DESIGN AND PEOPLE Issue No. 2 他者たちとどう生きるか
この号を読んで感じたのは、
「他者」とは遠くの誰かではなく、
自分の中にもいる“もう一人の自分”のことかもしれないということ。
31人のクリエイター、研究者、編集者の言葉には、
正しさよりも“迷い”がある。
でもその迷いこそ、人と共に生きることの始まりなんだと思います。
人と関わることに少し疲れたときに開くと、
静かに心を整えてくれるような一冊です。
長嶋 りかこ (著), 永井 玲衣 (著), 辻 愛沙子 (著), 渡邉 康太郎 (著), 八重樫 文 (著), 小杉 幸一 (著), 川名 潤 (著), & 24 その他
デザインやクリエイティブへの問いを抱えながら、自分の仕事と生活、興味関心、研究テーマ、時事問題についてを語る、書く──《対話とエセー》によるデザイン誌。
不安と欲望で断片化していく社会を、それでも功罪相半ばするデザインがつないでいく──デザイナー、クリエイター、エンジニア、研究者、建築家、装丁家、イラストレーター、作家、編集者、行政官などたちが、一生活者としての戸惑いと希望を言葉にする、対話9篇とエセー8篇。デザインの鍵を探る書評6篇も掲載。
出版社 : コンセント
発売日 : 2025/8/13
言語 : 日本語
単行本 : 256ページ
寸法 : 14.8 x 1.7 x 21 cm