メガネとデブキャラの漫画史
南信長 (著)
魅力あふれるキャラたちに焦点を当て、
60超の作品から変遷を紐解く「類のない」一冊!
マンガの中の定番として欠かせない「メガネキャラ」と「デブキャラ」。1970年代の少女マンガのヒロインから現在連載中の青年マンガまで幅広く取り上げ、マンガというメディアにおいて、メガネキャラとデブキャラがどのように描かれてきたのか、時代の変遷をたどる!
【主な登場キャラクター】
メガネキャラ
国民的ヘタレ男子・『ドラえもん』野比のび太
チームを支える名脇役・『スラムダンク』木暮公延
ダメな中間管理職の典型・『美味しんぼ』の富井富雄
一見優等生なボンクラ男子・『町田くんの世界』の町田一
デブキャラ
真面目な現実主義者・『巨人の星』の左門豊作
心身ともにブレない・『銀の匙』の稲田多摩子
ダイエットの呪いにかかった・『脂肪という名の服を着て』の花沢のこ
鈍足が唯一にして最大の弱点・『ドカベン』の山田太郎 など
登場するキャラクターは総勢130人超。
メガネとデブキャラの年表付き!
著者について
1964年生まれ。マンガ解説者。朝日新聞読書面コミック欄のほか、各紙誌でマンガ関連記事を企画・執筆。著書『現代マンガの冒険者たち』『マンガの食卓』(ともにNTT出版)、『やりすぎマンガ列伝』(角川書店)、『1979年の奇跡』(文春新書)、『もにゅキャラ巡礼』(楠見清氏との共著/扶桑社)、『漫画家の自画像』など。2015年より手塚治虫文化賞選考委員も務める。
出版社 : 左右社
発売日 : 2024/4/25
単行本(ソフトカバー) : 304ページ