探偵小石は恋しない
森 バジル(著)
舞台は福岡・西新。雑居ビルの2階にある小さな探偵事務所を中心に、人の嘘と恋の影が交錯します。著者の森バジルさんも福岡在住。だからこそ描ける、街の空気と人の温度。読後、福岡の街を歩く景色が少し違って見えるはず。
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ネタバレ厳禁。驚愕体験の本格ミステリ!
小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、推理案件の依頼は一向にこない。小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、思いもよらない事件が進行していて──。
著者について
1992年宮崎県生まれ。九州大学卒業。2018年、第23回スニーカー大賞《秋》の優秀賞を受賞。2023年、『ノウイットオール あなただけが知っている』で第30回松本清張賞を受賞し、単行本作家として注目を集める。
出版社:小学館
発売日:2025/9/18
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):328ページ
寸法:四六判/12.9 x 1.9 x 18.7 cm
ジャンル:ミステリ/文芸・小説








