友達じゃないかもしれない
上坂 あゆ美 (著), ひらりさ (著)
「私を認めてくれるのは、私が女だからなんじゃないの」
「すべての人間関係がロールプレイングゲームになる」
ジェンダーへの問い、家族の呪い、仕事の挫折、美醜の悩み……
短歌を引用しつつ、〈亀裂〉によって深まる対話は、
いつしか互いの〈怪物〉を覚醒させていく。
「あと何をしたら、私のことを嫌いになりますか」
ふしぎと未知の自分が愛しくなる、スリリングな火の玉往復書簡。
著者について
上坂あゆ美
1991年、静岡県生まれ。歌人・文筆家。Podcast番組『私より先に丁寧に暮らすな』パーソナリティ。2022年に出版した第1歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』が話題に。その他の著書にエッセイ集『地球と書いて〈ほし〉って読むな』などがある。
ひらりさ
平成元年、東京生まれ。女子校とBLで育った文筆家。オタク女子ユニット「劇団雌猫」メンバー。女オタク文化からフェミニズムまで、女の生き方にまつわる発信を行う。著書は『沼で溺れてみたけれど』『それでも女をやっていく』。劇団雌猫名義の編著に『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』『だから私はメイクする』などがある。
出版社 : 中央公論新社
発売日 : 2025/5/9
言語 : 日本語
単行本 : 256ページ
ISBN-10 : 4120059138
ISBN-13 : 978-4120059131
寸法 : 2.5 x 13.1 x 19.1 cm