魔法少女はなぜ世界を救えなかったのか?

ペク・ソルフィ (著), ホン・スミン (著), 渡辺麻土香 (翻訳)

魔法戦士に変身して戦う姿は少女に自信を与えるのか、
それともミニスカートにハイヒール姿の性役割を植えつけるのか?
少女文化コンテンツがもつ二面性への問いを発端とし、
ディズニープリンセス、おもちゃ、外遊び、ゲーム、魔法少女アニメ、文学、K-POPアイドルまで、
子どもたちが触れるコンテンツが内包するジレンマ、問題点を洗い出す。

【目次】
第1章 ディズニーは、どうやってプリンセスブランドを復活させたのか?
第2章 外は危険、ディズニーから離れないで
第3章 女の子は人形を、男の子はアクションフィギュアを本能的に求めるのか?
第4章 子どもには思う存分遊ばせよ!
第5章 ゲーム業界、どうしようもないと思っていたら間違いでした
第6章 魔法の国からやってきたサリーのパラドックス
第7章 魔法少女アニメが衰退した理由
第8章 セーラームーンはなぜ世界を救えなかったのか?
第9章 魔法少女アニメはおもちゃのカタログ?
第10章 すべての文学は少女から始まった
第11章 私らしくいられない世の中で「児童書」として生き残る
第12章 文学界、少女ヒーローの裏に隠された性差別の陰
第13章 アイドル「パスニ(追っかけ)」、「ファンフィクション(二次創作)」、「ホームマスター(ファンサイトの管理人)」、それぞれの推し活
第14章 白状します、女性アイドルを見るたびに申し訳なくなる理由を
第15章 少女は幻想を満たす存在ではなく、人間です!

著者について
気付けば7年目を迎える編集者。現在までの自分を作り上げ、未来の女児たちを作っていく少女文化に強い関心を持つ。人文学コミュニティ「イウム」が発行するウェブマガジン「CONNECT」の編集員。パク・ポクスンアというペンネームで小説の執筆も行っているほか、「IZE」「ビュー」などにも寄稿している。

児童文化・消費文化を専攻する大学院生。埼玉大学にて論文「東映魔法少女アニメーション50年史」を執筆し、修士学位を取得。現在はオーストラリアのシドニー大学にて博士課程を受けている。

韓日翻訳者。訳書にキム・ヨンソプ『アンコンタクト 非接触の経済学』(小学館)、ハン・ミファ『韓国の「街の本屋」の生存探究』(クオン)、オリガ・グレベンニク『戦争日記 : 鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々』(河出書房新社)、ソン・ウォンピョン『威風堂々キツネの尻尾』(永岡書店)などがある。

出版社 ‏ : ‎ 晶文社
発売日 ‏ : ‎ 2023/11/20
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 192ページ

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