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【店主夫婦の日記】甘くないパリ生活日記 1999秋-2000春
¥800
お買い上げしていただいたお客様が嬉しい感想をくれました! 「辻仁成と渡辺直美8:1のバランスものすごく面白かった!!! 8→辻仁成のブログのように、日々を綴っていて、飾ったところのないオープンな文章と 程よいボリュームがすごく良いなと思いました時にウィットにとんだ周囲へのツッコミも最高。 下ネタも怒りも小綺麗にまとめることなく発言しているところが渡辺直美の1割 ショートショートのような、モンマルトルと凱旋門しか覚えてないけど 薄曇りの空と石畳、肺が凍りそうな冷たい空気とか振り返ると私もその場にいるような 短編映画を観ている気分ちょいちょい吹き出す面白さ今夜はよく眠れそうです」 ---------------------------------------------- 本と羊の店主と副店主のパリでの半年間の生活日記です。 「夫婦の記憶」 1999年。今から25年前。 ヒロシ34才。ミキ33才。結婚4年目。(ただし事実婚) 一度旅行で訪れたことのある、フランスのパリで少しの間、 生活してみようと決意しました。 ダンナは春に、カミさんは秋に、それぞれの会社を退職しました。 10月20日(水)成田からクアラルンプール経由でフランスへ。 日本ではようやくISDNが普及し始めた頃でした。 フランスではインターネットを使用するには、電話回線からケーブルで パソコンに直接つなげてアクセスしなければなりませんでした。 Wi -FIや無線LANなどあるはずもなく不便な環境でした。 情報は今よりもかなり乏しく、グーグルはまだ浸透しておらず、 ヤフーサイトからネットサーフィンを始めるのが主流の頃でした。 ノートパソコンは発売されたばかりの初代iBook。 通貨はフラン。1フランが17・5円(99年10月当時)。 ユーロ通貨など想像もしていなかった。 フランスには日本人観光客が押し寄せ、ブランドを買い漁っていました。 サンジェルマン大通りにあるルイ・ヴィトンは入場規制をかけるほどでした。 そんな時代にフランス語はおろか、英語もままならぬ夫婦が わずかな貯金だけで渡仏するのはかなり無謀でした。 最初は18区にあるホテルの部屋を借り、住むところを探し、 ようやく1ヶ月半後に16区にある古いアパルトマンの部屋を借りる事が出来ました。 フランス語の語学学校に通いながら、テレビもない、 すきま風の入る、おんぼろのアパルトマンの一室で、貧弱なヒーター 1台で、靴下を重ね履きしながら寒い冬を乗り切り、 暖かい春の訪れまでを過ごしたパリでの半年間を記録した、 初めての外国生活のウェブ日記です。 おしゃれな生活などとはほど遠い、 ひたすら貯金を切り崩してのビンボー生活の記録です。 オモテとウラの日記があり、ダンナのオモテ日記( 建前)と カミさんのウラ日記( 本音)の二部構成日記になっています。 あれから24年が経ちました。もう遠い昔の記憶、本当に現実だったのか。 日記を綴っていたウェブサイトはもうありません。紙に記憶を残します。 ここに、登場する全ての人たちに感謝します。 あの場所で知り合った懐かしい人々に思いを馳せて・・・。 ---------------------------------------------- ヒロシ 本と羊 店主 1964年生まれ 大分県出身 福岡県在住 FARMFIRM DESIGN 主宰 アートディレクター / グラフィックデザイナー ミキ 本と羊 副店主 1966年生まれ 福岡県出身 福岡県在住 アートディレクター / グラフィックデザイナー 2018年秋 夫婦で「本と羊」として活動開始 2019年4月〜7月 東京月島にて週末だけの古本屋を試験営業 2019年11月 福岡市内ブックオカのきさき古本市に出店 2020年夏 福岡市六本松四丁目で実店舗「BOOKSHOP 本と羊&FARMFIRMDESIGN」開店 現在に至る ヒロシとミキの甘くないパリ生活日記 1999秋−2000春(再改訂版) 2019年12月20日 初版 2020年7月20日 第2版 2024年12月1日 第3版 著者・デザイン・発行 ファームファームデザイン A5サイズ 本文92頁
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私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE
¥1,980
安達 茉莉子 (著) 出版社 : 三輪舎 発売日 : 2022/9/16 言語 : 日本語 単行本 : 224ページ これは、ひとりよがりの贅沢ではない。--ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。 日常において、とても些細なことだけれど、気にかかっていること。タオルやシーツ、ゴミ箱、セーター、靴、本棚……。これでいいやで選んできたもの、でも本当は好きじゃないもの。それらが実は、「私」をないがしろにしてきた。淀んだ水路の小石を拾うように、幸せに生活していくための具体的な行動をとっていく。やがて、澄んだ水が田に満ちていく。――ひとりよがりの贅沢ではない。それは、ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。それが“私”の「生活改善運動」である。 手づくりのZINEとしては異例のシリーズ累計五千部を記録した大人気エッセイ『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』を、5万字の書下ろしとともに再構成。待望の単行本化! 装丁:矢萩多聞(Ambooks) 校正:牟田都子 著者について 作家、文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆を行う。著書に『毛布-あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)ほか。
