十二月の十日
ジョージ・ソーンダーズ (著), 岸本佐知子 (翻訳)
中世テーマパークで働く若者、愛する娘のために賞金で奇妙な庭の装飾を買う父親、薬物実験の人間モルモット……。ダメ人間たちの愛情や優しさや尊厳を独特の奇想で描きだす全米ベストセラー短篇集。
ジョージ・ソーンダーズ
1958年テキサス州生まれ。一見なにげない日常を奇妙な想像力で描く現代アメリカを代表する作家。
邦訳に『リンカーンとさまよえる霊魂たち』(ブッカー賞)、『短くて恐ろしいフィルの時代』など。
岸本佐知子
翻訳家。訳書にS・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、
M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、L・ベルリン『掃除婦のための手引き書』など。
出版社 : 河出書房新社
発売日 : 2019/12/11
言語 : 日本語
単行本 : 296ページ
寸法 : 14 x 2.7 x 19.8 cm