詩集『さよ(う)なら』
五十嵐ソフィー(著)
消化不良の別れをうたった詩集。
著者自身の経験のみならず、著者が出会ってきた人やものがモデルになっている。
『五十嵐さんからのメッセージ』
この詩集を作った目的のひとつに、
日本各地に一冊でもこの本を残したい
という思いがあります。
どこにいても手の届く、読んだ人の記憶に寄り添える本で
あってほしいという願いがあります。
『さよ(う)なら』ということばは、
わたし自身が病に侵されて、死が身近にあったときに生まれました。
運良く今は生きていられていますが、
あのとき死んでいたらわたしにとって別れは消化不良であったと思います。
でもそれでもいいのだとも思います。
この詩集に、深い思い入れがあります。
著者プロフィール
五十嵐ソフィー
モデル。福井県出身。
学生時代には映画や心理学を学び、映画監督や脚本、映像編集など幅広く携わり、知見を深めた。ファッションモデルとして活躍する中、羊文学の「あいまいでいいよ」のMVに出演し、注目を集める。幼少期や学生時代に培った感性を生かし、詩の制作にも励み、2023年4月6日〜8日には東京・渋谷で詩の個展「さよ(う)なら展」を開催。
@sophi_igarashi
https://www.instagram.com/sophi_igarashi/
印刷・製本 藤原印刷株式会社
活版印刷 日光堂
発行日 2023年11月1日
四六判 130ページ