教養としての「会計」入門
金子 智朗 (著)
大好評既刊『教養としての○○』シリーズ第7弾!
決算書の構造、発生主義・原価主義といった原理原則、在庫の功罪、のれん、固定資産の減損、ROEやCCCといった指標、限界利益、税金と会計の関係など、財務会計、管理会計、税務会計の基本のところから個別論点までを幅広く深く学べる一冊です。会計を知り尽くす企業研修やビジネススクールの人気講師が豊富な図表や現実の企業事例を交えて、本当にわかりやすく解説します。会計中級者は今までスルーしてきた会計の本質がストンと腹落ちします!
レビュー
◆会計の超基本から論点まで幅広く、深く学べます!
「会計は退屈で、わかりにくい」と思っているビジネスパーソンや学生に向けて、会計を知り尽くす企業研修やビジネススクールの人気講師が、財務会計、管理会計、税務会計の超基本から論点までを網羅的に、かつ豊富な図表を交えて本当にわかりやすく解説します。
会計の存在理由、発生主義・原価主義といった原理原則、決算書の構造、在庫の功罪、限界利益、のれん、固定資産の減損、ROEやCCCといった指標、財務会計の個別論点、財務会計と管理会計の違い、経営判断への管理会計の活用法、税金と会計の関係など幅広くカバーしており、本書を一冊読むだけで会計全般の基礎知識を深く学ぶことができます。
◆実際の企業実例など、初学者が興味をもつような話題が満載!
「Googleにおける議決権比率」「トヨタのかんばん方式の本質」「ユニクロの誤算」「三菱商事と三井物産の歴史的赤字をどう見るか?」「東芝は一発で債務超過に」「驚異的なAppleのCCC」「オリエンタルランドはセオリーを知らない?」など、実在する会社の事例や話題を随所に盛り込み解説しているので、会計とビジネスの現実が結びつき、初学者でも楽しみながら、どんどん読み進めることができます。
◆会計の本質がストンと腹落ちする会計入門書の最高傑作!
収益と収入の違い、価額と価格の違い、B/Sが左右一対になっている理由、金額を3桁ごとに区切る理由、過剰在庫がNGの理由、子会社となる条件、包括利益の意味、原価主義と時価主義、収益認識基準など、会計を学ぶときにモヤモヤしてスルーしてしまいがちなポイントについても、本書を読めば、明確な答えと、その根拠がしっかり理解できます。会計をひと通り学んだ中級者にとっても、目から鱗の会計知識が満載なので、独学で会計の教養レベルを高めたい人にも最適な一冊です。
著者について
金子 智朗(かねこ・ともあき)
コンサルタント、公認会計士、税理士。
1965年生まれ。東京大学工学部、同大学院修士課程修了。日本航空(株)において情報システムの企画・開発に従事しながら公認会計士試験に合格後、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(現PwCコンサルティング)等を経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表。会計とITの専門性を活かしたコンサルティングを中心に、企業研修や各種セミナーの講師も多数行なっている。名古屋商科大学大学院ビジネススクールの教授も務める(ティーチング・アウォード多数回受賞)。
『MBA財務会計』(日経BP)、『「管理会計の基本」がすべてわかる本』(秀和システム)、『ケースで学ぶ管理会計』『理論とケースで学ぶ財務分析』(以上、同文舘出版)など著書多数。
出版社 : 日本実業出版社 (2023/4/18)
発売日 : 2023/4/18
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 320ページ