本が繋ぐ
木村 綾子(著)
雑誌・新聞・ウェブで長年にわたり「本と私」をテーマに文章を紡いできた木村 綾子さんが、自らの読書体験を起点に選んだ28篇のエッセイを収録。本と出会った瞬間・本によって動かされた記憶・選び続けた暮らしの中へと読者をそっと導きます。装画は絵本作家・酒井駒子氏の描き下ろし。手に取ったその時から、ページをめくるたびに「本との縁」がゆるやかに広がっていく一冊です。読書をともに旅するような感覚を求めている方、静かな言葉に身を委ねたい夜にぜひ。
本書では、24篇の既発表随筆を改稿し再編集し、さらに書き下ろし4篇を加えた全28篇構成。「本をひらけばまたそこに私を動かす言葉がある」という言葉が表すとおり、幼少期の記憶から現在の暮らし、出会った本との時間が折り重なるように綴られています。読書や暮らし、そして自分自身の内側を、優しく探る旅となることでしょう。
著者について
木村 綾子(きむら・あやこ)
コトゴトブックス主宰。雑誌・ウェブで書籍紹介や読書エッセイを発表。読書会やイベント企画にも携わり、「暮らしの中の本との出会い」を丁寧に描く文章で知られています。
出版社:millebooks
発売日:2025/10/27
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):192ページ
寸法:四六判/19.1 × 13.1 cm(登録値)
ジャンル:随筆・読書・暮らし


