自分疲れ: ココロとカラダのあいだ (シリーズ「あいだで考える」)
頭木 弘樹 (著)
正解のない問いを考え、多様な他者と生きる
シリーズ「あいだで考える」創刊!
不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。
*
『自分疲れ――ココロとカラダのあいだ』
難病の実体験に基づいたユニークな文学紹介活動を展開している著者が、
「自分自身でいることに疲れを感じる」「自分自身なのになぜかなじめない」といった
「違和感」を出発点にして、文学や漫画、映画など多彩なジャンルの作品を取り上げながら、
心と体の関係性について考察していく。
読者が「私だけの心と体」への理解を深める一助となる一冊。
(装画:香山哲)
著者について
頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)にかかり、13年間の闘病生活を送る。
そのときにカフカの言葉が救いになった経験から『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社/
新潮文庫)を編訳。著書に『食べることと出すこと』(医学書院)『ひきこもり図書館』
(毎日新聞出版)ほか多数。
出版社 : 創元社
発売日 : 2023/4/12
言語 : 日本語
単行本 : 160ページ