疾風怒濤精神分析入門:ジャック・ラカン的生き方のススメ
片岡 一竹 (著)
精神分析の本質は病理的次元でなく倫理的な次元にある。そこでは病いに陥った人間が問題ではなく各人の生き方が問題とされる。精神分析を通して身体症状さえその多くが倫理的な意味をもっていることがわかる。哲学や思想や宗教と親和性のある精神分析の本質を、自らの経験をもとに分かりやすく書き下ろす。難解であるという定説を覆し不幸な受け入れられ方をした日本のラカン理解に楔を打ち込む一冊。
著者略歴
片岡一竹
1994年栃木県生まれ。2017年早稲田大学文化構想学部卒業。早稲田大学文学研究科表象・メディア論コース修士課程。戸山フロイト研究会主宰、東京精神分析サークル会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社 : 誠信書房
発売日 : 2017/9/25
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 218ページ