人種は愉快なジグソーパズル
小手鞠 るい(著)
人種って何?それは個性のひとつ。多様な人々と共に暮らす楽しさを、在米30年以上の著者がしなやかに、そして誇りをもって問いかける一冊。14歳からの読書ガイドライン「14歳の世渡り術」シリーズの最新作です。人種を“壁”ではなく“ピース”として捉え直すことで、私たちの日常と世界の見方がほんの少し変わるかもしれません。
本書は、アメリカと日本というふたつの文化を行き交った著者の経験から、「人種」「差別」「個性」というテーマを200ページにわたって掘り下げています。章ごとに、高校生たちの視点、アメリカでの人種報道、DEI(多様性・公平性・包摂)思想の広がりまで幅広く展開。教育現場や家庭での対話に、日常の読書に。“人種”を知ることは“自分を知ること”へとつながります。
著者について
小手鞠 るい(こでまり・るい)/1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1992年以降ニューヨーク州在住。児童書・文芸書を手がけ、伝統と挑戦のバランスを持つ著作多数。
出版社:河出書房新社
発売日:2025/9/18
言語:日本語
単行本(並製):200ページ
寸法:19.0 × 13.0 cm(B6判)


