(サイン本)すこし広くなった: 「那覇の市場で古本屋」それから
宇田智子 (著)
「いまから五十年よ」
つまり私が九十歳まで。
市場ではありえない
年齢ではない。
明日もすこやかに、
四・五坪の帳場で店番中。
沖縄那覇の「市場の古本屋ウララ」店主・エッセイ最新刊
お待たせしました、待望の『那覇の市場で古本屋』第二弾!
あれからいろいろありました。
市場の引越、アーケードの建替、コロナ禍……。
それでも続く市場の日々。
「市場の古本屋ウララ」の帳場から、本のこと、市場のこと、アーケードのこと、お客さんとのやりとり、忘れられない風景、そんな日々をたんたんと、ときにさざ波を感じながら綴る、あれからとこれから。
著者について
1980年神奈川県生まれ。2002年にジュンク堂書店に入社し、池袋本店で人文書を担当する。2009年、那覇店開店に伴い異動。2011年7月に退職し、同年11月11日、那覇市第一牧志公設市場の向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店する。2014年、第7回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。著書に『那覇の市場で古本屋』『市場のことば、本の声』『増補 本屋になりたい』。
出版社 : ボーダーインク
発売日 : 2024/5/24
言語 : 日本語
単行本 : 248ページ