「コミュ障」の社会学
貴戸理恵 (著)
治療でも、感情論でも、ハウツーでもなく。
空気を読むのが苦手でも、人とつながって生きていける。
不登校やひきこもりに寄り添いながら、学校や職場を支配する
「コミュニケーション至上主義」の背景を明らかにする、
生きづらさを抱えたみんなのための社会学。
著者について
[著者] 貴戸理恵(きど りえ)
1978年生まれ。関西学院大学准教授(社会学、「不登校の〈その後〉研究」)。アデレード大学アジア研究学部博士課程修了(Ph.D)。著書に『不登校は終わらない――「選択」の物語から〈当事者〉の語りへ』(新曜社)、『増補 コドモであり続けるためのスキル』(「よりみちパン! セ」、イーストプレス)、『増補 不登校、選んだわけじゃないんだぜ! 』(同、常野雄次郎氏との共著)、『女子読みのススメ』(岩波ジュニア新書)、『「コミュニケーション能力がない」と悩むまえに――生きづらさを考える』(岩波ブックレット)など。
出版社 : 青土社 (2018/4/24)
発売日 : 2018/4/24
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 296ページ