街の人生
岸 政彦 (著)
本書には5名のライフヒストリーが収録されています。子どものころに南米から日本に移住し、やがてゲイとしての自分に気づいた人。夜の世界でなんとか自分の生きる場所を切り開いてきた「ニューハーフ」。満州で生まれ、波瀾万丈の人生の果てに大阪でホームレスをしていた男性。さまざまな人たちが語る、「普通の人生」の物語です。
著者について
岸 政彦(きし まさひこ)
1967年生まれ. 立命館大学大学院先端総合学術研究科教授. 大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学. 博士(文学). 専攻は社会学. 著書に『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版, 2013年), 『街の人生』(勁草書房, 2014年), 『断片的なものの社会学』(朝日出版社, 2015年), 『質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学』(石岡丈昇・丸山里美と共著, 有斐閣, 2016年), 『ビニール傘』(新潮社, 2017年), 『はじめての沖縄』(新曜社, 2018年)などがある.
出版社 : 勁草書房
発売日 : 2014/5/30
言語 : 日本語
単行本 : 306ページ