【2時間ノンストップ!】ババヤガの夜

一度読み始めたらこの小説は最後までイッキ読み必死です。
中毒性高めのバイオレンス・アクション。
でも読後は胸が締め付けられるぐらい切ない。
すごすぎました・・・(店主)

王谷 晶(著)

これはもう、事件です。
日本人作家として初めて、世界最高峰のミステリー文学賞〈ダガー賞〉を受賞した一冊。
しかも選ばれたのは“翻訳部門”。
つまり、物語の暴力性も、湿度も、倫理の歪みも、ぜんぶ「世界に通用してしまった」。

暴力、支配、連帯、そして女たちの怒り。
読み心地は決してやさしくない。でも、目を逸らすこともできない。
静かに、確実に、読者の倫理を揺さぶってくる小説です。

「面白い」だけでは終わらせてもらえない。
文庫で読める今こそ、手に取ってほしい一冊。

暴力団の世界を背景に、支配と服従、友情と裏切りが交錯する濃密な物語。
異様な緊張感と鋭い心理描写で描かれるのは、逃げ場のない世界で生き延びようとする女たちの姿。
日本文学の枠を超え、海外でも高く評価された理由が、ページをめくるごとに明らかになります。

世界が息を呑んだ最狂のシスター・バイオレンス・アクション!

「めちゃくちゃブッ飛んでて最高に血まみれ、これはヤバかった!
『キル・ビル』とか『ジョン・ウィック』っぽい雰囲気の本を探してるなら、もうこれ一択」
——@thespookybookclub

「怒り、ユーモア、スリル満載」― The Times紙
「激しい暴力と素晴らしい優しさが交互に訪れる」― The Guardian紙
「女の力を描いた、シャープでストイックな物語」― Los Angeles Times紙
「手に汗握る、壊れないスリラー」― Tokyo Weekender
「優しくも怒りに満ちたこの犯罪サーガは、オオタニの次作を待ち望まずにいられない」― Publishers Weekly

暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會会長の一人娘の護衛を任される。二度読み必至、血と暴力の傑作シスター・バイオレンスアクション、ついに文庫化。

著者について
王谷 晶(おうたに・あきら)
1981年生まれ。小説家。
暴力やジェンダー、権力構造を主題に、鋭く切り込む作風で注目を集める。
本作『ババヤガの夜』で、ダガー賞翻訳部門を受賞し、国際的評価を決定づけた。

出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社
発売日 ‏ : ‎ 2023/5/9
言語 ‏ : ‎ 日本語
ペーパーバック ‏ : ‎ 208ページ
寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.2 x 14.9 cm

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