新しい教養としてのポップカルチャー ーー マンガ、アニメ、ゲーム講義
内藤 理恵子 (著)
出版社 : 日本実業出版社
発売日 : 2022/2/28
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 288ページ
メインカルチャーが崩壊して久しく、人文系学問は無用呼ばわりされ、自然科学も実用一辺倒に終始する現在、教養や文化について、マジメに、深く問う意味はあるか? 思想ばかりでなく、アートやファンタジーの汲めども尽きぬ源泉だった哲学や文学、自然科学のエッセンスはポップカルチャーに結実している。アニメ、マンガ、ゲームにはまり込み、その“沼"を歩んできたロスジェネ世代の宗教学者による「ポップカルチャー教養主義」宣言!
著者について
内藤 理恵子(ないとう りえこ)
1979年生まれ。哲学者、宗教学者。博士(宗教思想)。2002年、南山大学文学部哲学科卒業(現在は人文学部に統合)。2010年、南山大学大学院人間文化研究科宗教思想専攻博士後期課程修了。
現在、南山大学宗教文化研究所非常勤研究員。
著書に『「死」の哲学入門』『「死」の文学入門』(小社)、『必修科目鷹の爪』(KADOKAWA/プレビジョン)、『あなたの葬送は誰がしてくれるのか』(興山舎)などがある。
2022年1月から中日新聞、東京新聞で「やわらか文化論 ポップカルチャーのススメ」を連載中。