己ニーズ」を大事にできるかどうか 第一章 僕たちが山村に越して分かったこと──二つの原理を行ったり来たり 東吉野村へ移住/なぜ過疎地を選んだのか/合理性と効率性を第一とする社会で/資本の原理に支配される危うさ/あらゆるものを商品とみなす社会/消費社会は快適/生きるとは労働力を商品化すること/数値化することで失われてゆくもの/二つの原理を行き来する柔軟さが必要 第二章 社会全体を学びの場としてとらえる──脱学校、脱病院の思想 都市と山村では自然とのつき合い方が違う/近代と前近代/学校は子どもたちを序列化する制度/学びを学校に限定しない/本来の学びとは何か/社会的価値という物差しから離れる/障がいは社会との関係性の中で生じる/障がいにおける「医学モデル」と「社会モデル」/医学的、社会的評価に委ねすぎてはいけない/数値ではなく自分にとってのちょうどよさを基準にする 第三章 働くとはなにか──ルチャ・リブロとヴァナキュラー なぜ図書館活動をするのか/市場原理に縛られない場所をつくる/「おすそ分け」が活動の原点/生きづらさと向き合いプロセスを「ひらく」試み/労働=賃金なのか?/ヴァナキュラーな営みとは/自然のリズムを無視しない働き方/人間の精神や文化の持続のために大切なものはなにか 第四章 数値化できないものについて語る──「オムライスラヂオ」 互いに関わり合い、支え合う関係/全体を整える││流動的知性/テクノロジーは大事だが支配されてはいけない/人間らしく生きるために生活を手づくりする/自己ニーズを認め合う関係は互いの尊厳を認め合う関係/素朴な疑問について語り合う雑談の場としてのラジオ/余白の時間と空間をとり戻す/生き物としての感受性を回復する 第五章 尊厳を認め合いながら生きるには──『ジェンダー』 自己ニーズはとても繊細なもの/男性は社会的に優位な側に属している/平等な社会を目指すには/近代社会が理想とした「単一の性」の不自然さ/「他者ニーズ」と「自己ニーズ」を往復しながら生きる/前近代的共同体に潜む抑圧/マイノリティを孤立させない/自ら作った制度や装置に支配されずに生きる 著者について 青木 真兵(あおき・しんぺい):1983年埼玉県生まれ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。思想家。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し、自宅を私設図書館として開きつつ、就労支援や若者支援、企業の組織文化づくりなどに携わっている。著書に『手づくりのアジール──「土着の知」が生まれるところ』(晶文社)、『武器としての土着思考』(東洋経済新報社)、共著に『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、『つくる人になるために──若き建築家と思想家の往復書簡』(灯光舎)など。 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 発売日 ‏ : ‎ 2026/2/9 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 176ページ 寸法 ‏ : ‎ 17.3 x 10.6 x 1 cm

  • 【わからないシリーズ!】老い方がわからない

    ¥1,870

    門賀 美央子 (著) 「人生100年時代」到来!シニア世代は、どうすれば若者に老害と言われず、若さにしがみつく醜態を晒すことなく年相応の分別と年齢以上の価値を持つ老人になっていけるのか。 話題作『死に方がわからない』で「自分のためのよりよき死に方」を追求した著者が、今度は「健やか、かつ美しい老い方」を、とことん探究した、老い方のハウツーエッセイ。 著者について 1971年大阪府生まれ。文筆家。『ときめく妖怪図鑑』「ときめく御仏図鑑」『文豪の死に様』『死に方がわからない』などがある。 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 発売日 ‏ : ‎ 2024/11/20 言語 ‏ : ‎ 日本語 本の長さ ‏ : ‎ 256ページ 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 1.7 cm