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【ZINE】ままならないまま、ママになった
¥1,100
あさいまこ(著) ママでも、ママじゃなくても自分を大事にするって難しい。 2023年秋に妊娠が分かり、切迫流産による長期入院や産後うつを経て、ママになりました。ままならない日々の中で自分を見失いかけた著者が、日記と写真を通じて少しずつ輪郭を取り戻し、「自分を大事にする」ことを模索したフォトエッセイ集です。 本作は育児エッセイというより、一人の人間がままならない状況の中でも生き続けること、そして自分の現実と感情を引き受けていく記録に近いかもしれません。 ママでも、ママじゃなくても。 日々をひたむきに生きる誰かの内側にそっと触れる一冊になりますように。 【目次】 ままならない中で日記にしがみつく よくぞ、よくぞ臨月までたどりつきました 悩んでいる間に終わってるから! ハナミズキの下で、もう一度私に出会う カメラはさみしくない人をアピールするお守りだったけれど やっぱり、私の夏には桃が欠かせない 書くことは誰かとつながることだった 梅酒を漬けときゃなんとかなる ママ友がほしいわけでも、常連になりたいわけでもなかった54 あの青色を私は一生忘れない あとがき 【仕様】 A5サイズ 72ページ あさいまこ プロフィール 1991年生まれ、大阪府在住の一児の母。Webディレクター、時々ライター、カメラマン。 ビールと河井寛次郎に目がありません。 Instagram:https://www.instagram.com/photo_mako_kyoto/ note:https://note.com/asai_mako
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松本隆と風街さんぽ
¥1,650
辛島 いづみ (著) 「どうだい、ぼくと“風街”めぐりをしないか?」 作詞家生活55年の過去と現在が息づく“風街”を松本隆自身が訪れ“さんぽ”したドキュメンタリー。 南青山「花いちもんめ」、世田谷「十二月の雨の日」、王子「風街ろまん」、鎌倉「煉瓦荘」、葉山「マイアミ午前5時」、秋谷「スタンダード・ナンバー」、新宿「めざめ」、渋谷「かくれんぼ」、神戸「トレアロードのハレ娘」、伊香保「夏なんです」、京都「しんしんしん」、軽井沢「LONG VACATION 」、清里「1969年のドラッグレース」、浜松町「風をあつめて」など。 ときにおいしいものを食べながら、ときにセンチメンタルに松本さんと一緒に歩いた記録。 カラー写真も豊富に収録! 出版社 : 文藝春秋 発売日 : 2025/12/10 言語 : 日本語 単行本 : 200ページ 寸法 : 13 x 1.4 x 18.3 cm
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【ZINE】Personal matters -結婚のこと-(サイン本)
¥1,320
星野文月(著) 結婚に憧れを抱けず、どこか抵抗感を感じていた自分が、実際に結婚してから直面した葛藤や揺らぎを綴ったルポ・エッセイです。 「結婚した人」として見られる居心地の悪さや、揺れ続けるセクシャリティ、ほかにも好きな人がいること— 制度や常識にぶつかりながら、”人と一緒に生きること”と”自分のままでいる”ことのあいだで揺れながら綴った一冊です。 <目次> のれない「恋愛」 社会保険 さみしい結婚観 ほかにも好きな人がいること セクシャリティがわからない 婚約 入籍 わたしにとってのセックス 愛されることがこわい ふたりで生きる 星野文月 作家・文筆家。1993年、長野県富士見町生まれ、松本市在住。 文芸誌や、WEBメディア、新聞などでエッセイやコラムを執筆。 主な著書に『私の証明』(百万年書房)『プールの底から月を見る』(SW)『不確かな日々』(ひとりごと出版)。 共著に『取るに足らない大事なこと』(ひとりごと出版)『もう間もなく仲良し』『絶不調にもほどがある!』(共にBREWBOOKS)などがある。月に一度、文章を持ち寄ってお話をする集い「Montly Writing Club」や「日記に集う日」主催。出版レーベル「ひとりごと出版」としても活動している。 2025年11月1日初版1刷発行 11月18日初版2刷発行 平綴じ、本文106p、B6新書版
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木ひっこぬいてたら、家もらった。
¥1,760
平田 提(著)+足立 繁幸(著/文) 尼崎「ガサキベース」店主・足立繁幸さんが、300坪の土地と2軒の家をほぼゼロ円で譲り受けたというエピソードから出発し、「生きづらければ、つくるのだ」という問いを軸に展開する一冊。DIY、暮らし、家族、空き家、里親――多様なテーマを足立さんと著者・平田提さんが対話形式で掘り下げ、つくることと生きることのあいだにある「根っこ=関係性」に光を当てます。読むことで「所有」「価値」「選択」の意味を静かに問い直す時間が訪れます。 著者について 平田 提(ひらた・だい)/1983年秋田県生まれ。DIY BOOKS店主・文筆家。書店を「つくれる本屋」として運営しながら、暮らしとクリエイション、コミュニティの交点を探る。足立 繁幸(あだち・しげゆき)/1980年島根県生まれ。DIYショップ「ガサキベース」店主として、都市近郊の工場リノベーション・シェアハウス・コーヒーショップ・里親支援等を通して、「つくる営み」が人の生をつなぐ可能性を追求する。 出版社:DIY BOOKS 発売日:2025/3/31 言語:日本語 単行本(並製):144ページ 寸法:13.0 × 0.9 × 18.8 cm
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ふらんすの椅子
¥1,760
