ラジオ最強説
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橋本吉史 (著)
TBSラジオ『タマフル』『アトロク』『生活は踊る』――
宇多丸、ジェーン・スーのラジオの生みの親にして
番組立ち上げ実績、業界最大級のプロデューサーが、
「なぜラジオは最強コンテンツなのか?」を完全言語化!!
2000年代のラジオ激動期を闘い、辿り着いた「これからのコンテンツ作り」の奥義とは!?
Podcastが隆盛する、音声コンテンツ時代を勝ち残る秘訣、ここに凝縮!
宇多丸、ジェーン・スーとのロング対談もダブル収録!
【宇多丸さん】
ラジオ最強説? はぁ⁉……でもさ、どこかでこっそり勝手にやってる感じ。
そのバレてない感が、いいんじゃないの?(笑)
【ジェーン・スーさん】
ラジオ最強説、つまり、天津丼かもね。たまたま食べたら「うまいじゃん」。
でも味はずっと変わらない。天津丼は変わる理由がない。
【もくじ】
第1章 ラジオは最速で最小なメディアだから、最強
第2章 ラジオは企画で勝負できるから、最強
第3章 ラジオは人と企画の掛け算だから、最強
対 談 橋本吉史×宇多丸
第4章 ラジオは安定供給システムだから、最強
第5章 ラジオは永久機関だから、最強
対 談 橋本吉史×ジェーン・スー
第6章 ラジオはコミュニティをつくるから、最強
第7章 ラジオは「聞けば、見えてくる」から、最強
第8章 ラジオは無限に拡張できるから、最強
終 章 ラジオは進化し続けるから、最強
はじめに
私は、ラジオが最強だと気づいてしまった。正確に言えば「現在、過去、未来においてもラジオが最強」だと気づいたのだ。
ラジオは100年の時を越え進化し続ける。
「正しく古いものは、永遠に新しい」
という格言でドヤりたいところだが、もしかしたら、この曖昧な褒め方がラジオの言語化を阻んできたのかもしれない。わからない人はわからないままだ。
ラジオの魅力は確実にある。なおかつ、人間にとって重要な何かがそこにある。あるのは間違いないのに、つかみどころが難しい。
いわば、ラジオの強みとは、ダークマターなのだ。
今の技術ではまだ計測できないだけだ。
人は計測しやすいものだけを計測し、計測できないものは存在しないと思い込む。あまりに非科学的だ。重要なことこそ、複雑で複合的。単純化すると本質を見失う。今は何でも言語化するのが正義と言われるが、「言語化できないから良いんだよ、ラジオはわかる人がわかればそれでいいだろ」という意見も一理ある。
でも、存在することがわかっているダークマターを可視化させないままで良いわけはない。宇宙の85%を構成する暗黒物質が計測できたら、この世界の真理が解明されるように、ラジオの強みが言語化されて数値化されたら、人間社会の真理が解明されるかもしれないからだ。
だから、どうにか言語化したい。計測したい。もう我々は「ラジオって良いね」という抽象表現に癒されながら、時代の砂漠を彷徨ってはいられない。
そろそろ、ラジオ界のスーパーカミオカンデを動かすときだ。
著者について
橋本吉史(はしもと・よしふみ)
元TBSラジオプロデューサー/配信者
1979年富山県高岡市生まれ。一橋大学商学部卒。TBSラジオに入社後、「ウィークエンド・シャッフル」「ジェーン・スー 生活は踊る」「アフター6ジャンクション」など数々の人気番組を企画・立ち上げてきた名物プロデューサー。担当番組ではギャラクシー賞など受賞多数。2020年にはAudio Movie®「令和版・夜のミステリー」でJAPAN PODCAST AWARDエンタメ部門を受賞。2024年に独立後は、ラジオ番組やPodcast、ゲーム内ラジオ、街歩き音声サービス、Twitch配信まで横断し、「終わらないラジオ番組」としてのコミュニティづくりに挑む一方、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS審査員や講演活動も務めている。
出版社 : イースト・プレス
発売日 : 2026/3/26
言語 : 日本語
本の長さ : 354ページ
寸法 : 18.8 x 12.8 x 2 cm
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