  • 生きることに○×はない

    ¥2,200

    戸井田 道三 (著), 植田 真 (イラスト), & 1 その他 出版社 ‏ : ‎ 新泉社 発売日 ‏ : ‎ 2022/7/1 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 288ページ 在野の哲学者である戸井田道三が青少年向けに書いた自伝的エッセイを44年ぶりに復刊。あらたに鷲田清一氏の解説と植田真氏のイラストを加えて生まれ変わりました。母親との死別、結核などの大病、関東大震災での朝鮮人虐殺……と、本書で取り上げられている戸井田の話は決してハッピーな内容ではありません。しかし、そんな辛い経験の中から戸井田は、「わたしが生きてきたのは、生きたというよりむしろ、ただ死ななかっただけなのだ」と思考します。そして、「生きのびているだけで、それが手柄だよ」という恩師の言葉を引き合いに出し、「生きることの意味」について語ります。そんな戸井田の言葉は、現代の若者にもきっと届くでしょう。 [目次] 自分と他人はとりかえられない 大事な、十四、五歳 最初のハードル 大森海岸でのこと 母の死 チイちゃんのひとこと 小学一年生のころ 母のない子の熱海 「おまえのためにびりだ」 いじめっ子のアブヨシ 田舎にあずけられて 犬を飼えない生活がある 水中に浮く変な感覚 四季のうつりかわり 父の結婚 『立川文庫』におそわって 新しい母 波音のとまる瞬間の深さへ 病気もわるいとはかぎらない 悪い本ときめたがるのは 死の淵からもどった目にうつるものの美しさ 試験は誰のためにある? ゆれる大地、関東大震災 気のすすまぬ転校 流されたうわさ ツネさんの絵 あとがきにかえて 解説(鷲田清一) 著者について 戸井田 道三(トイダ・ミチゾウ) 1909年、東京生まれ。旧制早稲田中学を経て早稲田大学国文科卒。1933年、中央公論社に入社するが、病のため長い療養生活に入る。1948年、天皇制と能楽の関係を説いた『能芸論』(伊藤書店)を上梓、民俗学、人類学を援用した能や狂言の考察で知られた。1954年より毎日新聞の能評を担当、のち映画評もおこなった。『きものの思想 えりやたもとがものを言う』(毎日新聞社、1968年)で第17回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。1988年3月24日没。

  • じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)

    ¥968

    鷲田 清一 (著) ●探せばどこかにじぶんはある? ●女の子は「女装」によって女になる ●過敏になったじぶんの先端 ●小さな不幸がひきたて幸福 ●アイデンティティの衣替え ●わたしはだれにとっての他者か ●他者のなかに位置を占めていない不安 ●泳ぐ視線、のぞく視線、折れ曲がる視線 ●他人の視線を飾る行為 ●じぶんがぼやけることの心地よさ わたしってだれ? じぶんってなに? じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。 探せばどこかにじぶんはある?――「じぶんらしく」なりたい、じぶんとはいったいどういう存在なのかを確認したいと思って、じぶんのなかを探す。顔がいい? 走りが速い? 計算が速くて正確? 明るい? ……どれをとってもわたしだけに固有のものってありはしない。このような性質や能力はだれもが多かれ少かれもっているものだ。性別や年齢や国籍などというのは、それこそみんながもっている。だから、その1つ1つはだれもがもっているものであるにしても、それらの組み合わせにひとりひとり独自のものがあるのだ、というのは、そのときだれもが思いつく論理である。が、これがじぶんというものの、かけがえのない不二の存在を証しているなどというには、あまりにも貧弱な論理であるのは、だれもが直観的に気づいている。――本書より 著者について 1949年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。現在、大阪大学文学部教授。哲学・論理学専攻。著書に『分散する理性』―勁草書房、『モードの迷宮』―ちくま学芸文庫、『見られることの権利・〈顔〉論』―メタローグ、『ちぐはぐな身体』―筑摩書房―などがある。 出版社 ‏ : ‎ 講談社 発売日 ‏ : ‎ 1996/7/19 言語 ‏ : ‎ 日本語 新書 ‏ : ‎ 180ページ 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 0.9 x 17.4 cm

