わが故郷のキネマと文学
矢野寛治 (著)
映画や文学作品に刻まれた言葉の力をていねいに掬い上げた192の随想録。明治から令和まで、150年という時間をふり返る。その時間は、現代を生きる「私」と、どうつながっているのか。大分ゆかりの人々——福沢諭吉、滝廉太郎、柳田国男、菊池寛、種田山頭火、柳宗悦、織田作之助、川端康成、阿川弘之、稲尾和久、埴谷雄高、佐木隆三、松下竜一、松本清張、黒澤明、司馬遼太郎、遠藤周作、村田喜代子、小林秀雄、葉室麟、石牟礼道子、町田そのこ…他100名余
著者について
1948年大分県中津市生まれ。成蹊大学経済学部卒。博報堂OB。元・福岡コピーライターズクラブ理事長。西日本新聞を中心にエッセイ、コラム、映画評、書評を執筆。著書に『なりきり映画考』『団塊少年』(筆名・中洲次郎、以上、書肆侃侃房)、『伊藤野枝と代準介』(2014年度地方出版文化功労賞奨励賞)『反戦映画からの声』『団塊ボーイの東京1967-1671』(以上、弦書房)などがある。「日本文藝家協会」会員。
出版社 : 弦書房
発売日 : 2023/2/15
単行本(ソフトカバー) : 320ページ