引き裂かれた心について私に言える、スプーンひと匙ほどのこと(サイン本)
関根 愛(著)
「わたしは乗り越えない。わたしは痛みとともに行く。」
テーマは
傷と痛みのむきあいかた/「書く」ということの恩恵/ 家族関係の愛と理不尽
“ある女性が自分自身の傷としん、とふたりきりになり、今までとこれからについて書き置いたメモ”という形をとった、痛みと喪失にまつわる私的な断片の物語。
目次
-傷、哀しみ、喪失、苦痛ーーー
引き裂かれた心についての自然と態度の断片メモ-
A.「痛い」と認める
B. あなたが傷つくかどうかは、あなたがえらべる
C. 傷を味わう/傷と創造
E. 傷のあるがままーーーあるいは、そのままでいい
F. Can you feel or imagine the pain of people who... ?
2023 年末から ZINE 制作を始め、エッセイ、旅行記、短編小説集などを刊行してきた関根愛(めぐみ)の5冊目の作品です。
著者について
関根 愛(せきね めぐみ)
文筆家、映像作家。これまでZINE『やさしいせかい』(エッセイ/5刷)、『ひとりでいく』(旅行記/5刷)
『憶えている人vol.1』(不定期刊行シリーズ/3刷)、『⻘い靴をはいて歩く』(短編集/2刷)を刊行、累計販売数は4,000部。
他に、共著『ある回復の記録』(日記集/在庫切れ)。
映像作品に、ひとりでご飯をたべる人々を撮影したインスタレーション作品『ひとりで食べる/Eat Alone』(2022)、全国各地の高齢女性のライフヒストリーを記録する動画シリーズ『ばあばのおだいどこから』(2023〜)など。
上智大学英語学科在学中より、役者として十年間活動。神奈川県の⻄湘地域が拠点。
発行日:2025/12/21
初版 第1 刷
印刷・製本...株式会社イニュニック
全52ページ


