もしもこの世に対話がなかったら。 オープンダイアローグ的対話実践を求めて
横道 誠 (著)
みんな対話で悩んできた。
フィンランド生まれの精神療法、オープンダイアローグの対話を
病院でもカウンセリング室でもなく家で続ける。
安心して話せる場所、聞いてもらえる場所を探している人へ
著者が運営するオープンダイアローグ的対話実践の自助グループ「ゆくゆく!」で
行っていることをモデルにしながら、フィクションを交えた物語に仕上げました。
本書でオープンダイアローグ的対話実践をご体感ください。
はじめに 対話にはルールが必要
「ゆくゆく!」と波打つ対話
第一夜 仕事の悩み 転職に失敗したかもれない
第二夜 人間関係の悩み 発達障害グレーゾーン
第三夜 孤独という悩み トラウマの扱い方
第四夜 子どもの悩み 夫婦ふたりからの相談
第五夜 長年抱えていた悩みとは
真夜中 自助グループ「ゆくゆく!」の作り方
おわりに 日常に対話の時間を
「ゆくゆく!」スタッフによる体験者の声も掲載!
著者について
京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。著書に『みんな水の中─「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院,2021年)など多数。
出版社 : KADOKAWA
発売日 : 2025/2/20
言語 : 日本語
単行本 : 200ページ
寸法 : 12.8 x 1.5 x 18 cm