雑誌『クウネル』の編集・執筆を手がけ、ライターとしても活躍した鈴木 るみこさんの遺稿集。ページを開くと、フランスの町角で見つけた一脚の椅子が、まるで時間を含んだもののように目に映ります。椅子という日常的なものを通して「夢を持ち続けること」「あの頃のまま大人になった自分」をすっと抱きしめられるような文章。書店の片隅で偶然手に取った時、ふと「変わり続ける私」の気配と向き合える一冊です。読後には、明日の光が少しだけ優しく感じられるかもしれません。 書籍概要 本書は、雑誌『クウネル』『暮しの手帖』『フィガロ ジャポン』などで活躍した鈴木 るみこさんの仕事を振り返る遺稿集。未発表原稿を含むエッセイ群を収録し、憧れだったフランスの暮らし、椅子との出会い、日々の小さな感覚を丁寧に拾い上げています。ライター/編集者として、ひとりの女性として描かれた“夢見る少女”の視線が、軽やかさと切なさを持って、読む人の胸にしみ込んできます。 著者について 鈴木 るみこ(すずき・るみこ) 1963年静岡県富士宮市生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒業後、マガジンハウスで編集に携わったのち、1992年に退社してフランスへ渡る。帰国後はフリーのライター/編集者として、雑誌・書籍に多くの文章を寄せた。雑誌『クウネル』の創刊期から携わり、生活誌の新局面を創出した編集者として知られる。2018年5月16日に逝去。 出版社:港の人 発売日:2025/8/10 言語:日本語 単行本(ソフトカバー):176ページ 寸法:14.8 × 1.4 × 21.0 cm(四六判変型) ジャンル:エッセイ・暮らし・旅
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オン・ザ・ロード 二拠点思考
¥2,200
指出一正 (著) ソトコト書籍シリーズ第一弾。 ソトコト編集長・指出一正、8年ぶり待望の新刊。 関係人口は、揺らぎ、広がり、粒立つ。 関係人口提唱者のひとりとして日本全国を巡り、地域づくりのアイデアをつなぎ広めてきた著者・指出一正が、これからのサスティナビリティ「リジェネラティブ」と関係人口の新しい概念「二拠点思考」をテーマに、地域・地方との関わり方を軽妙な語り口で紡いだ一冊。 指出一正の視点で、これからの地域を楽しむユニークなアイデアが満載。 <目次> 序章:揺らぎながら広がる関係人口 1章:道の途中にひそむ、地域との関わりしろ 2章:人とまちがワクワクするローカルプロジェクト 3章:点と点を線でつなぐ、ニュー・移住 4章:二拠点生活とリジェネレーション 5章:地域PRの好例に見え隠れする二拠点思考 著者について 指出一正(さしで かずまさ) 『ソトコト』編集長。1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、山形県金山町「カネヤマノジカンデザインスクール」メイン講師、和歌山県田辺市「たなコトアカデミー」メイン講師、福島相双復興推進機構「ふくしま未来創造アカデミー」メイン講師、秋田県鹿角市「かづコトアカデミー」メイン講師、群馬県庁31階「ソーシャルマルシェ&キッチン『GINGHAM(ギンガム)』」プロデューサーをはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房、総務省、国土交通省、農林水産省、環境省などの国の委員も務める。経済産業省「2025年大阪・関西万博日本館」クリエイター。上智大学 「オールソフィアンズフェスティバル2024」実行委員長。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。 出版社 : ソトコト・ネットワーク 発売日 : 2024/12/20 ペーパーバック : 304ページ 寸法 : 18.8 x 12.6 x 2 cm
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調査する人生
¥2,530
岸 政彦 (著) 長い年月をかけて対象となる社会に深く入り込み、そこで暮らす人びとの人生や生活を描くフィールドワーカーたちは、自分たちの人生もまた調査に費やしている。生活史調査で知られる著者が、打越正行、齋藤直子、丸山里美、石岡丈昇、上間陽子、朴沙羅の卓越した6人のフィールドワーカーたちと「調査する人生」を語り合う。 目次 序 第1回 打越正行×岸 政彦 相手の一〇年を聞くために、自分の一〇年を投じる 暴走族の中でパシリをはじめる 「大学生のくせによく頑張ってるじゃないか」 「地元」はどうやら優しい共同体ではない ネットワーク全体の中に埋め込まれて関係性や作業が進んでいく 地元の実践感覚を数年かけて身に付けていく パシリを引き継ぐ後輩が入ってこない 製造業は「書かれた言語」、建設業は「話し言葉」のコミュニケーションが中心 リスクを最小限にしてうまく生き残り続ける能力 暴走族が一〇年間で激減 ストレートな地元愛を聞くことはほとんどない 敬意を持つ相手は、妻や彼女を殴る男でもある 調査の初日にパクられる いつまでたっても自分はよそもの 関わり続けたら完全に中立的ではいられない 本は燃えてもフィールドノートは燃えなかった 沈黙に耐えきれずカラオケで曲を入れてしまう 「別世界のビックリ話」で終わらせないためにどう書くか 暴力の問題を自分の問題として書く 調査対象でもフィールドワークでもなく、人生である 第2回 齋藤直子×岸 政彦 生活そのものを聞き取り続けて見えてくること 社会学との出会い 複数の「しんどさ」がつながったとき 生活史の第一人者たちから学ぶ 部落問題の調査でなにを聞くのか 生い立ちを肯定するための「自分史」運動 テーマだけを聞くのはもったいない 「何をされたか?」ではなく「どう思ったか?」 からの広がり 質的調査も量が大事 詳しくなるのはストーリーやインタビューの技術ではない 当事者と当事者でないところの接点 「社会問題が実在する」とは 差別する側のパターン化 部落問題と結婚・家制度 「結婚には反対だが差別ではない」の疑わしさ 差別する側の非合理的で過剰な拒否感 やればやるほど離れられなくなる 第3回 丸山里美×岸 政彦 簡単に理解できない、矛盾した語りを掘り下げたい ホームレス研究から排除された女性 調査をお願いする勇気 畳の上で寝ることよりも大事なこと 「改善」より先に「理解」したい 人は矛盾を抱えて生きている これまでの研究は「男性ホームレス研究」だった 問いの前の問い 社会学者が「責任解除」をすること 語りを理由に還元しない 語りの矛盾や飛躍こそもう一度聞く 理論がないと何十人聞いてもわからない 一つの行為に一つの理由、ではない 第4回 石岡丈昇×岸 政彦 生きていくことを正面に据えると、なかなか威勢よく言えない 「咬ませ犬」ボクサーに話を聞く フィリピン、マニラのボクシングジムへ なぜボクサーになるのか? 