傷病エッセイアンソロジー 絶不調にもほどがある!

著者:上坂 あゆ美・金川 晋吾・尾崎 大輔・堀 道広・鳥井 雄人・こだま・星野 文月・武田 砂鉄・碇 雪恵・中村 一般・三田 三郎・小原 晩・玉置 周啓・いとう ひでみ・飯村 大樹(15 名/アンソロジー)

「元気でなければいけない」と感じてしまう人へ贈る、真っ直ぐで優しい一冊です。病気や怪我、心の不調を抱えながら、それでも日常を生きていく15人の書き手によるエッセイ集。「絶不調」という状態を隠すのではなく、言葉として引き寄せることで、読み手に「それでも生きる」という選択肢をそっと差し出してくれます。読むことで、誰もが抱えがちな“調子の悪さ”に対して、新たな視線が開かれるでしょう。

本書は、病気・怪我・心の状態など、肉体・精神のどこかが機能せず“絶不調”に陥った経験を持つ15名が、それぞれの言葉でその瞬間を綴ったエッセイアンソロジー。時代も背景も異なる筆者たちによるリアルな体験が集められ、ページをめくるごとに「生きるとは何か」が静かに浮かび上がります。私たちが健常だとされる日々の裏側にある“弱さ”をともに受け止めるための、本当の意味での読書体験です。
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生きていれば、予期せぬ苦難に見舞われることがある。
心も体も、いつも健康でいられるわけじゃない。
孤独や不安、思わぬ心境の変化や、誰にも言えない気持ち――
病気や怪我に直面したときの心模様のリアルを、15名の書き手が綴った。
生きることの痛みと希望を映し出す、傷病エッセイアンソロジー!

【目次】
上坂あゆ美 起きてしまったことはどうしようもないから
金川晋吾 繊細な私の胃
尾崎大輔 明るくなっただけだった
堀道広 鎖骨の思い出(漫画)
鳥井雄人 血、恐い
こだま せっかく病気になったので
星野文月 骨折と婚約
武田砂鉄 サボってるって思ってるみたいよ
碇雪恵 1997年8月11日
中村一般 歯医者ビビリが外科手術で親知らずを抜いたレポ(漫画)
三田三郎 人間的な「悪意」の気配
小原晩 ぬう
玉置周啓 玉置
いとうひでみ 心のゆくえ(漫画)
飯村大樹 おいしそうな怪我
(発行元より)

出版社:BREWBOOKS
発売日:2025/10/17
言語:日本語
単行本(並製):136ページ
寸法:16.5 × 11.0 cm

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