ずっと幸せなら本なんて読まなかった: 人生の悩み・苦しみに効く名作33 (幻冬舎新書)
三宅香帆 (著)
寄り添う。見守る。救う。裏切らない。それが本なんです!
いつも幸せだったら本など読まずに生きていけるけど、残念ながら、一ミリの退屈も苦痛も後悔もない人生などない!
つらいときこそ、本は寄り添い、解決法も教えてくれる。だからこそ、人生に読書は不可欠なのだ。
本書では、古今の名作から、「悔しいとき」「仕事に行きたくないとき」「孤独を感じたとき」などの“症状”別に、小説、漫画、エッセイなど33作を独自の目線でセレクト。
あなたを救う作品はどれだ? 心が整い、読書時間が愛おしくなる一冊。
(本書は、2019年に刊行された『人生おたすけ処方本』を改題したものです)
著者について
文筆家、書評家。一九九四年生まれ。高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。大学院での専門は萬葉集。大学院在学中に天狼院書店(京都天狼院)店長を務め、「京大院生の書店スタッフが『正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね』と思う本ベスト20を選んでみた。《リーディング・ハイ》」がハイパーバズを起こし、二〇一六年はてなブックマーク年間ランキングで第二位となる。その卓越した選書センスと書評によって、本好きのSNSユーザーの間で大反響を呼んだ。卒業後、(株)リクルートでの会社員生活をしながら執筆活動を続けるが、「本を読む時間が欲しい」と独立。小説、古典文学、漫画、ドラマほかエンタメなどの幅広い分野で、批評や解説を手がけ、活躍中。京都市立芸術大学非常勤講師も務める。著作に、大ヒットしている『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』のほか、『人生を狂わす名著50』『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『娘が母を殺すには?』『30日de源氏物語』など多数。
出版社 : 幻冬舎
発売日 : 2024/9/26
言語 : 日本語
新書 : 272ページ
寸法 : 10.8 x 1.2 x 17.2 cm