「名作」と友達になる 学校では教えてくれないシェイクスピア
著者:北村 紗衣(著)
多くの人が馴染みあるはずのシェイクスピア。けれど「教わった内容」ではなく、「作品と対話すること」で初めて見えてくる軽妙さ、痛み、問い深さがあります。
北村紗衣さんはその“差”の中に飛び込み、「学校では教えてくれない」視点で名作と読者の間に新しい距離を描いてくれます。
シェイクスピアを通じて、自分の頭で考え、自分の声で言葉にする力を手に入れたい人へ。書店「本と羊」の棚に並べてぜひご紹介したい一冊です。
書籍概要
「なぜ、今も世界一売れている劇作家なのか?」──北村紗衣さんが、シェイクスピア作品の読み方を丁寧に解きほぐしつつ、才能だけでは語れない「作品と友達になる技術」を示します。
高校生の批評、大学ゼミ、一般読者まで幅広く、シェイクスピアとの距離を縮める言葉が詰まった一冊。軽く読めて、読み終えたときに作品の世界が自分の中で残像となって立ち上がる構成です。
著者について
北村 紗衣(きたむら・さえ)
哲学者・英文学者。主な研究対象はシェイクスピアおよび英詩文化。著書に『なぜクラシック文学は読むべきか』などがあり、複雑に思える文学を読者自身の体験へと還すアプローチで定評があります。
出版社:KADOKAWA
発売日:2025年10月08日
言語:日本語
単行本:248ページ
寸法:18.8 × 12.8 × 1.5 cm(四六判)