  • 問いの立て方

    ¥946

    著者:宮野 公樹(著) 仕事・学び・日常の会話…そのすべての場面で「なんでこうなんだろう?」と感じたことはありませんか?
この本は、論理やエビデンス以前に、「そもそも問いを立てるとは何か」を、哲学者・宮野公樹さんが深く掘り下げます。
“問い”をただ受け止めるのではなく、自分で立て直せるようになることで、世界との関係が滑らかに動き出す感覚があります。
知的な刺激を求める読者には、棚に差しておきたい一冊です。 書籍概要 学問・研究・仕事…「正しい問い」を発見することが思考の出発点。本書では、問いを立てる構造、問いと答えの関係、問いの批判的評価などを、日常の例を交えてわかりやすく整理します。
「ロジカルに考えているつもりだけど、うまく整理できない」そんな人にとって、問いを再設計するための丁寧なガイドです。 著者について 宮野 公樹(みやの・なおき)
哲学者。現在、大学で倫理・現代思想を担当。専門は実践哲学・教育哲学。
研究と教育を通じて、「問いを生きる」ことの意味を多くの学生・読者に示してきた。 書誌情報 出版社:筑摩書房(ちくま新書)
発売日:2024年4月5日
単行本(新書):224ページ
寸法:17.3 × 10.6 × 1.4 cm(新書判)


  • 置き配的

    ¥2,310

    福尾 匠 (著) コロナ禍以降、社会は置き配的なものとなった―― 「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」の1位に輝いた気鋭の批評家が放つ最初にして最高の2020年代社会批評! 群像連載の「言葉と物」を単行本化。酷薄な現代を生き抜くための必読書! 「外出を自粛し、Zoomで会議をし、外ではマスクを着け、ドアの前に荷物が置かれるのに気づくより早く、スマホで通知を受け取る。個々人の環境や選択とはべつに、そのような生活がある種の典型となった社会のなかで、何が抑圧され、何が新たな希望として開かれているのか。そうした観点から、人々のありうべきコミュニケーションのかたちを問うこと、それがこの本のテーマです。(中略) つまり、狭義の置き配が「届ける」ということの意味を変えたのだとすれば、置き配的なコミュニケーションにおいては「伝える」ということの意味が変わってしまったのだと言えます。そして現在、もっとも置き配的なコミュニケーションが幅を利かせている場所はSNS、とりわけツイッター(現X)でしょう。保守とリベラル、男性と女性、老人と若者、なんでもいいですが、読者のみなさんもいちどは、彼らの論争は本当に何かを論じ合っているのかと疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。 (中略)置き配的な社会を問うことは、書くことの意味を立ち上げなおすことにも直結するはずです。」(本文より) 著者について 一九九二年生まれ。哲学者、批評家。博士(学術)。『非美学――ジル・ドゥルーズの言葉と物』で紀伊國屋じんぶん大賞2025受賞。その他の著書に『ひとごと――クリティカル・エッセイズ』、『眼がスクリーンになるとき――ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』、共訳書にアンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』がある。 出版社 ‏ : ‎ 講談社 発売日 ‏ : ‎ 2025/11/20 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 240ページ 寸法 ‏ : ‎ 13.1 x 2 x 18.8 cm

  • 「自分が嫌い病」の子どもたち: 自己否定のループから抜け出すための心理的サポート

    ¥1,760

    成重竜一郎 (著) ●思春期の子どもたちの中には、抑うつや社交不安、不登校、自傷行為、過量服薬、過食・嘔吐、といった多様な心理的問題や自己破壊的行動を示しながらも、既存の診断にうまく当てはまらない一群が存在します。 ●共通してみられるのは、「こうあるべき理想の自分=自己」と「こうありたい本当の自分=自我」とのズレに苦しみ、“自分が嫌い”になっている姿です。 ●本書では、この状態像を仮に《自分が嫌い病》と名づけ、その背景にある思春期の心の発達、関連する精神医学的問題、そして児童精神科医が実践する支援方法を紹介します。 子どもたちの不安定な心理に寄り添い、理解と支援の手がかりになる1冊。 著者について 日本医科大学付属病院精神神経科講師。児童精神科医。医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、子どものこころ専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医。2001年日本医科大学医学部卒。東京都立梅ヶ丘病院、日本医科大学付属病院、厚生労働省、社会医療法人公徳会若宮病院などでの勤務を経て現職。 出版社 ‏ : ‎ 合同出版 発売日 ‏ : ‎ 2025/11/18 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 160ページ 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.2 x 18.8 cm

