いなくなくならなくならないで
向坂くじら (著)
死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。デビュー作にして第171回芥川賞候補作。
著者について
向坂くじら(さきさか・くじら)
1994年、愛知県名古屋市生まれ。主な著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ『夫婦間における愛の適温』など。24年、初小説である「いなくなくならなくならないで」が第171回芥川賞候補となる。
出版社 : 河出書房新社
発売日 : 2024/7/12
言語 : 日本語
単行本 : 168ページ
寸法 : 13.5 x 1.7 x 19.4 cm