ことばの育休
銭谷 侑 (著)
コピーライター、父になり、ことばが無力な世界へ。
千葉県外房の里山に暮らすコピーライターが一年間育休をとり、育児の合間に書き続けた「40編のエッセイ」と、「書く育休のすすめ」「妻のあとがき」を収めた一冊。
ことばが通用しない0歳の息子との、ことばにできない感情が次々と生まれる日々で、コピーライターに訪れた大きな変化が息づくエッセイ集です。
育児を通して、ことばを多彩な視点で見つめ直す体験記には、日常の風景が少し違って見えてくる発見と感動がつまっています。言語やコピーに興味がある方、子育て中の方、日常と出会い直したい方におすすめです。
またこの本は、土から生まれるようなことばを届ける出版社『庭ブックス』の創刊書籍。家庭という「庭」から紡ぎ出されることばたちが、あなたの日常に新たな芽吹きを届けます。
※「40編のエッセイ」は、ことばと暮らしのメディア『圏外コピーライター』で1年間連載された文章に、加筆・編集をし書籍化しました
著者について
コピーライター、一児の父。1986年北海道生まれ、東北育ち。
広告代理店での勤務を経て、アートディレクターの妻・松永ひろのとともに夫婦実験ユニット「the Tandem」を結成。2021年に外房に移住し、庭に建てた小屋を拠点に、ことばを書いて暮らしている。
ことばと暮らしのメディア『圏外コピーライター』を運営。
https://the-tandem.com/
http://kengai-copywriter.com/
出版社 : 庭ブックス (2025/2/28)
発売日 : 2025/2/28
言語 : 日本語
単行本 : 208ページ
寸法 : 11.7 x 1.4 x 17.4 cm