ハルには はねがはえてるから (亜紀書房えほんシリーズ〈あき箱〉5)
大前 粟生 (著), 宮崎 夏次系 (イラスト)
いま最も注目を集める小説家・大前粟生と、各界から賞賛を浴びる漫画家・宮崎夏次系による最高のコラボレーションが実現。
——痛みと優しさを描く、初の共作絵本。
ハルに はねがはえた
ナツのめから ビームがでた
アキが ナイフになった
フユのてが なんでもたべちゃう きょうりゅうになった
かっこいいし、きれいだし、きらきら。
だからきっと、だいじょうぶ。
著者について
大前 粟生(おおまえ・あお)
1992年生まれ。小説家。京都市在住。著書に『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『おもろい以外いらんねん』(河出書房新社)、『岩とからあげをまちがえる』(ちいさいミシマ社)などがある。
宮崎 夏次系(みやざき・なつじけい)
漫画家。著書に『夕方までに帰るよ』『変身のニュース』(第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「審査委員会推薦作品」選出)『僕は問題ありません』『ホーリータウン』『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』『アダムとイブの楽園追放されたけど…』(以上すべて講談社)、『培養肉くん』(KADOKAWA)、『なくてもよくて絶え間なくひかる』(小学館)、『と、ある日のすごくふしぎ』(早川書房)がある。最新作『あなたはブンちゃんの恋』を講談社「モーニング・ツー」にて連載中。画集に『変な夢を見た』(講談社)がある。
出版社 : 亜紀書房
発売日 : 2021/6/9
言語 : 日本語
単行本 : 32ページ