泣き真似、豪雨、ヘビ 立ち退きは「宿命」か 威勢よく言えることを可能にする条件 まだまだわかる部分があるはず 第5回 上間陽子×岸 政彦 調査する人生と支援する人生 沖縄の女性たちの調査をはじめる インタビューって面白いな、と思った 「沖縄は絶対にやらない」と決心した院生時代 「強いコギャル」の話を書きたかったはずなのに 「話がまとまるまでいなきゃ」って思う 支援に振り切りシェルター開設 私がやっているのは、それぞれを特別扱いすること 加害者の語りをどう書けるのか 調査相手との距離・関わり方 しつこさが大事 第6回 朴 沙羅×岸 政彦 人生を書くことはできるのか 親族の生活史を聞く テーマや問いを設定して……あれ、設定できなくない? インタビューはコントロールできない その場で言語化された言葉の解釈 一時間、二時間の人生、九〇年の人生 「酒がうまい」論文 「わかる」ことと「共感する」こと 「中の人」の体験の面白さ 歴史的事実と個人の語り 「歴史的な出来事」の拡張 ジャーナリズム、カウンセリング、社会学 相手が泣いてしまう経験 著者について 岸 政彦(きし・まさひこ) 一九六七年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。社会学。専門は沖縄社会研究、生活史、社会調査方法論。主な著作に『断片的なものの社会学』(朝日出版社、二〇一五年、紀伊國屋じんぶん大賞二〇一六受賞)、『マンゴーと手榴弾――生活史の理論』(勁草書房、二〇一八年)、『100分de名著ブルデュー「ディスタンクシオン」』(NHK出版、二〇二〇年)、『生活史論集』(編著、ナカニシヤ出版、二〇二二年)、『東京の生活史』(編著、筑摩書房、二〇二一年、紀伊國屋じんぶん大賞二〇二二受賞)、『大阪の生活史』(編著、筑摩書房、二〇二三年)など。「岩波講座社会学」編集委員。 戦後沖縄の本土就職とUターンにおけるアイデンティティの歴史的構築、沖縄的共同性と階層格差という二つの大きな調査プロジェクトを終えて、現在は沖縄戦の生活史調査をおこなっている。あわせて『街の人生』『東京の生活史』などのスタイルで「生活史モノグラフ」を書いている。 出版社 : 岩波書店 発売日 : 2024/12/2 言語 : 日本語 単行本 : 308ページ 寸法 : 1.9 x 12.9 x 18.8 cm
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なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)
¥1,100
三宅 香帆 (著) 【人類の永遠の悩みに挑む!】 「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。 「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。 そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。 【目次】 まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました 序章 労働と読書は両立しない? 第一章 労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代 第二章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代 第三章 戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中 第四章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950~60年代 第五章 司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代 第六章 女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代 第七章 行動と経済の時代への転換点―1990年代 第八章 仕事がアイデンティティになる社会―2000年代 第九章 読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代 最終章 「全身全霊」をやめませんか あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします 【著者略歴】 三宅香帆(みやけかほ) 文芸評論家。 1994年生まれ。 高知県出身。 京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了(専門は萬葉集)。 著作に『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』、『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術―』、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』、『人生を狂わす名著50』など多数。 出版社 : 集英社 (2024/4/17) 発売日 : 2024/4/17 言語 : 日本語 新書 : 288ページ
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八ヶ岳南麓から
¥1,760
