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「偶然」はどのようにあなたをつくるのか
¥2,640
著者:ブライアン・クラース / 翻訳:柴田裕之 「偶然」と「必然」の狭間で揺れるこの世界を、私たちはどのように生きるべきか――。本書では、歴史の転換点、進化の奇跡、日常の小さな選択などが、実は偶然の積み重ねによって生まれてきたことを、多様な知見を通じて描き出します。原因と結果を探す人間の思考を丁寧に読み解きながら、「すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味」に光を当てます。また、各章では「物語を語る動物としての私たち」「地球のくじ引きとしての人間」「自由意志と偶然のあいだ」などテーマが展開されており、読者自身の“選択”や“出会い”を問い直すきっかけになります。 著者について ブライアン・クラース(Brian Klaas)氏は、ミネソタ州出身、オックスフォード大学で博士号を取得、現在はロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ(UCL)准教授。社会科学・国際政治学の視点から、偶然・権力・運命を問い続ける思想家です。本書では、著者自身が「自分の人生をリワインド(巻き戻せたら/押したら)」という仮設を提示し、万一の出会いや選択が、実は歴史を左右してきたという物語へと読者を誘います。 書籍情報 出版社:東洋経済新報社 発売日:2025年9月10日 判型・頁数:四六判・上製/約382ページ 寸法 : 19.4 x 13.5 x 2.7 cm
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美しい物理の小宇宙 29歳の東大理学博士が語る、日常の世界から原子核まで29の物語
¥1,870
小澤直也 (著) 第69回小学館漫画賞受賞『数字であそぼ。』絹田村子先生推薦! 「私たちはこの本で知ることができる。 あらゆるものの中に、誰かの知の結晶が息づいていることを。」 「世の中にある本をすべて読もうとすると何年かかる?」「引き寄せの法則を数式であらわすと?」「音楽はなぜ心地よいのか」など素朴だが答えるのは難しく、答えのない問いを物理の言葉で解き明かす文理横断科学エッセイ。 さらに、著者の研究分野でもある加速器を実験に用いた原子核物理は「宇宙のはじまりはどうなっているのか?」「われわれがどのように生まれたか」を探る哲学的な学問でもあります。 物理学の研究の最前線や、日ごろ知りえない物理学徒の日常も垣間見えます。 <目次> ・加速器は現代の錬金術 ・物理と京都(琵琶湖疏水のはなし) ・ピアノが上手な人は、なぜ上手なのか。物理的に考えると? ・引き寄せの法則を数式であらわすと? ・音楽はなぜ心地いいのか ・すべての物事は数式で表せると言うけれど ・加速器を使ったおしごと ・千年さかのぼると源平藤橘に当たるというが、それならすべての人が天皇家に近い血筋? ・「嘘物理学」考 ・加速器実験の1日(学生実験) ・『魔の山』における山の上の時間(時間の流れと密度) ・絵画の中の物理 ・『君の名は。 』 のラストシーンで瀧と三葉がすれ違う確率 ・鏡映反転 ・理論物理学と実験物理学、あなたはどちらが向いている? ・音楽における映え ・物理学会のはなし ・東大生はピアノを習っている人が多い? ・「対称性」が破れている ・今自分がやっていることが「やりたいこと」なのか、「やるべきこと」なのか、という葛藤 ・「悪魔の証明」は数学的にはどうなるの? ・音楽を数学で理解する ・なぜ物理学科に進学したのか ・飛行機が飛ぶ仕組みがよくわかってない、のに飛ばしてるのはどういうこと? ・理系院生のための体力づくりハック ・伝説上の王が存在する確率 ・物理好きなら知っておくべきjargon 集 ・世の中にある本をすべて読もうとすると何年かかる? ・死とはなにか
