今日は誰にも愛されたかった
谷川 俊太郎 (著), 岡野 大嗣 (著), 木下 龍也 (著)
出版社 : ナナロク社
発売日 : 2019/12/19
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 168ページ
寸法 : 11 x 1 x 17.5 cm
谷川俊太郎、岡野大嗣、木下龍也。
師弟のような、クラスメートのような3人が本をつくりました。
この本は詩と短歌による連詩と、詩人と歌人によるお話を記録した一冊です。
連詩は、春のマンションの一室から始まる連作36篇を4か月かけて共作。
お話は、その36篇ひとつひとつを本人たちが語りあういわば創作の「感想戦」。読みあいと読み違い、お互いへの評などなど、笑いとスリルが交わります。
連詩とは、詩人同士が、詩を順々に読みあう創作の形式です。
今回は、詩人と歌人による、詩と短歌の「連詩」。歌人側は2人が交代しながら受け、具体的には、次の順で行いました。
岡野大嗣(歌人)→谷川俊太郎(詩人)→木下龍也(歌人)→谷川俊太郎 →岡野大嗣 →谷川俊太郎 →木下龍也……と、これを36番までつづけ、ひとつの連詩としての作品をつくります。
著者について
谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)、1931年生まれ。詩人。
岡野大嗣(おかの・だいじ)1980年生まれ。歌人。
木下龍也(きのした・たつや)1988年生まれ。歌人。