between us: 私たちはAIと、創造性を問い直す
EVOKE(株式会社アマナ) (著), 堀口高士 (著), 丸岡和世 (著), Constance Rika (著), 村田武彦 (著), 田村結佳 (著), & 1 その他
AIと人間の「あいだ」で、創造性はどう変わるのか。
本書は、生成AIが生活に浸透しはじめた今、「AIと共に問いを立てる」ことに挑んだクリエイターたちの対話と実践の記録です。アマナのクリエイティブチームEVOKEが、生成AIの進化に呼応して実験し続けてきたデザインプロジェクトの軌跡をはじめ、クリエイターや技術者の多様な視点が交差する対談、リサーチやプロンプトのスキル、進化するための組織論などを網羅。AIを創造的に使うための実践的な技術書であると同時に、クリエイターの思想書としても読み応えのある一冊です。
■書籍の特徴
多彩なゲストとの対談で見据える創造性の現在世代も領域も異なる多彩なゲストとの対話を収録。生成AI をめぐって交わされる「ここだけの話」から、創造性のこれからが立ち上がります。
■登場者プロフィール
・曽根原 健一(amana フォトグラファー) プロダクトおよびシズル撮影を得意とし、国内外で指名を受ける。受賞多数。
・夢眠ねむ(実業家・美術家) 夢眠書店店主/キャラクタープロデューサー。でんぱ組.incの元メンバー。
・萩原 幸也(リクルート クリエイティブディレクター) リクルートグループのブランディングやマーケティングを牽引。国内外の受賞多数。
・伊藤 紺(歌人) 『気がする朝』『満ちる腕』著者。商業施設での展示や執筆で活躍中。
・董 冕雄(研究者/室蘭工業大学) 博士。室蘭工業大学 副学長および最年少教授。
・秋元 陸(Stylus Japan K. K. カントリーマネージャー) 未来戦略・新規事業などの経営戦略をサポートする。
・佐々木 康裕(Lobsterr発起人) デザイン・イノベーションファーム・Takramにも所属。著書多数。
企業と挑んだ創造の最前線、AI×クリエイティブの記録本書の核となるのは、EVOKEと4社の企業との間で実施された、実践的なAI活用プロジェクトの記録です。生成AIをどう組み込み、ブランド課題にどう応えたのか。プロンプトの工夫、合意形成のプロセス、表現へのこだわりなど。
その舞台裏を、実際の関係者との対談を通じてふりかえります。AIという未知の領域に、一緒に踏み出すことで生まれた「挑戦の熱」がリアルな臨場感と学びをもたらします。
■特典・すぐに実践できるAIテクニック集付き
書籍購入者限定で、EVOKEのプロンプトアーキテクチャーが編纂したデジタルZINE 『prompts〜DIALOGUES with AI』をダウンロード提供しています。ChatGPTやClaude、Midjourney、Fireflyなどのツールの選び方、 AIとの対話に必要な思考設計、プロンプトの構造、そして感性の翻訳方法を体系化。 実務での応用を前提にした、実践者のための“創造的AI活用術が詰まっています。
■こんな方におすすめ
①生成AI 活用に悩むデザイン組織のマネジメント層
②クリエイティブに興味がある企業のAI、DX 担当者
③実践で生成AI を活用するクリエイター
■目次や構成の概要
Statement & Dear Readers:
なぜ今、私たちが「AIと創造性」というテーマに向き合うのか。EVOKEの姿勢を示す導入章。
Chapter 1: In Dialogue ─
対話の中で夢眠ねむ、萩原幸也、伊藤紺、董冕雄ら、多彩なクリエイターとの対話を通じて、創造性の現在地を見つめる。
Chapter 2: Case Study ─
創造のドキュメントAIを活用したクリエイティブ実践と、それを支えたクライアントとの対話を紹介。
Column:
知の探索者たちのリサーチ力思考の掘り下げを支えるリサーチの手法や記録を紹介。(登場者:秋元陸〈Stylus Japan〉、佐々木康裕〈Lobsterr〉)
Chapter 3:
AI時代のチームビルディング変化の時代における、新たなチームの在り方について考察。
Until We Meet Again
テーマのさらなる探索へと読者を誘う終章。
■付録:プロンプト集
生成AIのプロンプト例やツールの選び方をまとめた、思考と実践をつなぐ実践ガイド付き。
著者について
EVOKE(イヴォーク)は、株式会社amana が擁するビジュアルドリブンなクリエイティブチーム。型にとらわれない発想と最新テクノロジーを融合し、クライアントの「ありたい姿」を鮮やかにビジュアライズすることを強みとする。 個性豊かなメンバーは、それぞれが専門的な役割を横断しながら、日々新たな価値創造に挑戦している。クライアントの創造性を呼び起こし、共感とリアリティあふれる未来をともに描いていく。 amana 社内でも新たな道を開拓するチームとして、有機的にその形を変えながら価値創造を模索してきた。その軌跡を書籍というかたちに込め、発信に至る。
出版社 : 株式会社アマナ
発売日 : 2025/7/7
単行本 : 164ページ
ISBN-10 : 4865870008
ISBN-13 : 978-4865870008
寸法 : 1 x 17.5 x 25.5 cm