  • つまり”生きづらい”ってなんなのさ?

    ¥1,815

    桜林直子 (著) なんでだろう、わたしだけ?  “生きづらい”ことはたしかだけど、どうしてなのかはよくわからないし、どうすればいいのか誰も教えてくれない……。ひとりで考えてもわからないから、専門家の方たちにいろいろな角度から“生きづらさ”を見つめてもらいました。星野概念(精神科医)、磯野真穂(文化人類学者)、東畑開人(臨床心理士)、石井ゆかり(ライター)、武田砂鉄(ラジオパーソナリティ・ライター)。 出版社 ‏ : ‎ 光文社 発売日 ‏ : ‎ 2025/6/25 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 296ページ 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 13 x 2.1 cm

  • 「わたしの1番」がわかると、人生は動き出す

    ¥1,870

    著者:今乃井ひとみ(著) 努力や根性、戦略ではなく、“わたしの1番”を見つけることが人生を動かす鍵だという、著者自身の挫折と再生を描いた実践的な一冊。拒食症・ニートから年商1億円の経営者へと転身した経験を基に、人生の優先順位を「1番」に整える方法を伝授します。 書籍概要 努力しているのに成果が出ない、やりたいことがあるのに時間もお金も足りない――そんな状況を変えるために必要なのは、戦略ではなく、「今の自分が何を1番にしているか」に気づき、それを入れ替えること。本書では著者の体験やワークシート/チェックリストなどを通じて、「自分のど真ん中の1番」に出会うナビゲーションを行います。 書誌情報 出版社:実業之日本社 発売日:2025年9月11日 判型:四六判/200ページ 寸法:縦188mm × 横130mm × 厚さ17mm

  • ぼくら大切なことに使える時間はもう、あまりないから

    ¥1,760

    著者:一川 誠 時間に追われて「本当に大切なこと」を後回しにしてしまっていると感じたことはありませんか? 本書では、認知科学と時間学の観点から、なぜ私たちは“忙しい”のに心は満たされないのかという問いに切り込んでいきます。 忙しさをただの言い訳とせず、時間の構造そのものを見直す仕組みを提示してくれるので、焦りを抱える人ほど肩の荷が下りるはずです。 「もう使える時間があまりないからこそ、どう使うか」が鮮明になります。自分の時間を取り戻したいと願う方にこそ読んでほしい一冊です。 書籍概要 人生の大切なことに使える時間は、実は“豊富”ではなく限られています。 本書は、そうした実感に直面したときに「どう生きるか」を問い、時間をめぐる不安や迷いを認知科学・時間学のフレームワークで整理します。 「集中できない」「先延ばししてしまう」「時間だけが過ぎていく」―― その理由を仕組みとして理解することで、意志力に頼らず行動できるようになります。 時間を無駄にしないための地図として、日常に落とし込める知恵が詰まった実践書です。 著者について 一川 誠(いちがわ・まこと) 認知科学者。専門は意思決定、注意、習慣化。大学でも講義・研究を行いながら、一般向けにも「時間のつくり方」「集中の仕組み」をわかりやすく発信している。習慣を変えたい人、時間を味方につけたい人に向けた実践知に定評がある。 書誌情報 出版社:SBクリエイティブ 発売日:2025/10/02 言語:日本語 単行本:304ページ 寸法:18.8 × 12.8 × 1.9 cm(四六判)

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