100年後あなたもわたしもいない日に(土門さんサイン本)
一首と一枚で、日常の“切り取り”をそっと重ねる歌画集。
静かな言葉(短歌)に、余白の多い絵が寄り添い、ページをめくるごとに視線の角度が少しだけずれます。テーマは、時間と不在――それでも続いていく生活の手触り。夜、1〜2首ずつ読むと、ふと胸の奥に風が通ります。
短歌×イラストの掛け算で、情景が立ち上がる
余白が多く、読むたびに違って見える可変の読後感
本そのもののつくりを味わう楽しさ(めくる体験が心地いい)
詩歌が初めての方にも、入口としてやさしい
コーヒーが冷める速さで読めるのに、余韻は長い。
忙しい人の枕元に置いてほしい一冊です。
土門蘭 (著), 寺田マユミ (著)
「自由闊達にして緩急自在の線を引く寺田マユミのイラスト。 そして抽象と具体のあわいを妙と詠む土門蘭の短歌。 そんなふたりが出会って、歌集でもあり、画集でもある本ができました」 『100年後あなたもわたしもいない日に』は、〝トリミング〟をテーマにした短歌とイラストの本です。 日常の風景を言葉と絵で切り取り、掛け合わせ、一首ごとに新しい構図から世界を見るような仕掛けを作りました。 表紙がトリミングされる小窓付の函、切り抜かれた紙面、自由に遊ぶ活字。 ページをめくるごとに本を読むという楽しさを存分に味わっていただける一冊です。 描き下ろし・書き下ろしの、寺田マユミのコミック、土門蘭のエッセイも収録しています。
著者:土門 蘭(文)/ 寺田 マユミ(絵) 編集:柳下恭平 デザイン:岸本敬子 仕様:文庫サイズ、函入り ◆随時出荷予定。 【著者プロフィール】 文・土門 蘭(どもん らん) 文筆家。1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。2017年文鳥社を設立。本作が初めての著書。 絵・寺田 マユミ(てらだ まゆみ) イラストレーター。1969年兵庫出身、大阪在住。甲南大学文学部英文学科卒。アクリルガッシュ、マーカー、鉛筆等で制作。書籍、雑誌、広告、展示等で活動中。著書に『きっといい日になりますように』(かもめブックス叢書)。
出版社 : 京都文鳥社
発売日 : 2017/1/1






