出版とデザインの26時(ZINE)
出版とデザインの27時も同時発売中!
川名潤(著)
いろいろな媒体で川名潤が書いてきた原稿をまとめた小冊子です。
(四六判変形/中綴じ/60ページ/リソグラフ1色印刷)
出版とデザインの26時 目次
001 装幀と装丁と装訂と装釘
002 著者自装というアティテュード
003 シドのベースと繁体字
004 戸田ツトムのコミュニケーション
006 良い本はゲラのたたずまいが美しいという話を聞いたのだが
008 かくしてソビィは著者となる
013 群像をリニューアルした時の檄文モドキ
017 佐藤さんの耳
020 石井ゴシックのグルーヴ
023 緊急事態宣言下での雑誌づくり
028 NIPPONの黎明期
031 原弘を殴るつもりだった拳
036 花森安治の後悔と反省
039 誌上のバトルロイヤル
042 「Number」の作り方
057 落ち穂を拾って綴じたもの
出版とデザインの27時 目次
001 アラベールと青春の経年変化
003 CDR: a soundtrack for me
006 地図男とエンブレム男と立ち退き男
009 3日目のクウネル
013 雑誌を包み紙とする雑誌
016 振ると不思議な音がする棍棒
019 ノイズと紙/形づくられる前のもの
025 「できるからやる」ということ
028 混沌のもつ強引な説得力
031 無限ループする便利なカタログ
035 堀内誠一、TOKYO2020
038 静かな鬼がいる3畳の不夜城
042 *□◎〓な★◎※◎■※■※
045 ナンセンスなコンポジション
048 退屈な宇宙と泥酔した暴君
051 和田誠とデザインの「領分」
054 独裁国家と作家の正方形
056 私の七年とギロチン
川名 潤(かわな じゅん)
1976年千葉県生まれ。インフォバーン、プリグラフィックスを経て2017年に川名潤装丁事務所を設立。
2021年、『現代日本のブックデザイン史1996-2020』(誠文堂新光社)を長田年伸、水戸部功と共に編著。[
装幀家、ブックデザイナー、エディトリアルデザイナー。主に文芸書、人文書、コミックスなど、幅広いジャンルの書籍のデザインを手掛ける。
主な仕事
書籍
文芸書
『「非国民」手帖』(歪/鵠、情報センター出版局、2004年)
『ワールズ・エンド・ガーデン』(いとうせいこう、河出書房新社、2013年)
『旅する練習』(乗代雄介、講談社、2021年)
『テスカトリポカ』(佐藤究、講談社、2021年)
『貝に続く場所にて』(石沢麻依、講談社、2021年)
『地図と拳』(小川哲、集英社、2022年)
人文書
『邂逅: クンデラ文学・芸術論集』(ミラン・クンデラ、河出書房新社、2020年)
『新写真論』(大山顕、ゲンロン、2020年)
『新プロパガンダ論』(辻田真佐憲/西田亮介、ゲンロン、2021年)
『愛と差別と友情とLGBTQ+: 言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』(北丸雄二、人々舎、2021年)
『近代を彫刻/超克する』(小田原のどか、講談社、2021年)
コミックス
『センネン画報』(今日マチ子、太田出版、2008年)
『岡崎に捧ぐ』(山本さほ、小学館、2015年)
『漫画 君たちはどう生きるか』(吉野源三郎/羽賀翔一、マガジンハウス、2017年)
『前略、前進の君』(鳥飼茜、小学館、2018年)
『ブランチライン』(池辺葵、祥伝社、2020年)
雑誌
「小説推理」(双葉社)
「群像」(講談社)
「ゲンロン」(ゲンロン)
編著
『現代日本のブックデザイン史 1996-2020』(「アイデア」387、誠文堂新光社、2019年)
『現代日本のブックデザイン史1996-2020』(長田年伸/川名潤/水戸部功/アイデア編集部、誠文堂新光社、2021年)