上野 千鶴子 (著), 山口 はるみ (イラスト) 東京⇔山梨。二拠点生活のリアルを綴る 著者初の「山暮らしエッセイ集」待望の書籍化! 四季の景色や草花を楽しむこと、移住者のコミュニティに参加すること、地産の食べ物を存分に味わうこと、虫との闘いや浄化槽故障など想定外のトラブルに翻弄されること、オンラインで仕事をこなすこと、「終の住処」として医療・介護資源を考えること……。 山暮らしを勧める雑誌にはけっして出ていないことまでも語られる、うえのちづこ版「森の生活」24の物語。 わたしのいまのテーマは「大好きな北杜で最期まで」。 それにもちろん「おひとりさまでも」が加わる。 ―――本文より ■内容 1 コロナ疎開の山暮らしで 2 いつのまにか山梨愛に……冬の明るさを求めて 3 花の季節 4 ガーデニング派と家庭菜園派 5 蛍狩り 6 冷房と暖房 7 上水と下水 8 虫との闘い 9 八ヶ岳鹿事情 10 夏の超簡単クッキング 11 ゴミをどうするか?それが問題だ 12 本に囲まれて 13 移住者のコミュニティ 14 猫の手クラブの人々 15 銀髪のスキー仲間 16 大晦日家族 17 オンライン階級 18 多拠点居住 19 免許証返上はいつ? 20 クルマ道楽 21 中古別荘市場 22 おふたりさまからおひとりさまへ 23 大好きな北杜で最期まで 24 おひとりさまの最期 あとがき ■著者について 上野 千鶴子(うえの・ちづこ) 1948年富山県生まれ。 社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。 女性学およびジェンダー研究の第一人者。京都大学在学中はワンダーフォーゲル部に所属。 約20年前に山梨県内八ヶ岳南麓に家を建て、現在は東京と山梨の二拠点生活を過ごしている。 おもな著書に『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)、『おひとりさまの老後』(文藝春秋)、(『最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく』(中央公論新社)などがあるが、プライベートな暮らしを綴ったエッセイ集は本書が初めて。 出版社 : 山と渓谷社 発売日 : 2023/11/21 言語 : 日本語 単行本 : 152ページ
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にがにが日記
¥2,200
岸 政彦 (著), 齋藤 直子 (イラスト) 人生は、にがいのだ。大阪で36年、猫と暮らして22年。7年間の人生の記録。 生活史研究で知られ、大阪と沖縄、そして音楽に魅せられた社会学者が綴る、発見と内省、諧謔と哀切に満ちた日記。ウェブマガジン「考える人」の人気連載に、最愛の猫とのかけがえのない日々を書き下ろした「おはぎ日記」を併録。 出版社 : 新潮社 発売日 : 2023/11/1 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 352ページ 岸 政彦 1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。社会学者。研究テーマは沖縄、生活史、社会調査方法論。主な著作に『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者』(ナカニシヤ出版 2013)、『街の人生』(勁草書房 2014)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社 2015)、『愛と欲望の雑談』(雨宮まみと共著 ミシマ社 2016)、『質的社会調査の方法──他者の合理性の理解社会学』(石原丈昇・丸山里美と共著 有斐閣 2016)、『ビニール傘』(新潮社 2017)、『はじめての沖縄』(新曜社 2018)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房 2018)、『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(北田暁大・筒井淳也・稲葉振一郎と共著 有斐閣 2018)、『図書室』(新潮社 2019)『地元を生きる──沖縄的共同性の社会学』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著 ナカニシヤ出版 2020)、『100分de名著 ブルデュー「ディスタンクシオン」』 (NHK出版 2020)、『大阪』(柴崎友香と共著 河出書房新社 2021)、『リリアン』(新潮社 2021)、『東京の生活史』(筑摩書房 2021)、『生活史論集』(編著 ナカニシヤ出版 2022)など。
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50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと
¥1,980
和田靜香 (著) 『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』が政治本にして異例のヒットとなったライター和田靜香による、最新政治&フェミニズムエッセイ! 50代女性、フリーランス、ひとり暮らし。 仕事は? 住まいは? 人生は? この先、なんとかなるんだろうか……? でも、なんとかならなきゃ困ります。だって、私の老後がかかってんですよっ! 老後を目前に不安にかられた著者は「女性議員ならこの不安を自分ごととして考えてくれるのでは?」と希望を抱き、日本で唯一パリテ(男女同数)議会を20年以上も続けてきた大磯町議会をたずねる。 取材の中で浮かび上がってきたのは、自分自身が下積み時代に受けた悔しい女性蔑視、世代の異なる師匠との考え方の違い、50代になってからフェミニズムを知った苦しさなど、意外にも"個人的なこと"だった── 出版社 : 左右社 (2023/9/27) 発売日 : 2023/9/27 単行本(ソフトカバー) : 248ページ 寸法 : 2 x 13 x 18.8 cm
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SNSの哲学: リアルとオンラインのあいだ (シリーズ「あいだで考える」)
¥1,540
