ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)

奈倉 有里 (著)

シリーズ「あいだで考える」創刊!

不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。



『ことばの白地図を歩く――翻訳と魔法のあいだ』

ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、
自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、
他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。
「異文化」の概念を解きほぐしながら、
読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、
読者と一緒に“クエスト方式”で考える。
読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。
(装画:小林マキ)



※制作中のため、変更の可能性があります。

はじめに 印刷機からのメッセージ

1章 ことばの子供時代 ── 地図をひろげてみる
    ことばと出会う
    宝の地図にひそむ妖怪
    ことばの子供時代
    目標を考えてみる
    コラム 占いを味方につける

2章 文化の選びかた ── 地図を歩きはじめる
    好きな文化を担っていい
    エレベーターと換気窓
    あなたの防寒はどこから? 
    故郷の味は自分で選べる
    コラム ロシアの四季

3章 ほん【ヽヽ】との魔法 ── 森に入っていく
    魔法を知る
    魔法の分解
    魔法使いは、いい詐欺師? 
    コラム 迷信を楽しむ

4章 こいつは四角い関係だ ── 宝箱の見つけかた
    目的を見極める
    体験を確かめる
    連想と喚起力を翻訳する
    四角関係の誰になる? 
    コラム 内気な語学のすすめ

おわりに 旅のゆく先

翻訳と魔法のあいだをもっと考えるための作品案内

著者について
奈倉有里
1982年東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。
ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業。
著書『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス)で第32回紫式部文学賞受賞、
『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞受賞。
訳書に『亜鉛の少年たち』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店、
日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞)『赤い十字』(サーシャ・フィリペンコ著、集英社)ほか多数。

出版社 ‏ : ‎ 創元社
発売日 ‏ : ‎ 2023/6/14
単行本 ‏ : ‎ 160ページ

¥1,540

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