ママヌマ~ママになったら沼でした
しりひとみ (著)
【【【爆笑・号泣注意!】】】
「住んでるマンションを退去したら被告になった話」で話題のnoteで大人気の著者、初著書!
笑って泣いて、感情のジェットコースター254ページの先、
ラスト見える世界が激変する異端の育児エッセイ、ここに爆誕(オギャァ)!
オズワルド伊藤俊介氏、絶賛!
「泣いてもいいし笑ってもいい丸裸な母の日常(リアル)」
産前、SNSで「子育て」と検索すると、辛い・苦しい話ばかりが目につき育児に恐怖を感じていた著者。
実際に子を持ってみて、初めて知った感情や嬉しい感動を、ユーモアあふれすぎる文章と等身大の視点でつづる。
子に振り回され、子のかわいさに癒される「地産地消」の日々を描く、抱腹絶倒必至のエッセイ!
――こんな私が、母になれるのだろうか。
そもそも家事も苦手で、自炊なんてほとんどしないし、裁縫だっていつも取り返しがつかなくなって
途中からセロハンテープを駆使してしまうような人間である。しかも、子どもが特別好きというわけでもない。
「子どもたちを笑顔に!」という標語を見ても「私も笑顔にしてほしいのだが?」としか思わないくらいだった。
でも、いざ産まれたら……他人・子どもに興味ゼロだったのに…わが子、無限に推せる!!!
怒涛の毎日に体力的、精神的にしんどくなるときもあるけど、
息子の圧倒的かわいさ&成長の喜びという極上のインセンティブによって、どうにかこうにか頑張れてしまう。
息子のおしっこを浴びても、ちょっとした通り雨を浴びたくらいの、さわやかな気持ちにすらなる。
子どもを育てるのがこんなに刺激的で面白いだなんて、赤ちゃんがこんなにかわいいだなんて、
誰か、事前に教えてほしかった。
もう産前の生活には戻れない。 この状況一言で表すならば、一度入ったら抜けられない「沼」……!
30年ちょっと生きてきて、自分のことを全部知ったつもりになっていたが、まだ未開封のままの感情があったなんて。
人生のA面からB面への隠し通路を見つけたような気分だ。
<本文より一部抜粋・編集>
読んだらきっと、自分と世界がちょっと愛おしくなる。
現役お母さん・お父さん、プレママ・プレパパはもちろん、
“かつて赤ちゃんだった”すべての人に読んでいただきたい内容です! ぜひ、必ず最後までお読みください!
著者について
会社員ライター。才気煥発な企画力と、笑いを巻き起こす文章力で人気を集める。
2019年にnote記事「住んでるマンションを退去したら被告になった話」がオモコロ杯で佳作を受賞し、SNSで話題となる。
その後、「エキサイトニュース」、「デイリーポータルZ」、「マイナビウーマン」、「LINE MUSIC」など数々のメディアで執筆。
ペンネームは「ひとみしり」を並び替えたものだが最近克服しつつあり、
「本当に人見知りなんですか?」と聞かれるたびに「すみません」と思っている。本書が初の著書。
出版社 : 大和書房
発売日 : 2022/9/22
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 264ページ