戸谷 洋志 (著) 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる シリーズ「あいだで考える」創刊! 不確かな時代を共に生きていくために必要な 「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 * 『SNSの哲学――リアルとオンラインのあいだ』 10代の生活にすっかり溶け込んでいるSNSの利用をめぐるさまざまな現象――「ファボ」「黒歴史」「#MeToo運動」など――を哲学の視点から捉え直し、この世界と自分自身への新しい視点を提供する。若い読者に「物事を哲学によって考える」ことの面白さと大切さを実践的に示す一冊。(装画:モノ・ホーミー) 著者について 戸谷洋志 1988年東京都生まれ。関西外国語大学英語国際学部准教授。専攻は哲学・倫理学。 技術思想および未来倫理学を探究する傍ら、「哲学カフェ」の実践などを通じて、 社会に開かれた対話の場を提案している。 著書に『スマートな悪』(講談社)『ハンス・ヨナスの哲学』(角川ソフィア文庫)ほか多数。 出版社 : 創元社 発売日 : 2023/4/12 言語 : 日本語 単行本 : 160ページ
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ほんとうのエコシステムってなに?: 漁業・林業を知ると世界がわかる (3) (テーマで探究 世界の食・農林漁業・環境 3)
¥2,860
二平 章 (編集), 佐藤 宣子 (編集) 森里川海のつながりに支えられ、そして支えているのが漁業と林業。漁業のパートでは、回転寿司の魚はどこから来るの?といった親しみやすい話題から、なぜ日本の海は魚が豊かなの?という誰でも抱く疑問、資源管理のさまざまな仕組み、さらには海洋プラスチックごみの問題といった喫緊のテーマなどを取り上げる。また林業のパートでは、世界の森とわたしたちの暮らしの関係、木材だけでない森林からの恵み、防災とのつながり、森の豊かさと生物多様性の関係などに注目。いま求められる、持続的な森づくりとはどのようなものなのか。 問いを持ち続け、より深く考え続けるために 食と農に関する既存概念を覆し、「クリティカル・シンキング」(論理的思考)のための基礎づくりに ◎キークエスチョンで、食べることや農林漁業に関する「当たり前」を、もう一度問い直す ◎サステナブルな社会の実現につながるアイデアを、第一線で活躍する研究者などがデータも交えて丁寧に解説 ◎探求に役立つ関連キーワードや、もっと学ぶたまの参考文献・資料で、より深い学びに役立てる ●はじめに――森と森林に恵まれた国の未来に向けて ●食卓と流通 魚食と健康/出前授業 魚には骨がある/魚と食育/海から食卓へ変わる水産物の流通/水産物と国際関係/日本人とウナギ食 ●資源問題 日本の海は水産資源の宝庫/魚の資源変動/水産資源の持続的利用と漁業管理/海の漁場利用のルール/漁民の共同の力で守るキンメ資源 ●内水面漁業 世界と日本における川や湖の漁業/遺伝的特性を守りながら天然アユを増やす ●つくり・育てる漁業 日本の養殖漁業/増えるサーモン養殖/地球を守る海藻養殖 ●環境と生物多様性 サケを食べながら守り続ける/ウナギをとおして社会のあり方を見直す/深刻な海洋プラスチックごみ問題/海洋プラスチックごみを追いかける ●多面的機能 漁民が守る海の環境・国境・人のいのち ●漁業の未来 SDGsと持続可能な漁業 ●世界の林業と日本の暮らし 暮らしを支える林業/木材の自給と輸入/世界で森林が減っているのはどこか/木材だけではない森林からの恵み/バイオエネルギーと林業/新興する薪ビジネス ●日本の森のあり方 天然林と人工林/森林の放射能問題/災害と森林との関係/シカ食害がもたらす災害/海岸林の役割/川沿いの樹林帯は何のため?/森・里・海をつなぐ/さまざまな役割を果たす森林と木材生産 ●持続的な森づくりと林業経営 林業の歴史/林業経営と森林政策/森林環境税による森づくりへの参加/森林認証制度と持続可能な林業/災害の多い日本で求められる林業/林業と他の仕事を組み合わせる/自伐型林業の可能性/里山保全に向けて/今、林業の仕事に若者の熱視線! ●おわりに――海と森をつなげて考える 著者について 1948年、茨城県生まれ。北海道大学卒業後、茨城県水産試験場首席研究員、立教大学兼任講師、北日本漁業経済学会会長などを歴任。農学博士(東京大学)。現在、茨城大学人文社会科学部客員研究員、JCFU全国沿岸漁民連絡協議会事務局長、FFPJ農林漁業プラットフォームジャパン副代表。カツオの自然史・文化史研究とともに地域漁業と魚食文化の発展をめざし全国各地でシンポを企画開催。編著書に『レジームシフトと水産資源管理』(恒星社厚生閣、2005年)、『レジームシフト」(成山堂書店、2007年)、『漁業科学とレジームシフト』(東北大学出版会、2017年)などがある。 1961年、福岡県生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)後、大分県きのこ研究指導センター研究員、九州大学助手、助教授を経て、現在、九州大学大学院農学研究院教授。林業経済学会会長、NPO法人九州森林ネットワーク理事長を兼務。九州の農山村でフィールドワークをしながら、山村振興と持続的な森林管理のあり方、災害に強い林業経営をテーマに研究している。著書に『地域の未来・自伐林業で定住化を図る』(単著、全国林業改良普及協会、2020年)、『林業新時代―「自伐(じばつ)」がひらく農林家の未来』(共編著書、農文協、2014年)、『日本型森林直接支払いに向けて』(編著書、日本林業調査会、2010年)などがある。 出版社 : 農山漁村文化協会 発売日 : 2023/4/3 言語 : 日本語 単行本 : 164ページ
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ひとり暮らしで知りたいことが全部のってる本
¥1,518
SOLD OUT
