三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

三枝 玄太郎 (著)

世の中は毎日、たくさんのニュースであふれています。経済、政治、国際……分野はいろいろありますが、最も身近なのが事件や事故に関連するニュースではないでしょうか。
 では、「警察は認否を明らかにしていません」とは、どういう意味でしょうか?
 「大規模な捜索」って何人体制のことでしょうか?
 「命に別条ありません」というとき、被害者に意識はあるのでしょうか?
 告訴と告発の違いは? 起訴と不起訴の差とは? ――すべてに即答できる人はそういないはずです。
 本書は、こうした「ニュースの言葉」のポイントとその背景を、元新聞記者がわかりやすく説明します。

レビュー
【目次情報】
第1章 逮捕ってそもそも何なの?
第2章 取調室では何が起きているのか?
第3章 「命に別条はない」と「意識あり」はどう違う?
第4章 火事や失踪ほど難しい事件はない
第5章 「超」踊る大捜査線――現実は刑事ドラマより奇なり!?
第6章 事件ニュースが「ぼやけて」きている?
第7章「夜討ち朝駆け」は風前の灯火か?
第8章 大新聞で事件記事が減っている?
第9章 それでも事件記者は走る
著者について
三枝 玄太郎(サイグサ ゲンタロウ)
フリーライター、元産経新聞記者
1967年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1991年、産経新聞社入社。静岡支局、東京社会部(警視庁、国税庁、国土交通省などを担当)、大阪社会部(大阪国税局担当)、東北総局次長などを経て、2019年退社。WEB編集チームとしてネット記事制作の専門部署にも在籍した。著書に『十九歳の無念』(角川書店)。現在はYouTube「三枝玄太郎チャンネル」で日々のニュースの解説動画を配信。インターネット番組「文化人放送局」レギュラー出演中。

出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社
発売日 ‏ : ‎ 2024/4/24
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 256ページ

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