わたしの言ってること、わかりますか。
伊藤亜和 (著)
新進気鋭の文筆家による、言葉にまつわるエッセイ集。
セネガル人の父を持つ「ハーフ」ゆえに日本語に執着してしまうという著者。
“それでも、私は日本語が好きだった。椎名林檎の歌が好きで、谷川俊太郎の「信じる」が好きで、男の人がふと漏らす「あら」の響きが好きだった。日本語は美しいと、感じることができる自分が好きだった”
――残酷でやさしくて美しい言葉との邂逅を独自の視点ですくい上げ、唯一無二の世界を紡ぎ出す。
出版社 : 光文社
発売日 : 2025/4/23
単行本 : 224ページ
寸法 : 17.8 x 11.1 x 1.2 cm