主婦の友社 (編集) ひとり暮らしの「こんなときどうする」「?困った! 」を全部解決する百科。引っ越しから、家事、防犯・防災、メンタル対策まで! ひとり暮らしの「こんなときどうする」「?困った! 」を全部解決する大百科! これ1冊あれば安心して生きていける! 家族のひとり暮らしを応援する保護者の方や、生活を見直したいひとり暮らしのベテランにも! ■PART1 部屋探し&引っ越し(部屋探しから引っ越しまでのスケジュール/不動産用語解説/こだわりたい条件と妥協してOKな条件/入居後にガッカリしない内見ポイント/入居日までにそろえたい家電と家具、生活用品 など) ■PART2 インテリア・収納(狭い部屋を広く見せるインテリア術/在宅ワーク時代の部屋づくり/クローゼット、靴箱、キッチン、トイレ、お風呂の整理術/収納力を上げる衣類のたたみ方/買ってよかった収納グッズ など) ■PART3 掃除・片づけ(ひとり暮らしの掃除道具/汚れやカビを防ぐ予防掃除/コンロや冷蔵庫の掃除ルーティン/浴室やトイレはながら掃除・ちょこちょこ掃除で/玄関やベランダ、網戸の掃除法/ニオイとカビの防ぎ方/ゴミの捨て方マナー など) ■PART4 料理(絶対必要なキッチングッズ/まず買うべき5つの万能調味料/自炊を無理なく続ける7つのコツ/レシピ用語解説/食材の切り方/ごはんとみそ汁のおいしいつくり方/食材の保存法/電子レンジ活用術/調理の基本/常備したい食材リスト/丼・パン・パスタの簡単満足レシピ/つくりおきレシピ/お弁当作りのコツ/これってまだ食べられる? など) ■PART5 洗濯(洗剤の選び方/汚れや菌をためない方法/縮みや色落ちを防ぐ洗い方/シミの落とし方/速く乾かす干し方/靴、バッグ、帽子のお手入れ法 など) ■PART6 お金の管理術(やりくり上手になるお金の管理術/ひとり暮らし先輩の節約術/クレカ、電子マネーとの付き合い方/保険の選び方/貯金術/家賃が払えない、課金しすぎ…お金のトラブル解決 など) ■PART7 防犯・防災(空き巣や不審者から身を守る/カギ・財布をなくしたら/勧誘や詐欺、ネットトラブルにあったら/ご近所づきあいのコツ/水漏れや壁の傷、どうする?/害虫の対処法/病気やケガへの備え/事故にあったら/心の健康を保つ一人時間の過ごし方/地震、台風、水害への備え/避難所での過ごし方/火事を防ぐ など) コラム 引越しの挨拶、どうする?/役所や銀行の利用の仕方/エアコンと照明の掃除法/キッチン菜園に挑戦/ボタンのつけ方、裾上げ 出版社 : 主婦の友社 発売日 : 2021/2/2 言語 : 日本語 単行本 : 176ページ
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「わたし」と平成 激動の時代の片隅で
¥1,760
Yahoo!ニュース 特集編集部 (編集), 高田昌幸 (編集) Yahoo!ニュース 人気企画、待望の書籍化! プリクラの開発者、新橋の靴磨き、戦争の語り部、 被災者、老舗喫茶店主、離島の灯台守、 ホストクラブ経営者、遺品整理業、 94歳の現役助産師、救命救急士…… 30人の語るそれぞれの30年を通じて、 平成という一時代の 終わりとその先を見つめる。 朝井リョウ、DOZAN11(元・三木道三)、森達也の特別インタビュー掲載。 バブル崩壊から始まった平成の時代。 事件や災害、社会制度の変革、技術の急速的な進歩など、あらゆる「当たり前」が揺らぐ中でわたしたちは生きてきました。 都会や地方、職場や家庭で日々を生き抜く人々には、それぞれに忘れられない思い出や貴重な体験があります。 多種多様な人々が何を思い、何を糧にしてきたか。そうした個人の「肉声」に耳を傾けることで、次の時代に進む私たちが生きるための道標となることでしょう。 生き方や価値観が多様化したいま、埋もれがちな個人史をすくい上げることで、そこから浮かび上がる「平成」という時代を振り返ります。 ――― 「人の流れが速いわねぇ。みんな、足が速くなったわね。ゆっくりする暇がないんだか、ちゃっちゃちゃっちゃ通りますよ。前はね、この辺で、3人くらいで並んでしゃべっている女の人もいたけど、もうね、じっとしてる人を見なくなった。ゆったりしてるところがないの。みんな大変だよね。家のローンも、携帯代も払わなきゃなんない。世の中のものが豊富にあり過ぎるのよね。みんなが買えば真似して欲しがるし。お金かかるから、一生懸命働かなきゃね。一生懸命だから足も速くなるのかね」 靴磨き 中村幸子さん(87) 東京・新橋 (本文より) ――― ◎目次 はじめに 高田昌幸 情報が溢れるネットで「社会」を深く掘り下げる記事を−−「ヤフーニュース 特集」の試み 伊藤儀雄 第1章 生み出す人々 宝くじに当たったようなもの。いつ死んでも悔いはありません −−プリクラ開発者 佐々木美穂さん(53) 水泳の道が絶たれ、「キムタクかっこよかったな」って思い出しました −−美容師 赤木成行さん(36) 3・11以降のプレッシャーは大きかった。「絆」を強く求められて −−ラジオドラマ脚本家 北阪昌人さん(56) 自然は絶対逆らえない上司。サバンナで生活しているトラ、みたいな感じです −−農家 柴海裕也さん(32) 日本になかったレゲエ。一曲一曲が発明品みたいな感覚でした −−DOZAN11(元・三木道三)さん 第2章 大都会の雑踏で どんなに古くても磨けばきれいになる −−靴磨き 中村幸子さん(87) みなさん、立派だなって思いますよ。お客さん見てて −−「ニューカヤバ銘酒コーナー」 服部容子さん(50) ディスプレイを見せたい人の幅が広がった −−「和光」のアートディレクター 武蔵淳さん(51) 最近になって、若い人が増えてきた −−老舗喫茶店の店長 村田克明さん(69) 「お父さん、元気?って、今でも言っていただくんですよ −−帝国ホテルのドアマン 富田秀弥さん(49) 第3章 わが道をゆく 障がい年齢33歳。