没入読書
渡邊 康弘 (著)
忙しくても本を読める人がやっていること。
やる気に頼らず、自動的に集中できる本の読み方。
「本の内容が頭の中に入ってこない」
「働きはじめてから、読書に時間が取れなくなった」
近年、本を読みたくても読めなくなった人が多いといいます。
しかし、その理由は“忙しいから”だけではありません。
それは、スマホが身近になったから。
反射的に起こる通知に身を委ねてしまうと、
私たちはその刺激から抜け出せなくなるのです。
スマホの通知音などの刺激から脱し、本に集中できる方法、
それが「没入読書」です。
没入読書の特徴は3つ。
◉やる気や意志力を使わない
◉意識的に集中しようとしない
◉本を読むことに価値があると体に思い込ませる
没入であるフロー状態とは、「目標を設定」したり、
「呼吸を整えたり」するといった具体的な方法で導くことが可能です。
さらに、本の難易度が自分にとってやさしすぎても、
難しすぎても集中が切れてしまいます。
こういった具体的な方法で、
科学的に集中力を自動的に高める方法をお伝えします。
さらに、本書を読みながらすぐに実践できる
「47秒間読書」や「10分間指速読」から、
究極の没入読書である1冊20分で読める
「レゾナンスリーディング」も公開します。
没入する体験は、本を速く、たくさん読めて内容を忘れないことはもちろん、
ストレス軽減やアイデアが湧くといった副次的な効果もあります。
これで、忙しくても、スマホが手元にあっても
本に没入できるようになります。
【目次より】
◎まずは毎日の「47秒読書」で本と付き合いはじめる
◎スマホがあっても集中できる「10分間指速読」
◎読書前に「呼吸を整える」だけでも集中できる
◎【没入読書1】集中力の第一歩は「目標設定」にある
◎【没入読書2】「即時フィードバック」が集中状態を生み出す
◎【没入読書3】「チャレンジ」と「スキルのバランス」で集中が途切れない
◎めんどうだけど没入を生むのに効果的! 読書メモ
◎自己コントロール感を生み出す「読書ノート」
◎書店には「目的」をもって入店すれば失敗しない
◎生成AI時代だからわかった! 天才たちが大事にしていた「問い」
著者について
渡邊康弘(わたなべ・やすひろ)
年間3000冊以上読破する読書家。
青山学院大学経済学部卒。幼少期より読書が大の苦手だったが、20歳のときに一冊の本に出合い、本が読めるようになることで人生が激変。ベンチャー企業の立上げなど経験後、独立。その後、最新の脳科学、行動経済学、認知心理学をもとにした独自の読書法「レゾナンスリーディング」を生み出す。10歳から91歳まで全国4500人以上が実践、好評を得ている。
現在、企業コンサルタントや、読書のコミュニティのオンラインサロン運営、読書イベント、海外著者との交流会を催すなど、読書文化を広げる活動を行っている。
著書に『言葉の力を高めると、夢はかなう』『ものの見方が変わるシン・読書術』(ともにサンマーク出版)。翻訳協力に『ビジネスモデルYOU』(翔泳社)、『イルミネート:道を照らせ。』(ビー・エヌ・エヌ新社)がある。
出版社 : サンマーク出版
発売日 : 2025/3/13
単行本(ソフトカバー) : 208ページ
ISBN-10 : 4763142046
ISBN-13 : 978-4763142047
寸法 : 2.7 x 12.8 x 18.8 cm