カウンセラーの選びかた
著者:ネヴィル・シミントン(著)/筒井 亮太(訳)
「カウンセリングを受けるなら、どこをどう選べばいいのか分からない…」
そんな迷いを抱えるすべての人に朗報です。
本書は、心理療法・精神分析の世界的権威である著者が、クライアントの目線に立って、良いカウンセラーを“選び抜く”ためのチェックポイントを明快に示した指南書。
「ちょっと厳しいけれど、本当のことを教える」という言葉通り、甘くないけれど確かな道しるべ。
“相談したいけど踏み出せない”という人ほど本棚に置いておいて損はしない一冊です。
書籍概要
増え続ける「心理療法・カウンセリング」の選択肢。
しかし、大切なのは「セッションを受けて終わり」ではなく、「自分に合ったカウンセラーとの関係を築き、得られる変化を持続させること」。
本書では、チェック項目・セッションでの注意点・治療の効果を測る基準などを、臨床経験に基づいてユーザー(受け手)視点から解説。
カウンセラーを探す/変える/関係を見直す過程に役立つ、実践性の高いガイドです。
著者について
ネヴィル・シミントン(Neville Symington)
1937年ポルトガル生まれ。英国精神分析協会所属、英国「タヴィストック・クリニック」で活躍。オーストラリア精神分析協会会長を務めるなど、国際的に臨床と研究を牽引した精神分析家。2019年没。
日本語訳版では、実践臨床家である筒井亮太氏が訳を担当し、東畑開人氏が解説を寄せています。
書誌情報
出版社:晶文社
発売日:2025年10月15日
単行本:128ページ
寸法:19.0 × 13.0 × 1.5 cm(B6判ほど)


