空気の日記

松田朋春 (著), 新井高子 (著), 石松佳 (著), 覚和歌子 (著), 柏木麻里 (著), カニエ・ナハ (著), 川口晴美 (著), & 16 その他

ロナ禍の1年間、休むことなく書き続けた詩人たちの日記はリアルで、詩的で、いつまでも心に残り続ける。
この時にしか書けなかった貴重な記録です。

【参加した詩人】

新井高子 石松佳 覚和歌子 柏木麻里 カニエ・ナハ
川口晴美 河野聡子 さとう三千魚 白井明大 鈴木一平
ジョーダン・A・Y・スミス 田中庸介 田野倉康一
永方佑樹 藤倉めぐみ 文月悠光 松田朋春 三角みづ紀
峯澤典子 宮尾節子 山田亮太 四元康祐 渡辺玄英



【呼びかけメールより】

未曾有の事態なので様々な出来事は記録されていきますが、人々の感情の変化の様子をしっかり留めておくべきではないかと思いました。
そこで、詩人のみなさんと手分けして『空気の日記』をつけていきたいと思いつきました。
その日の出来事とその時の感情を簡潔に記していく輪番制の日記です。
せっかくなので詩のかたちで書けるといいなと思います。空気の叙事詩。

著者について
【著者プロフィール】
松田朋春(まつだ・ともはる)
プランナー。詩人。グッドアイデア株式会社代表取締役。株式会社ワコールアートセンター/スパイラル シニアプランナー。グッドデザイン賞審査委員歴任。ポエトリーコレクティブ「oblaat」代表世話人。

新井高子(あらい・たかこ)
神奈川県横浜市在住。詩集に『タマシイ・ダンス』『ベットと織機』など。編著に『東北おんば訳 石川啄木のうた』。

石松佳(いしまつ・けい)
1984年生。2019年第57回現代詩手帖賞受賞。2021年第71回H氏賞受賞、同年第57回福岡県詩人賞受賞。2022年第46回福岡市文化賞受賞。

覚和歌子(かく・わかこ)
作詞家。ポップス、合唱曲、校歌などこれまでに数百編を作詞。映画「千と千尋の神隠し」主題歌の作詞でレコード大賞金賞、第25回日本アカデミー賞協会特別賞(主題歌賞)。詩集「ゼロになるからだ」など著作多数。

柏木麻里(かしわぎ・まり)
詩人。第三十三回現代詩手帖賞受賞。詩集『蝶』(思潮社、二〇二〇年)の詩により第四回国際微詩賞銀賞受賞。他に詩集『音楽、日の』『蜜の根のひびくかぎりに』など。

カニエ・ナハ
詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー、2015年エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉、2016年詩集『用意された食卓』(2015)で第21回中原中也賞。詩を軸にさまざまな活動を行っている。

川口晴美(かわぐち・はるみ)
福井県小浜市出身、東京在住。最新詩集『やがて魔女の森になる』(思潮社)。他に、詩集『半島の地図』(第10回山本健吉文学賞)、『Tiger is here.』(第46回高見順賞)など。

河野聡子(こうの・さとこ)
詩人、書評家。ヴァーバル・アート・ユニットTOLTA代表。「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」メンバー。詩集に『時計一族』 『やねとふね』『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』。

さとう三千魚(さとう・みちお)
秋田県雄勝郡羽後町生まれ。Webサイト「浜風文庫」運営。詩集「はなとゆめ」「浜辺にて」「貨幣について」「山崎方代に捧げる歌」。

白井明大(しらい・あけひろ)
2004年、第1詩集『心を縫う』を上梓。『生きようと生きるほうへ』で丸山豊記念現代詩賞。『いまきみがきみであることを』『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』ほか著書多数。

鈴木一平(すずき・いっぺい)
1991年、宮城県生まれ。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2016年に第一詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。

ジョーダン・A・Y・スミス
主に神楽坂で執筆する詩人、翻訳家、文学・翻訳の研究者(元准教授)。代表作『SYZYGY・朔望』2020年出版。翻訳者として吉増剛造、古川日出男、三木悠莉、三角みづ紀、文月悠光などの英訳も行う。

田中庸介(たなか・ようすけ)
詩人、細胞生物学者。1969年東京生、詩誌「妃」主宰。詩集に『山が見える日に、』『スウィートな群青の夢』『モン・サン・ミシェルに行きたいな』『ぴんくの砂袋』(詩歌文学館賞)。

田野倉康一(たのくら・こういち)
1960年東京生まれ。2002年、詩集『流記』にて第13回歴程新鋭賞受賞。単行詩集5冊、現代詩文庫、共著4冊、編書1冊、その他展覧会図録多数。「洗濯船」同人。

永方佑樹(ながえ・ゆうき)
藤沢市片瀬在住。2019年詩集『不在都市』で歴程新鋭賞、2012年詩と思想新人賞を受賞。執筆活動の他、水等の自然物やテクノロジーを使用し、詩を立体的に立ち上げる立体詩を国内外で展開。

藤倉めぐみ(ふじくら・めぐみ)
俳優、詩人。神奈川県藤沢市出身。大分県耶馬渓町在住。ラジオ等の声を使った表現を中心に活動した後、舞台演劇に活動の場を移しダンス作品にも出演。

文月悠光(ふづき・ゆみ)
詩人。1991年北海道生まれ。第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(ちくま文庫)で中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞受賞。詩集に『わたしたちの猫』など。エッセイ集に『洗礼ダイアリー』『臆病な詩人、街へ出る。』。

三角みづ紀(みすみ・みづき)
北海道札幌市在住。第一詩集で中原中也賞を受賞。第二詩集で南日本文学賞を受賞。一カ月の間、欧州を旅して執筆した第五詩集『隣人のいない部屋』で萩原朔太郎賞を受賞。

峯澤典子(みねさわ・のりこ)
一九七四年茨城県生まれ。二〇一四年、第二詩集『ひかりの途上で』でH氏賞受賞。そのほかの詩集に『水版画』『あのとき冬の子どもたち』『微熱期』。

宮尾節子(みやお・せつこ)
高知県出身。飯能市在住。詩集『かぐや姫の開封』『妖精戦争』『ドストエフスキーの青空』『恋文病』『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』など。

山田亮太(やまだ・りょうた)
東京都在住。詩集に『ジャイアントフィールド』『オバマ・グーグル』『誕生祭』。TOLTAメンバー。

四元康祐(よつもと・やすひろ)
一九五九年生まれ。詩集『フリーソロ日録』など。

渡辺玄英(わたなべ・げんえい)
福岡市中央区在住。詩集『海の上のコンビニ』『火曜日になったら戦争に行く』『星の(半減期 』等。

出版社 ‏ : ‎ 書肆侃侃房
発売日 ‏ : ‎ 2022/7/29
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 464ページ

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