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書物とデザイン

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松田行正 (著)

かたい書物からやわらかい本へ。

文字が発生した紀元前から活版印刷、写植を経てDTPに至る現在まで、古今東西の長大な歴史を網羅。

50年以上グラフィック・デザインに携わってきた松田行正の集大成にして、「書物とデザイン」の歴史を追う決定版!

かつて人の手によって写され、豪華に装飾され、堅牢な表紙を持った「書物」は、いかにして軽く、カラフルで遊びに満ちた現代の「本」となったのか。

文字の発生から、なぜ冊子の形になったのか、現代の本や文章にも影響する書式が生まれた経緯や、アラビア文化が及ぼした影響の大きさ、日本や中国の書物や紙、音読から黙読への移行、印刷術や書物の小型化の歴史など、字体にまつわるエピソードなど、古今東西の話題をあまねく網羅し、4000年近くにわたる歴史を展開。

さらに、紙の誕生や、著作におなじみの小口印刷の秘密、書式についてのこぼれ話など読みどころ満載のコラム、現場を目の当たりにしていた著者だからこそ語れる、活版印刷・写植、DTPへと至る「印刷技術の発展とデザイン」、古代から現代まで為政者やイデオロギーによって書物や本が燃やされていた歴史をまとめた「焚書史」など、付録も充実。

遊びと冒険に満ちた「書物とデザイン」の歴史を一望できる、永久保存版!

本の未来のために、本を立体物としての書物たらしめた要素をまとめてみたいとおもった 「はじめに」より

【内容抜粋】※一部

❖ 冊子本

文字の登場/粘土板からパピルスへ/竹簡による巻物の登場/ロウ板と羊皮紙/冊子の登場 etc.

❖写本

カロリング・ルネサンスの写本事業/分かち書きの登場/読みやすさと「出版業」/音読から黙読への移行/イスラム文化の貢献、紙と数字/平安ルネサンス/書物の収納の仕方/花切れ誕生 etc.

❖印刷本

書物のあり方を変えた印刷術/グーテンベルクと活版印刷/印刷は大型設備産業/金属活字とカバラ/手触りと重さ、余白/インキュナビュラ時代 etc.

❖ 小型本

小型本革命/『ポリフィルス狂恋夢』の編集的試み/「装飾」から「デザイン」へ/宗教改革と印刷/識字率と女性差別/大量生産の負の側面/小型本の装飾化も進む etc.

❖ 仕掛本

「驚異」をかたちにした仕掛本/「動く絵」の影響/「日本の黄表紙/啓蒙思想が生んだ奇書/レイアウトの冒険がはじまる/進化する文字表現/フランスにおけるカラー革命 etc.

❖並製本

マラルメの冒険/モリスのフォーマット/書体デザインとモダニズム/ヨーロッパの並製本/アメリカの並製本/マーダーシュタイクの造本革命/チヒョルトのこだわり etc.

❖ 冊子本(コデックス)

触感本の可能性/バブリーな紙と触感本のゆくえ/手触り感とコデックス本/おもちゃとしての本/ミニチュア本 etc.

著者について
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37 回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。著書に、『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店)、『デザインの作法』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『独裁者のデザイン』(河出文庫)、『眼の冒険』『線の冒険』(ちくま文庫)、『RED』『HATE !』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート& デザイン表現史』『戦争とデザイン』(左右社)などがある。

出版社 ‏ : ‎ 左右社
発売日 ‏ : ‎ 2024/10/7
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 464ページ
寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 5 cm

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