ワンルームから宇宙をのぞく
久保勇貴 (著)
「空を飛ぶこと」に異様な執着を持つ若者は、
宇宙飛行士になることを目指して、
東京大学の航空宇宙工学科へ。
そして、やがてJAXAの門を叩く。
宇宙のなかに、日常がある。
日常のなかに、宇宙がある。
笑っちゃうくらい壮大な宇宙と
手のひらサイズの日常をダイナミックに行き来する
新感覚の宇宙工学エッセイ!
著者待望のデビュー作。
【目次】
●はじめに ●ワンルームから宇宙をのぞく ●あの日、宇宙人になれなかった僕へ ●ガウスびっくり、僕らぐんにゃり ●フィボナッチ、鹿児島の夏 ●ノンホロノミック、空を飛ぶ夢 ●お布団が好き、で、トレミーの定理 ●重量リソース/有限の愛(システム設計) ●ボイジャー、散歩、孤独、愛 ●父ちゃんとじいちゃんとコロナと太陽 ●カオスと後悔の物理学 ●後輩クンとはやぶさとバブル ●影を見ている⇔自分を見ている ●宇宙の旅行、十字の祈り ●糸川英夫と、とある冬の日 ●選んでも選ばれてもない ●呪/祝いたい ●巨人の腰にぶら下がる ●おわりに
著者について
久保勇貴(くぼ・ゆうき)
1994年、福岡生まれ、兵庫育ち。JAXA宇宙科学研究所研究員。2022年、東京大学大学院・博士課程修了。博士(工学)。宇宙機の力学や制御工学を専門としながら、JAXA宇宙科学研究所のさまざまな宇宙探査プロジェクトに携わっている。ガンダムが好きで、抹茶が嫌い。大きな音はもっと嫌い。
出版社 : 太田出版
発売日 : 2023/3/24
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 224ページ