コーヒーを飲んで学校を建てよう: キリマンジャロ・フェアトレードの村をたずねる
ふしはら のじこ (イラスト), 辻村 英之 (監修)
「この村では、コーヒーの木が
子どもたちの教育をささえてくれる・・・」
この絵本は、絵本作家のふしはらさんが、キリマンジャロコーヒーを栽培する村をたずね、ヒデ先生(辻村英之先生)のフェアトレードの取り組みを追いかけた記録です。
キリマンジャロ山の西側にあるルカニ村では、昔から野生の木の陰やウシの堆肥をうまく使い、森を破壊しない伝統的な農法でコーヒーが栽培されていました。
ところがコーヒーの値段が国際的に下がり、村の人たちの生活は大ピンチ。
危機をのりきるべく、村の人たちはヒデ先生とコーヒー豆を日本で販売しはじめたのです・・・!
著者について
ふしはらのじこ(絵・文)
京都生まれ。絵本の著書に『ふたごのゴリラ』『ジンガくんいちばへいく』(以上、福音館書店)、共著に『ヤクシマザルを追って』(野草社)、『京のわらべうた いっしょにうたいまひょ』(かもがわ出版)など。https://fushihara-nojiko.com/
辻村英之(監修)
愛知生まれ。京都大学農学研究科(生物資源経済学専攻・農業食料組織経営学分野)教授。おもな単著に『キリマンジャロの農家経済経営』(昭和堂)、『農業を買い支える仕組み』、『おいしいコーヒーの経済論』(以上、太田出版)、『コーヒーと南北問題』、『南部アフリカの農村協同組合』(以上、日本経済評論社)。
ルカニ村・フェアトレード・プロジェクト https://tsunji.wixsite.com/mysite
出版社 : 実生社
発売日 : 2022/4/20
言語 : 日本語
単行本 : 44ページ