もうちょっと生かしていただいて −−会社員 佐藤隆信さん(56) 結局、生き残ったのは僕ひとりでした −−ホストクラブ経営者 愛田孝さん(53) 教育の力を信じたい −−教育コーディネーター 武田緑さん(33) ビートルズ聴いたことない? ちょっと待て −−書店主 大井実さん(57) 失われた何十年って、言ってる人が勝手に行き詰まってる感じ −−国際ボランティアNGO「NICE」代表 開澤真一郎さん(50) 「集団化しやすい日本人は、 暴走を始めている」――オウムとネットメディアの平成 −−ドキュメンタリー映画監督/作家/明治大学特任教授 森達也さん(62) 第4章 変わる、変える どこにでもある映画館が、特別な場に変容する瞬間があるんです −−「新文芸坐」の支配人 矢田庸一郎さん(55) 誰かの役に立っていると、当時はなかなか思えなくて −−元灯台守 濱野満さん(60) 村はなくなったけど、清内路は残っとるでね −−最後の清内路村長、桜井久江さん(70) 動物園はスーパーマーケットじゃない −−到津の森公園園長 岩野俊郎さん(70) 吹き飛ばされそうな波についていく。そんな感じの30年 −−個人薬局経営 前田順子さん(61) 日本メーカーは太刀打ちできなくなった −−「一太郎」開発者、現 MetaMoJi 代表取締役社長 浮川和宣さん(69) 第5章 語り継ぎたい これからもきっと、見守ってくれている −−8・12連絡会 美谷島邦子さん(72) 孫娘が「ばあちゃん、差別する側が間違っている」って −−ハンセン病回復者 金城幸子さん(77) 被ばく者の写真を見せないでくれ、という学校もある −−原爆の語り部 森口貢さん(82) みんな、あんぽんたんみたいな、こんな時代がありがたいのよ −−戦争経験世代 岡田節子さん(86) 「さよなら」以上の「はじめまして」があった −−阪神・淡路大震災遺児、会社員 中埜翔太さん(27) 第6章 命をつなぐ 若い人の孤独死が増えました。生き抜く力が乏しいのかな −−遺品整理 増田裕次さん(44) 僕の役割は教会の中で祈ることじゃない −−NPO法人「山友会」代表 ルボ・ジャンさん(73) お母さんに抱かれてお乳をもらう。それが赤ちゃんの願い −−国内最高齢の助産師 坂本フジヱさん(94) 死んだらアカンくらい誰でもいえる。わしが、なんとかしてやる −−NPO代表、元警察官 茂幸雄さん(75) 後輩に言うんです。モノも人も愛し、勇気を持って現場へ、って −−さいたま市西消防署 消防司令長 石井利夫さん(59) 「ナンバーワンよりオンリーワンにも地獄はある」 −−作家 朝井リョウさん(29) ※()内は取材当時の年齢 おわりに 伊澤理江 出版社 : フィルムアート社 発売日 : 2019/3/26 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 288ページ
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おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った: 世界ことわざ紀行
¥1,980
SOLD OUT
金井 真紀 (著) 好奇心とスケッチブックを手に、ことわざを集める旅に出発! マレーシアでは旅することを風を食べると言い、フィンランドではやり方はいくらでもあると猫を布巾に。エチオピアではヒョウの尻尾をつかんでサバイバル。発想にびっくり、教訓に納得。36言語の心が喜ぶことわざ、ステキな文字を、イラストとエッセイで紹介。 出版社 : 岩波書店 発売日 : 2022/12/15 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 79ページ
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CONTE MAGAZINE VOL.1 WINTER 2019
¥2,200
CONTE MAGAZINEは、沖縄に編集部を置く、今を生き、未来を考える言葉を伝える雑誌です。 編集方針は、目には見えないものが見えるように、声にならない声が聴こえるように。創刊号の特集は「物語」。 <特集> 特集:生きるためには、物語が必要です。 〜「物語」を知るための、9の話〜 人間は言葉を得た時から、神話を生み、物語を生んできました。 物語によって、人は、過去との結びつきや、土地との結びつき、人と人との結びつき、たましいとの結びつきを強め、生きる意味を見いだしてきたと言えます。 目には見えない、普段は意識しないようなことの中に、小さな物語や大いなる物語を見いだしてみる。それは生きる知恵となり、人生を、世界を、より豊かなものと思えるヒントとなるはずです。様々な物事や関係において「つなぐ」役目を果たしてきた「物語」。 なぜ人間には物語が必要なのか。様々な表現者や専門分野の視点で紐解いていく特集をつくります。 <特集ラインナップ> 笑福亭鶴瓶(落語家) 「人と出会い、人と関わる。生まれてきた意味を問われれば」 写真:富永よしえ 角田光代(作家) 「物語を縫いつなぐ人」 写真:垂見健吾 稲葉俊郎(東京大学循環器内科医) 「もう一度、全体性を取り戻すための物語 」 写真:今津聡子 かわしまようこ(草時間主宰、作家) 「草から世界を見てみると……?」 絵:宜保朝子 野村友里(料理人)×UA(歌手) 「いま、ここ、に、ある」 写真:木寺紀雄 三上智恵(ジャーナリスト、映画監督) 「人々を当事者にするための「物語」ーードキュメンタリーから、その先へ 」 写真:G-KEN 垂見健吾(写真家)×下田昌克(画家) 「 顔に刻まれた物語 」 写真:大城亘 松田美緒(シンガー) 「人間が、生きるために歌う歌 」 写真:林弘美、古木洋平、アデイト 羽地千香(沖縄女子短期大学助教、保育士) 「 バムちゃんの、「つながる」絵本案内 」 絵:宮城クリフ <その他のコンテンツ> フォトストーリー1 石川竜一「慰霊 2019」 フォトストーリー2 垂見健吾 「 第一牧志公設市場に見た風景 」 連載 つくる人の手① 又吉健次郎( 「金細工またよし」七代目 ) 「変わらない、の、意味 」 写真:大湾朝太郎 連載 場所の音楽① THE SAKISHIMA meeting(新良幸人×下地勇) 「唯一の、一人、と、一人 」 写真:G-KEN ■沖縄で暮らす、沖縄に生きる 宜保聡×賀川理英 山田哲史×山田紗衣 木村容二郎×東恩納美架 写真:武安弘毅 ■COVER STORY BEBICHIN kitta 木漆工とけし 編集者・長嶺陽子の泡盛物語 ① CONTEの郷土料理 ① 写真:島袋常貴 ●装丁:無線綴じ・A4横型 変形版(W250×H210mm) ●項数:160ページ
