早稲田古本劇場
向井透史 (著)
今日も、百円の本を売って、日々の糧に変えていく──
古本屋二代目店主の2010年8月から2021年12月の日々。
「閉店後、シャッターを下ろした店内で仕事をしている。軽い孤独感に包まれて、本に値段をつけている。今年も、その繰り返しを地道にやっていくしかないのだ。」(本文より)
著者について
1972年東京生まれ。早稲田の古本屋「古書現世」の二代目店主。柔道に明け暮れる高校生活を送った後、なんとなく手伝っているうちに父親が独立開業した「古書現世」を受け継ぐことに。古本屋稼業は三十年を越え、酸いも甘いも知り尽くす。著書に『早稲田古本屋日録』(右文書院)、『早稲田古本屋街』(未来社)がある。
出版社 : 本の雑誌社
発売日 : 2022/8/26
言語 : 日本語
単行本 : 380ページ