これまでの都市の作られ方が最大公約数的な「価値」に主軸が置かれていたことに対し、そこに関わる個々人がそれぞれの「意味」を紡いでいける場として都市を捉え直す方法を探索する『MEANINGFUL CITY MAGAZINE』 。

シリーズ第2弾となる今号のテーマは「ジェネレーション」。

価値観が転換しつつある社会の中で、ビジネスやマーケティングの世界では頻繁に「ミレニアル世代」「Z世代」といった人々を分類するようなワードが飛び交います。こうした中で、これからの私たちの都市での豊かな暮らしを考えていくために必要なことは、世代や分断を超えた普遍的な都市のあり方を探索し、描いていくことではないでしょうか。

本号では、X（1965-80年生まれ）・Y（1981-95年生まれ）・Z（1996-2011生まれ）・α世代（2010以降生まれ）といった多世代との対話を試み、インタビュー、論考、リサーチ、エッセイ、小説などを通して、多世代の都市に対するMEANINGFUL CITY（意味が紡がれていく都市）の視点を紐解いていきます。

特別ゲストに、都市と暮らしに関するさまざまな書籍や寄稿をされている大阪公立大学の武田重昭氏をお迎えし、寄稿及び、誌面で展開される多世代のミーニングフルシティを振り返ったディスカッションを掲載。様々な視点を通して、世代や分断を超えた、多世代が融和する意味のあふれた普遍的な都市のあり方への探索をお楽しみください。

サイズ：　B5変形・110ページ・オールカラー　
発売日：　2023年3月6日
発　行：　TOKYO PARALLEL GUIDE

TOKYO PARALLEL GUIDE／MEANINGFUL CITY PROJECTとはーーーーーーーー
都市計画・街づくりに関わる「作り手」と、街を舞台に活動する「使い手」が分野横断で結集し、個人の「意味」を起点とした都市計画、まちづくりを想像・共創するプロジェクト&コミュニティ・プラットフォーム。都市の専門家・実践者やクリエーターらが領域横断的に協働し、地域や施設開発プロジェクト、紙媒体の出版、イベント企画などを実践する。