まずは小さくはじめてみる
大木 浩士 (著)
この本は、「やりたいこと」の最初の一歩を踏み出すための指南書です。
これまで、「すぐやる」ことの重要性を説く本は多く出てきましたが、いざ何か新しいことを始めようとしたとき、意外とその0→1(ゼロイチ)の部分で引っかかってしまう方が多かったのではないでしょうか?
人は惰性の生き物ですから、いきなり大きな「新しいこと」を始めようとすると、往々にして失敗してしまい、もとの生活に戻ってしまうのです。
本書は、日々の生活の中でそうした「新しいこと」を始めてみようとする人に、そもそもの「やりたいこと」の探し方から、失敗せずに物事をはじめ軌道に乗せていく方法、さらにはその「新たな挑戦」を少しずつ大きな取り組みへと変えていく方法まで、具体的に教えます。
自分の可能性を引き出し、人生を明るく変えていくためのヒントが満載です。
【目次情報】
はじめに
目次
第1章 「小さくはじめる」とはどういうことか
・まず0を1にする
・「できて当たり前の目標」を設定する
・循環のサイクルに乗る
・簡単なことに分解する
・プロトタイプをつくる
・小さな種をまく
・私が行う種まきの例
・「種まき記録シート」をつくる
コラム 小さくはじめ、自分の旗を立てた事例
第2章 自分の旗の探し方
・触れる情報を変えてみる
・大きな気づきは、小さな気づきの先にある
・気づきを積み重ねるべき3つのこと
・自分に気づくための問い
・人との対話の機会を持つ
・いつもと違う環境に身を置いてみる
・ピントを合わせる
・できることがあるなら、やってみる
第3章 アイデアの魅力を磨く視点と手法
・ビフォー&アフターを考える
・<「実は」で語れること>を探す
・原因について考えを深める
・当事者と一緒に内容を考える
・かけ算で発想する
・<三方良し>になる企画づくり
・まずは手元にある材料で企画を組み立てる
第4章 やりたいことを一歩進める構想メモのつくり方
・構想メモをつくる意味
・STEP1 頭の中の情報を言語化する
・STEP2 要素を分けて考えを深める
・STEP3 人と話をしながら内容を磨く
・STEP4 情報を絞り設計図をつくる
・STEP5 構想メモを作成する
・<提案>をする前に考えること
コラム 形にするってRPG!
第5章 仲間をつくり取り組むこと
・仲間づくりの大切さ
・男女のバランスを意識したチームづくり
・仲間とは別にパートナーをつくる
・提案の前にまず相手の話を聞く
・仲間と行う企画づくりの話し合い
・チームで考えること、決めること
・活動を継続し魅力を高める7つのヒント
第6章 運や流れのつかみ方
・傲慢さが運を下げていく
・「感謝ノート」をつくる
・良いところに意識を向ける
・結果は遅れてやってくる
・偶然の一致にアンテナを立てる
・心を整える時間を持つ
おわりに
著者について
大木浩士 OOKIWORKS・代表/企画プロデューサー
1968年生まれ。栃木県出身。さいたま市在住。
2011年の東日本大震災をきっかけに、会社で働きながら200以上の個人プロジェクトを形にする。主に、人が持つクリエイティブの力を引き出しながら、学び合いの場づくり、交流の機会づくりを行ってきた。
「やりたいことがあるなら、形にする」が信条。やりたいことを形にする最大のコツは、「まずは小さくはじめること」だと考えている。
2022年11月に大手広告会社を退職し、起業。 とちぎ未来大使・交流企画プロデューサー/キャリア教育プログラムプロデューサー/都市と地域の人をつなぐ里都プロジェクト・代表/出羽三山の山伏/神社研究家などの顔も持つ。
著書に『対話型授業のつくり方』『プレゼン指導の基礎ガイド』(いずれも東洋館出版社)がある。
出版社 : すばる舎
発売日 : 2022/12/13
言語 : 日本語
単行本 : 264ページ