計画書
コウイチ (著)
動画クリエイター・コウイチが放つ、異色の初小説
「あーあ、映画館と書店が潰れていなかったら少しはマシだったのに」
舞台は平凡でどこにでもありそうな名もなき町。
しかしある時から、その町では起こりそうもないような物騒な事件が頻発するようになる。
一方、二人の警察官は「100万円の家」と呼ばれる廃墟で一冊の本を発見する。表紙に「計画書」とだけ書かれた本には、その町で実際に起きた事件と同じ内容が綴られていた。しかしそれらの物語は「結末」の部分が少しずつ違っていて……。
著者について
コウイチ:1996年、北海道生まれ。高校1年生のときにYouTubeチャンネル「kouichitv」を開始。3分以内の自作自演によるショートコメディが主で、ホラーやSF、都市伝説など様々な要素を取り混ぜたシュールな世界観が支持を集める。2018年には札幌短編映画祭で「最悪な一日」が特別賞を受賞。著書にフェイクエッセイ『最悪な一日』(KADOKAWA)がある。
出版社 : KADOKAWA
発売日 : 2023/3/1
言語 : 日本語
単行本 : 216ページ